市長定例記者会見概要(2018年5月2日)

市長定例記者会見(2018年5月2日)のお知らせ

移住ガイドブックの説明をする若手職員の写真

移住ガイドブックを作成した若手職員

身ぶりで記者の質問に答える市長の写真

記者からの質問に答える市長

以下の「定例記者会見」で、概要をご覧いただけます。

(注意)報道機関との質疑応答を追加しました。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

発表事項

柏崎刈羽原子力発電所6、7号機の新規制基準適合性審査に関する説明会を開催

昨年12月21日に国の原子力規制委員会で、柏崎刈羽原子力発電所6号機7号機の新規制基準に伴う適合性審査の審査結果が出ました。すでに議会などでも原子力規制委員会から説明がありましたが、直接市民の皆さま、県民の皆さまに説明をしてもらいたいということで、私どもから規制委員会に要請をして、国・規制委員会も応諾してもらいました。

形式は、新潟県・柏崎市・刈羽村の共催です。5月19日の土曜日は柏崎会場、5月20日の日曜日は刈羽会場です。

すでに再稼動が進んでいる他県では、再稼動の直前、つまりそれを前提として説明会が行われていた経過がありますが、今回の説明会は再稼動を前提とする直前の説明会ではありません。あくまでも昨年の12月末、適合性審査の結果を国から直接住民の皆さまに説明してもらいたいという、私たちの要請に国が応じてもらうということです。

(主管:防災・原子力課 電話番号:0257-21-2323)

新庁舎建設実施設計の概要まとまる ―防災・環境・ユニバーサルデザインに配慮

新庁舎の建設実施設計の概要がまとまりました。お手元に設計書・概要書も含めてお届けしました。今回は基本設計時の内容に加えて、環境計画、サイン計画、ユニバーサルデザイン計画なども入れました。これにより事業費は、基本設計を取りまとめた時点では69億程度でしたが、今回の実施設計で約72億円となりました。これは再生可能エネルギーを使った太陽光・地中熱の設備を取り入れたため、増加したものです。ただし、これらの設備の導入には、資源エネルギー庁のエネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金として3億円弱を利用するため、事業費は基本設計を取りまとめた時点と実質的にはあまり変わりありません。

環境面の配慮として、トイレの洗浄水に雨水を使います。防災面では、非常用発電機・太陽光・ガスコージェネレーションなどに対応したいと考えています。また、当初議論があった雨や豪雨対策も、電気室非常用電源などを4階に設けて浸水被害がないようにしました。

ユニバーサルデザインは、市役所のみならず、民間企業でも取り入れられている考え方です。年齢、性別、国籍、障がいの有無などにかかわらずユニバーサルデザインに配慮した設計にしました。

スケジュールは、変わりません。今年6月発注手続きを開始して、10月に工事を着工します。2020年の11月に竣工予定、2021年の1月に開庁予定です。

(主管:新庁舎整備室 電話番号:0257-41-5173)

柏崎ファンクラブ会員が続々と増加中 ―4月から金利2倍の定期積金が登場

柏崎ファンクラブの会員が増加中です。会員数は、2017年の4月、約1年前の時点では1,225人でした。2018年の4月、1年たった段階で、2,383人増えて、現在3,600人になりました。今日、ファンクラブをまとめている伊藤さんにお越しいただいています。伊藤さんに、ファンクラブの現状をお話ししていただきたいと思います。

伊藤会長

柏崎シティセールス推進協議会の会長を務める伊藤達栄です。柏崎ファンクラブと、市内・市外・首都圏との交流会などを運営しています。地道に人・物・事・あらゆるオール柏崎を使い、盛り立てていきたいと思って活動をしています。今回、早稲田大学の学生とのPR動画ができましたので、発表します。

