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更新日:2015年1月17日

市長随想(広報かしわざき平成25年7月5日号)

このページは、「広報かしわざき」に掲載した記事をもとに作成しています。

原子力発電所の新規制基準

画像:市長の似顔絵福島第一原子力発電所の事故によって、今求められているのは原子力発電所の安全確保であり、発電所の運転停止によって影響を受けている地域の経済・産業・雇用をどう守っていくかです。もちろん、事故により避難を余儀なくされ、ふるさとに帰れる見通しもなく、いまだに避難生活を送っておられる方々のことも忘れるわけにはいきません。

原子力発電所の安全性については、福島の事故を踏まえて新たに発足した国の原子力規制委員会が、審査し確認することになり、そのための新しい規制基準が、このたび正式に決まりました。その新規制基準によって、原子力発電所の安全対策は従来よりも厳しくなり、安全性は相当高まることが期待されます。しかし、その内容は極めて専門的であり、一般の市民の皆さんが理解するのは容易ではありません。したがって、市として原子力規制委員会に対し、新規制基準の内容を分かりやすく説明するように申し入れをしています。「シビアアクシデント(苛酷事故)が起こった場合にどのような対策が取られるのか」「原子炉施設の地盤・活断層に対する考え方」「使用済核燃料の処理・処分についての対処方針」など7項目です。福島の事故により、原子力発電所が絶対に安全とは言えなくなった今、新規制基準によって安全性が高まると言っても、それはどの程度なのか、残された課題は何かなど、確認しておかなければならない問題がいろいろとあります。

原子力の問題は極めて専門的な領域であり、基本的には事業者と国において責任を持って安全確認をすることが必要です。しかし、その場合でも、全てお任せではなく、その安全確認の内容についてしっかりとした説明を求め、私たちが理解し納得することが大切です。

私は先だって初めての手術を経験しました。手術に先立ち医師から、手術の内容について分かりやすく詳しい説明を受けました。基本的には手術は心配ないものの、小さい確率ではあるが不都合が起こる可能性もあるという説明です。医学的な治療については、患者は素人ですので専門家である医師に全面的に委ねるしかないのですが、このような分かりやすい説明を受け、自分で判断し、手術や必要な処置を受けることに自発的に同意する。これが医療におけるインフォームド・コンセントというものかと得心がいきました。原子力発電所の安全確保についても、これと同じようなインフォームド・コンセントが必要だと考えています。市民の皆さんが理解し判断できるように、国や事業に対して責任ある説明を求めていきたいと思います。

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