市長定例記者会見概要(令和元(2019)年12月4日)

市長定例記者会見(令和元(2019)年11月6日)のお知らせ

令和元年12月市長記者会見で博物館プラネタリウムのクリスマスイベントのチラシを持って説明している市長
令和元年12月市長記者会見でスクリーンで説明している係の写真

以下の「定例記者会見」で、概要をご覧いただけます。

(注意)報道機関との質疑応答を追加しました。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

発表事項

ICTを活用して住民異動届の手続きが簡単になります―市民課窓口業務を民間委託

令和2(2020)年1月4日(土曜日)に異動受付支援システムによる転入、転出、転居に伴う異動届の手続きをスタートします。このシステムの導入は、東京都渋谷区に次いで全国2番目、県内では初めてです。

これまでは、転入の際、市民の方が窓口に転出証明書を持って来庁され、それを元に手書きで転入届を書いていただいたところですが、手書き作業をすることなく、職員が転出証明書をOCRで読み込んで、市民の方が電子サインをするだけで手続きが完了するものです。このOCRを導入することで市民の方をお待たせする時間が12分ほど短くなります。そして委託費は年額で7,700万円強です。従来のコストが約7,800万円強ですので、100万円ほどコストが削減できます。

(以下、スクリーンにて異動受付支援システムデモンストレーション)

富士ゼロックスシステムサービス株式会社 社員本システムの導入で、これまで8分を要していた届書の記載をしなくて済むといった改善が見込まれています。仕組みは、窓口で市民の方から転出証明書をお預かりして、OCRで読み込みます。読み込んだ後、文字を正確に入力画面に反映し、異動の届書を作成します。

通常ですと、その正確な届書の代わりに、窓口では職員がヒアリングをしてシステムに入力をします。今回のシステム導入により、ヒアリングの項目が全て画面に表示されるので、手続きの案内漏れがなくなり、事務の効率化と正確性が向上すると考えています。

システムの入力が終わったら、プレビュー画面が表示されます。市民の方から、窓口にあるタブレットに表示された届書の内容を確認いただいた後、電子署名をいただきます。これで異動の手続きの処理が完了します。従来、この後の手続きでも、何度も署名をする必要がありましたが、システムの設定により、電子署名を各申請書に反映することが可能です。以上で届書の処理は終わります。

(主管:市民課 電話番号:0257-21-2200)

令和元(2019)年度事業峻別の評価結果および職員による業務改善提案

1点目の事業峻別は、昨年度初めて取り組み、金額にして約2億円部分の事業の見直しを行い、それを財源として子どもたちの教育環境の整備、指導補助員などの充実、そして介護人材への夜勤手当への待遇改善に活用しているところです。しかしまだ業務の在り方、行われ方という部分で改善すべき要素があると思われた57の事務事業のうち、54の事業について政策的なアドバイザリー契約を結んでいる経営共創基盤からも助言をいただきながら、見直しを行いました。

2点目は指定管理事業者および第三セクターです。指定管理者制度の在り方や、直営に戻すこと、本当に指定管理者制度が柏崎にふさわしいかということも含めて、それぞれの団体の方のご意見を伺ったところです。

(主管:人事課 電話番号:0257-43-9143)

今後の備えに向けて台風15号調査結果を報告―新潟工科大学で風防災セミナーを開催

今年9月の台風15号では、千葉県を中心に大きな被害がありました。その調査団の一員として参加された新潟工科大学の富永先生に、建設業協会や建築士協会、市民の方などを対象に報告会を開催していただきます。新潟工科大学にある風洞実験室の見学を通じて、風の力がいかに大きなもので、恐ろしいものであるのかということも体感していただけるものと考えています。柏崎も過去に風による大きな被害を受けています。皆さんからもお越しいただき、今年のうちに台風15号の被害をもう一度確認して、風による被害をどのように防いでいったらよいか、どうしたら被害を最小限に治めることができるかといったことを富永先生のご報告から学んでいただきたいと思っています。

(主管:建築住宅課 電話番号:0257-21-2291 主管:防災・原子力課 電話番号:0257-21-2316)

柏崎市第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略案に意見を募集―12月9日からパブリックコメントの募集スタート

柏崎市第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略案の基本的な視点は、量から質の時代に変わってきているということ。それから新しい流れとしてSociety5.0、それからSDGsといった考え方を捉えながら進めていくというものです。最重点目標には、人口減少を食い止め、定住人口を1人でも多く増やしていくという点から、若者と女性に絞り込み、例えば公立保育園における年度途中の入園希望児童数の入園割合を5年以内に100パーセントにする。若者の現状では市内高等学校を卒業して市内に就職している方が50パーセントを切っています。これを65パーセントぐらいまで上げていきたいと考えています。

(主管:企画政策課 電話番号:0257-21-2321)

雪に強いまち柏崎に向けて今年度の道路除雪計画を策定

これまでから大幅に変更されるところはありません。オペレーターの高齢化が進んでいることから、道路除雪に関してはオペレーターの確保が課題です。柏崎市内の除雪経費は過去5年間の平均、市道の部分だけで約4億5千万円です。一昨年は約8億円でした。それに加えて県道の部分が年間3億から4億円前後ですので、少ない年でも7~8億円、多い年は12~13億円の除雪経費を要します。

1年近く前、原子力災害を想定した夜間、降雪時の避難経路の確認を行い、その後7月23日に原田防災担当大臣から視察をいただきまして、この雪道の避難経路確保のための支援を要望させていただきました。今後、少し改善されると考えています。

(主管:維持管理課 電話番号:0257-21-2283)

ぎおん柏崎まつり2020 海の大花火大会カレンダー限定販売

ぎおん柏崎まつりの2020海の大花火大会カレンダーが出来上がりました。尺玉の同時打上の美しいポスター、夕闇の中、少し明るさが残る中での花火の卓上カレンダーができました。ぜひご利用ください。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

行事予定

イベント

  • 柏崎ダンスパーティー
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)
  • プラネタリウム・クリスマスイベント
    (主管:博物館 電話番号:0257-22-0567)
  • ドナルド・キーン・センター柏崎特別講演会「三島由紀夫と英語狂言『附子(ぶす)』公演について」
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)

文化

  • ロビーコンサートinアルフォーレ
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)
  • 柏崎ジュニアオーケストラ第4回クリスマス発表会
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)

スポーツ

  • ウインターカップ2019
    (主管:スポーツ振興課 電話番号:0257-20-7010)
  • 第89回元朝体操会(令和2年元旦)
    (主管:スポーツ振興課 電話番号:0257-20-7010)
  • チャレンジカップ2020
    (主管:スポーツ振興課 電話番号:0257-20-7010)
  • 市民スキー&スノーボードスクール
    (主管:スポーツ振興課 電話番号:0257-20-7010)

消防

  • 令和2(2020)年消防出初め式
    (主管:消防署 電話番号:0257-24-1500)

定例記者会見の質疑応答

報道機関から受けた質問の項目は、以下の通りです。

  • ICTを活用した市民課窓口業務に関する質問
  • カシックスの安定ヨウ素剤配布システムに関する質問
  • 事業峻別に関する質問
  • 道路除雪計画に関する質問
  • 市長の再出馬に関する質問
  • 東京電力のファクス誤送信に関する質問

質疑応答の詳しい内容は、市長定例記者会見での質疑応答(令和元(2019)年12月4日)をご覧ください。

定例記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 元気発信課 情報発信係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館2階
電話:0257-21-2311/ファクス:0257-23-5112
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更新日:2020年02月06日