市長

おかげさまで今ほど申し上げましたように伊藤さんをはじめ民間の方々と、民・官が一緒に力を合わせて柏崎のファンクラブ会員を増やしていただいています。あわせて、お手元に柏崎信金さんがファンクラブ会員限定で、定期積金店頭表示金利が2倍になる新たな商品を作っていただきました。

ちなみに、県内で自治体のファンクラブはいくつかありますが、8万5千人クラスの自治体の中で3,600人を要している自治体はそう多くはなく、県内では随一だと自負をしています。会員を増やし、ファンクラブにご協力いただくお店なども増やしながら、裏メニューの協力店も増やしていきたいと期待しています。

(主管:元気発信課 電話番号:0257-21-2311)

市長がU・Iターンの相談対応と柏崎ファンクラブの誘致活動を行います

5月20日の日曜日の午後、フォンジェ地下の「U・Iターン情報ステーション」に、私が窓口に立ちます。このファンクラブの紹介も含めて、お買い物をしているお客さんに積極的にU・Iターン情報ステーションをアピールしたいと思っています。

(主管:元気発信課 電話番号:0257-21-2311)

若者のU・Iターン促進へ ―若者目線のPR動画と移住ガイドブックが完成

ガイドブックは分かりやすく、洗練されたものを作ってくれたと思っています。例えば9ページは、東京都世田谷区と柏崎で暮らす場合の経費を比べています。柏崎で子育てをすると、こんなに素晴らしい教育環境や子育て環境があるということを具体的に説明しています。若者は、私たちが一番大切にしたい世代。どの世代も大切ですけれど、人口減に当たっては、子育て世代により多く柏崎に定住してもらいたいという思いからガイドブックを作りました。加えて、若い方々に柏崎にもう一度目を向けてもらおうと、外の目から見たPR動画を作りましたので、ご覧いただきたいと思います。では、動画をご覧ください。

(動画再生)

この動画の作成に、早稲田広告研究会と一緒に携わった伊藤会長からもう一回説明していただきます。

伊藤会長

柏崎は、海と山があって、自然が豊富で住むには最高の場所だと思います。これからは産業界の皆さまなどに焦点を当てて、いろいろな視点で魅力を発信していきたいと思います。

市長

私、この動画を見てもまだ物足りないなと。今後に期待をしたいと思っています。動画では、ものづくりの町ということを強調していましたが、工業界も非常に人手不足、人材不足に悩んでいます。就職先がないと私も聞きますが、柏崎には優良企業がたくさんあるというところにつなげていきたいと考えています。先般、「田舎暮らしの本」を出版している宝島社に行って編集長と話をしました。やはり、移住にとって大事なのはまず仕事だということを認識しました。そういった意味で今回の動画やガイドブックは移住定住、仕事など柏崎で生活するための視点を皆さんにPRしたいと思っています。

最後に移住ガイドブックを作った、プロジェクトチームの若手職員が詳しくこの移住ガイドブックを説明します。

職員

移住定住推進本部プロジェクトチームメンバーの建築住宅課の山本です。市民活動支援課の小林です。

このガイドブックは、市役所の若手11人で構成されたプロジェクトチームで作成しました。プロジェクトチームのメンバーは、進学・就職などでいったん柏崎を離れた後にまた戻ってきた職員・市外出身者で柏崎に住むようになった職員で構成しています。ガイドブックには、私たちがU・Iターンをしたときに感じた思いを込めました。例えば、移住しようと考えたときに、手順が分からない、そもそも何をどう調べたらいいのか分からないという方が多いと思います。そこで、ガイドブックの7・8ページでは、移住の手順をステップを踏むように説明して、ステップごとに活用できる補助制度や窓口相談を紹介しています。また、移住者が子育て世代の場合、子育てに関する支援制度や環境が心配かと思います。ガイドブックの5・6ページでは、子育て中の母親へのインタビューを掲載しています。柏崎での子育てに対する不安が少しでも減るようにと考えてこのページを作成しました。

