令和4年度海藻標本づくり教室を開催しました

更新日:2023年03月07日

海藻標本づくり教室の様子。洗浄と配置の工程。

寒くても冷たい水をつかって、海藻標本づくりを頑張りました!

雪のちらつく令和5(2023)年2月25日(土曜日)、柏崎市立博物館で海藻標本づくり教室を開催しました。

教育センターの力作動画で、漂着した海藻の採集から標本の完成までの作業を確認した後、冷たい水を使って海藻の洗浄や形の整え方、水切りなどの作業を実践。2種類の海藻をやさしく、繊細に標本にしました。
体は冷えても心は燃える!あっという間の2時間でした。

冬から春にかけては、海藻採集のベストシーズン!
海岸に漂着する海藻を拾ってぜひ標本を作ってみてください。

講師の近藤先生。注意事項を説明している様子。

講師の近藤先生。海藻標本づくりはこれからがシーズン!おすすめの図鑑も紹介していただきました。

動画で海藻標本づくりを解説している様子。

動画で海藻標本づくりをダイジェストで学ぶ。海の中での採集はNGです。

標本にする海藻を選んでいる様子。

標本にする海藻を選びます。洗浄と塩抜き(約30分)をしましょう。真水で溶ける海藻もあるので注意して見守りましょう。

海藻を水の中でケント紙に配置する様子。

水を張ったバットの中に入れたケント紙の上で、全体がきれいに見えるように、海藻の姿や配置を決めます。

ケント紙ごと海藻を水の中から引き上げる様子。

ケント紙に海藻が配置できたら、紙を斜めにして静かに引き上げます。

海藻とケント紙に含まれる余分な水をきる作業の様子。

余分な水を切るため、すのこや板にケント紙ごと貼ります。10分程度が目安。乾燥のし過ぎに注意しましょう。

ピンセットで海藻の形を整える様子。

ベニヤ板、一日分の新聞の上に水切り後のケント紙をのせ、海藻の形を整えます。ピンセットがあると便利です。

さらしをかけて海藻を保護する様子。

海藻を保護するためのさらし布(キッチンペーパーでも可)を被せ、その上に一日分の新聞紙とベニヤでサンドイッチ!

植物標本台紙に海藻を貼り、ラベルを記入する様子。

図鑑1冊分くらいのおもりをのせて7~10日程度で完成。最初の2~3日は水分がでるので新聞紙を忘れずに取り替えましょう。ケント紙を植物標本台紙に貼ってラベルを記入します。

開催概要

荒波が海岸にいろんなものを運んでくる冬。
寒さはしみますが、ビーチコーミングに出かければ、貝殻や岩石に混じって、たくさんの海藻を見つけることができます。

暖かい季節はすぐに劣化してしまう海藻も、冬ならピチピチの状態で手に入ります。

海藻標本を作るならこの冬がチャンス!
塩抜きから始まる「海藻標本のイロハ」を、博物館で学びませんか?

開催日時

令和5(2023)年2月25日(土曜日)の午前9時30分~11時30分

場所

柏崎市立博物館 エントランス

対象

柏崎市内の小学校に通う児童とその保護者

(注意)必ず保護者が同伴してください。

定員

10組

  • 1組につき4人まで申し込みが可能です。
  • 申し込み多数の場合、抽選となります。

参加費

1組につき500円(材料費)

共催

柏崎市教育委員会 教育センター科学班

申し込み

申し込みは終了しました。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 博物館 文化学芸係

〒945-0841
新潟県柏崎市緑町8番35号
電話:0257-22-0567/ファクス:0257-22-0568
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