ホーム > 市政情報 > 市の概要 > 市長室 > 市長随想 > 平成27年度の市長随想 > 市長随想―安定ヨウ素剤(平成27年9月5日号)

ここから本文です。

更新日:2015年9月5日

市長随想―安定ヨウ素剤(平成27年9月5日号)

福島第一原発の事故から、間もなく4年半が経とうとしています。この間、国の原子力規制委員会は、この事故を踏まえて「原子力災害対策指針」と「新規制基準」を定めました。そして、新規制基準に適合しない原子力発電所の運転は認めないとしています。

新規制基準の運用開始以降、電力各社が原子力発電所などの適合性の申請をして、原子力規制委員会が審査を行っていますが、東京電力も、平成25年9月に柏崎刈羽原発6・7号機の適合性の申請をして、原子力規制委員会が現在審査を行っています。

そうした中で、九州電力の川内原発1号機が、新規制基準に適合しているとして、去る8月11日に運転を再開しました。

原子力発電所の安全確保は、事業者と国(原子力規制委員会)の責任において確実に行ってもらう必要があります。しかし、何事も絶対に安全ということはありません。したがって、市としては「原子力防災計画」そして「避難計画」を策定し、万一の場合に備えておく必要があります。既に、昨年7月に、その時点でまとめられる内容で「原子力災害に備えた広域避難計画(初版)」を策定しましたが、万一の事故への備えとしては、まだまだ多くの課題が残されています。安定ヨウ素剤の配布・服用もそのうちの一つです。

安定ヨウ素剤は、万一の原子力発電所の事故の際、環境に放出された放射性ヨウ素による甲状腺の内部被ばくを抑える効果がある薬です。安定ヨウ素剤を前もって服用することで、放射性ヨウ素剤が甲状腺にたまるのを防ぐことができるとされています。

画像:安定ヨウ素剤は1錠ずつ包装されています。服用は、行政の指示にしたがって行ってください。市は、緊急被ばく医療を担当する新潟県に協力して、9月から10月にかけて、発電所から5km圏内の即時避難区域(PAZ)の皆さんに、安定ヨウ素剤を事前配布します。配布に当たっては、説明会を開催しますので、当てはまる地区の皆さんは、ぜひ説明会に出席していただきたいと思います。発電所から5~30km圏内の避難準備区域(UPZ)の皆さんへの配布・服用については、新潟県と関係機関で現在検討を進めています。

なお、来年3月までに「防災ガイドブック(原子力災害編)」を発行し、各世帯に配布する予定です。安定ヨウ素剤の服用や避難計画の内容など、できるだけ皆さんに分かりやすくまとめたものにしたいと思っていますので、ぜひご活用ください。

平成27年市長随想一覧へ戻る

特によくある質問

お問い合わせ

総合企画部元気発信課情報発信係

新潟県柏崎市中央町5番50号 市役所 本館1階

電話番号:0257-21-2311

ファクス:0257-23-5112

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?