ガイドブックは5,000冊作成しました。都内では、ふるさと回帰支援センターやネスパス新潟館に設置をしています。約500人いる東京都内の柏崎ファンクラブの会員の方に届ける準備をしています。また、職員自身が積極的に配布するよう、呼びかけをしています。市内では、有効な設置場所を現在検討しています。また、親世代から市外にお住まいのお子さんに呼びかけをしていただけるよう、広報誌で周知を図っていきたいと思っています。このガイドブックは柏崎に帰って来たい人、移住しようと考えている人の背中を押してくれる1冊です。

市長

皆さんからもガイドブックをPRしていただければ幸いです。民・官で人口減少社会に対応するということで、私どもも他の自治体に負けないように、また、他の自治体とある意味手を携えながら移住、定住に力を入れていきたいと考えています。

(主管:元気発信課 電話番号:0257-21-2311)

ひきこもりの相談窓口を一本化 ―ひきこもり支援センター「アマ・テラス」がオープン

ひきこもりの相談窓口を一本化しました。市長を拝命してから、何回か議会の中でひきこもりになっている方をなんとか手助けをしてもらいたい、ひきこもりに至っている方のご家族の方々を手助けしてもらいたいという声をいただきました。今まで、市役所内では保育課・学校教育課・子育て支援課・健康推進課、それから外部団体で、社会福祉協議会・ハローワーク・保健所の7つの課・関係機関がそれぞれ窓口を持っていました。そこで、市役所内の窓口を一本化して、教育センターの中にひきこもり支援センター「アマ・テラス」をオープンしました。行政が設立する施設では、県内では、新潟県ひきこもり地域支援センターがあります。また、新潟市にもひきこもり支援センターがありますが、8万強の自治体の中でセンターを設立したのは、柏崎市だけです。ひきこもり状態にあるご本人やご家族の方々の一助になれればと思っています。

名前の由来は、天照大御神という神の名前もありますが、多くの方々に光をという意味です。心模様が、雨模様というところを少しでも照らしてもらえるような、そんなスペースになれればと願っています。

(主管:こころの相談支援課 電話番号:0257-41-6005)

環境とお財布にやさしい「エコドライブ」を ―5月21日からノーマイカーウイーク&エコドライブモニター

このノーマイカーウイークは、2009年度から実施しています。毎年、50~60前後の事業者の皆さんに参加をいただいています。それに伴い、CO2の削減も一定程度成果を得ています。どのくらいCO2を削減できたかということも大事ですが、何よりも大事なのは市民の皆さん、企業の皆さんに環境への意識を持っていただく、配慮するという意識を持っていただくとことだと考えています。

(主管:環境課 電話番号:0257-23-5170)

6月から「かしわざき健康ポイント制度」が始まります ―応募はがきによる抽選方式で、豪華賞品が当たります

今年は、応募はがきによる抽選方式で、豪華商品が当たります。市民の皆さまに、ある意味楽しみを持ちながら健康づくりをしてほしいと考えました。制度は、少し変更をしました。健診の受診率が少し停滞しているので、健診をしていただくと1ポイント貯まります。これは必須条件で、この1ポイントだけでも応募ができます。自己申告制で、ポイント数を増やすことで豪華商品が当たる確率が上がります。今までどおりコツコツ貯筋体操などもポイントになりますが、今年から柏崎市内の各地域・コミュニティセンターなどで展開をしているウオーキングコースを歩いても、ポイントが貯まります。このウオーキングコースは、市のホームページなどで公開をしています。それから、2人以上で取り組むと、ラッキーボーナスポイントが加算されます。

応募者数に応じて小学校のPTAに運動用品を寄付するという考え方は変わっていません。各学校のPTAでは、保護者の皆さんに制度を勧めて、運動用品を寄付している所も多いようです。応募期間は6月1日から10月21日までです。応募は1人1回限り。皆さんから、ご紹介いただく中で市民の皆さんにより一層、健康を意識してもらいたいと考えています。

