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更新日:2017年3月1日

1 「おいしい米」を守る方たち

柏崎の米はおいしくて安全!

柏崎は、きれいな水とこだわりの土作りで、おいしい米が生産されています。

また、安全で環境に配慮した米の栽培が毎年増えています。農薬や化学肥料の使用量を通常の5割以下に抑えて栽培された農産物は「県特別栽培農産物」に認証されます。柏崎は県特別栽培農産物の取り組み面積が増え続けています。

米のブランド化を進めています

安全で品質がよく、おいしい柏崎産米を多くの方に食べていただくため、米のブランド化の取り組みを進めています。

米作りの課題

おいしくて安全で品質のよい柏崎の米作りにも、課題があります。

課題1 作り手不足

年々、農家数と経営耕地面積が減っています。また、柏崎の農業就業人口の平均年齢は、68.8歳と高齢です(平成27年度時点)。

課題2 米の販売競争激化

農家ごとに米の生産量を調整し、需要と供給のバランスを維持する生産調整が、平成30年になくなります。これにより、産地間の販売競争が激化することが予想されます。

インタビュー

「米作りのこだわり」

市内の3人の農家に、米作りのこだわりを伺いました。

天候に左右されない稲を作る ―(有)山波農場 山波剛さん

山波さんは「天候に左右されない米作り」を心掛けているそうです。そのためには「苗作り」「土作り」「稲との会話」が重要になるそうです。

写真:作業服を着た山波 剛さんの上半身

 

写真:たくさんの穂をつけた稲

(有)山波農場の稲。できるだけ多く稲に会いに行き、稲の表情を見ます

Q(有)山波農場の稲は、雨風が強い日でも、倒れないことに驚きました。こだわりは

根のしっかり張る苗作りです。苗はハウス栽培が一般的ですが、田んぼで苗を作ることに、創業当初からこだわっています。田んぼで苗を作る方法は、手間とコストがかかるため、行っている農家は全国的に少ないです。

Qハウスで作る苗との違いは

苗の根が張るまでのスピードが速く、茎の太さ、葉の厚みも違ってきます。ストレスが少なく元気に育つ苗なので、穂が出るのが早いです。

Q「土作り」へのこだわりは

作物は根から全ての物を吸収するため「土作り」は重要です。土作りは1・2年で完成するものではありません。いろいろな栄養素がバランスよく土壌にあるように、毎年、土壌分析を行い、有機肥料や資材を勉強し、取り入れています。

Q「稲との会話」とは

水は足りているか、肥料は必要か、できるだけ多く稲に会いに行き、稲の表情を見るということです。稲は朝と夕方では表情が違います。10日に1回は、生育調査も行い、茎の本数・丈・葉の数や色を見ます。

Q(有)山波農場の創業のきっかけは

「地域の農地を守りたい」という思いから、創業者は(有)山波農場を立ち上げました。現在でもその理念は変わりません。これからも農地を守るには、組織が未来まで続くことが大事です。そのためには、従業員が働きやすい環境を作ることはもちろん、お客様に米を買ってもらって、経営を続けなくてはなりません。こだわりをもった米作りを続け、お客様の信頼と期待に応え続けていくことが大事だと思っています。

米のおいしさの追求と心遣い―田村農場 田村美子さん

写真:笑顔の田村美子さん

 

写真:おわんに入ったごはん

甘みが強く、粘りがあるのに粒が一つ一つしっかりしています

コシヒカリには、従来の品種と、病気に強く品種改良されたコシヒカリBLがあります(新潟県内のコシヒカリの9割以上がコシヒカリBL)。田村さんは、従来のコシヒカリにこだわって米作りをしています。

Q従来のコシヒカリの特徴は

コシヒカリBLと食べ比べてみると、甘みが強く、粘りがあるのに粒が一つ一つしっかりしています。県外の方からも、従来のコシヒカリを食べたいとご注文いただきます。

Q土作りへのこだわりは

魚のあらを使った、柏崎オリジナル肥料の「元気ゆうき君」を使っています。この肥料を使うと、米の甘みが強くなります。

Q米の販売でのこだわりは

米作りには手間とコストをかけていますが、おいしい米をいっぱい食べてもらえるように、価格を抑えています。お客様の使い勝手を考えて、小袋での販売も行っています。その他にも、梅雨時は米びつ用の虫よけを入れたり、ぬか漬けを作る方には、ぬかをプレゼントしたり、お客様の喜ぶ顔を想像しながら、商品を作ります。ちょっとした心遣いが喜ばれています。

Q米作りの原動力は何ですか

「いつもおいしい米をありがとう」というお客様からの感謝の言葉です。もっとおいしい米を作りたい! と元気をもらいます。

環境に配慮した米作り―(農)はまつだ生産組合 徳永久行さん

写真:作業服を着た徳永久行さん

 

写真:草むらの中でたくさんのホタルが飛んでいます

環境への取り組みの成果か、川にホタルが生息するようになりました

徳永さんは「環境にやさしい米作り」を心掛けているそうです。

Q環境に配慮した点は

用水路などの水田の整備も、草取りが大変ですが、コンクリートで埋めてしまわず、あえて土を残して自然な状態に整備しました。現在、農薬を抑えた栽培をするエコファーマーの認定を受けています。

Q土作りのこだわりは

米作りで出たもみ殻と、近隣の酪農家からもらった牛ふんを混ぜて、1~2年発酵させた肥料を作っています。米作りで出た廃棄物をまた米作りに活用することで、環境に配慮した土作りを行っています。

Q環境を考えた米作りの成果は

環境への取り組みの成果か、川にホタルが生息するようになりました。大変なことも多いですが、地域の農地と景観を守るため、がんばっていきたいと思っています。

 

 

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※これは、広報かしわざきの特集記事と同内容のものです。

広報かしわざき平成29年3月号(ナンバー1176)のPDF版でもご覧になれます。

 

特によくある質問

お問い合わせ

産業振興部農政課農業振興班 

新潟県柏崎市中央町5番50号 市役所 本館3階

電話番号:0257-21-2295

ファクス:0257-24-7714

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