(主管:健康推進課 電話番号:0257-20-4213)

地域の課題解決にチャレンジ ―「元気なまちづくり事業」に6団体が応募

2010年度に創設され、8年間で約70団体の柏崎を元気にする活動を行政として応援をしました。今回6団体から応募をいただき、公開の審査会を5月19日に行います。応募していただいた団体の事業内容は、ご覧いただいているとおりです。市民の皆さまが、自分たちのお考えの中でそれぞれの地域・エリアを元気にしようという事業が「元気なまちづくり事業」です。

(主管:市民活動支援課 電話番号:0257-21-2272)

地域ごとのスタイルで開催 ―2018年度地域懇談会

地域懇談会は、私が各地域に出向いて地域の方々からご意見をうかがう懇談会です。昨年までは、まず私が15分くらいお話をする。次に、あらかじめ地域の方からいただいていたご要望に対して、私がお返事をする。最後に、自由懇談という3部構成でした。昨年の地域懇談会が終わってそれぞれのコミュニティの方々にご意見を伺ったところ、それぞれのコミュニティで事情が異なり、さまざまなご意見がありました。それらを踏まえて今年は、試行的に内容を各地域に決めてもらう形式にしました。例えば、うちの地域は市長の話なんか聞かなくていい、全部自由懇談にしてほしいという要望があれば、そのように対応します。市長が全部話せという要望なら、そのように対応します。これから各地のご要望を伺いながら、地域懇談会を進めていきたいと考えています。

(主管:総務課 電話番号:0257-21-2330)

ワールドリーグインターコンチネンタルトーナメント水球日本代表2選手が市長を訪問

記者会見終了後の午後0時から、水球日本代表の棚村選手・小出選手が、ワールドリーグインターコンチネンタルトーナメントの大会結果と、スーパーファイナルへの出場権獲得を報告します。

当面の諸行事

イベント

  • かしわざき風の陣
    チラシ:かしわざき風の陣
    (主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)
  • 八石山・米山山開き
    (主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)
  • 黒姫山山開き
    チラシ:黒姫山山開き
    (主管:高柳町事務所 電話番号:0257-41-2241)
  • クリーンデー柏崎
    (主管:環境課 電話番号:0257-23-5170)

文化

  • 柏崎文化協会10周年記念事業
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)
  • NIIGATAフォーク・ジャンボリーin柏崎
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)
  • 柏崎若浪民謡研究会創立40周年記念発表会
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)
  • 柏崎刈羽里神楽上演会
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)

スポーツ

  • 第18回柏崎潮風マラソン
    (主管:スポーツ振興課 電話番号:0257-20-7010)
  • 招待親善高校野球大会
    資料:招待親善高校野球大会開催要項
    (主管:スポーツ振興課 電話番号:0257-20-7010)
  • 第8回さわやかウオーキング大会
    (主管:スポーツ振興課 電話番号:0257-20-7010)
  • 第9回市民ウオーキング大会
    (主管:スポーツ振興課 電話番号:0257-20-7010)

消防

柏崎市消防団ポンプ操法競技会
(主管:消防本部消防総務課 電話番号:0257-24-1345)

募集

松雲山荘ボランティアガイド
チラシ:松雲山荘ボランティアガイド募集
(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

定例記者会見の質疑応答

報道機関から受けた質問の項目は、以下のとおりです。

  • 柏崎刈羽原発6、7号機の説明会開催に関する質問
  • 次期県知事に関する質問
  • ひきこもり支援センターに関する質問
  • U・Iターン促進動画に関する質問
  • 新庁舎整備に関する質問

質疑応答の詳しい内容は、市長定例記者会見での質疑応答(2018年5月2日)をご覧ください。

定例記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 元気発信課 情報発信係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館2階
電話:0257-21-2311/ファクス:0257-23-5112
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更新日:2020年01月31日