プラネタリウム100周年記念事業公認企画・天文講演会「プラネタリウム×アルマ天文台」を開催しました

更新日:2023年03月07日

天文講演会の記念写真

天文講演会の参加者の皆さんと、ご参加いただき、ありがとうございました。

プラネタリウムドームに映し出された無数の星と天の川。

アルマ天文台で観測対象の解説を聞いている気分になります。(©ESOB. Tafreshi)

プラネタリウムドームに映し出した資料を基に講演する秋山先生。

講演中の秋山先生。会場後方のプラネタリウム操作席隣でお話いただきました。

2023年はプラネタリウムが誕生して100周年。
それを記念してプラネタリウムと気鋭の天文学者がコラボレーションする天文講演会を開催しました。

講師は、ブラックホール撮影への参加でも話題となった「アルマ天文台」で研究された実績を持つ新潟工科大学准教授の秋山永治先生。

秋山先生の優しく丁寧な解説と、まるでアルマ天文台にいるかのような臨場感あふれるプラネタリウムで、惑星誕生のヒミツや生命誕生の糸口を探る最前線の話題などを分かりやすく教えていただきました。
標高3000メートルの高地ならではの天文台生活の裏話あり、研究者を目指す子どもたちへのメッセージありの充実した50分間でした。

【補足】この講演会は、プラネタリウム100周年記念事業公認企画です。

開催概要

令和4年度天文講演会チラシ

今年はドイツで近代プラネタリウムが誕生して100周年。全国、そして世界でさまざまなプラネタリウムイベントが開催されます。

柏崎市立博物館でも、プラネタリウム100周年記念事業公認企画となる天文学の講演会を開催します。

この100年の間に観測機器が発達したことで、天文学の世界では新たな発見が相次ぎ、驚きの宇宙の姿を私たちに示し続けています。
そして現在のプラネタリウムも改良を重ね、宇宙の姿や世界中の風景をリアルに再現できるようになりました。

講演時間は約50分間です。

国立天文台が運営するアルマ天文台(チリ・アタカマ高地)を中心に、最新の宇宙観測事情や天体の不思議に迫ります。

講師は宇宙観測の最前線で活躍するアルマ天文台で研究を行っていた、新潟工科大学准教授の秋山永治さん。(博士・天文学)
新進気鋭の研究者が語る宇宙の姿を、プラネタリウムとのコラボレーションで、難しく感じがちな天文学の世界を楽しく、わかりやすくプレゼンテーションします。

日時

  • 令和5(2023)年2月11日(土曜日・祝日)の午前11時

講師

新潟工科大学准教授 秋山永治氏(博士・天文学)

2012年4月から2018年3月まで、国立天文台チリ観測所の研究員(2013年からは特任助教)を務め、北海道大学高等教育推進機構を経て、2020年4月より新潟工科大学。
現在、世界最大の電波望遠鏡アルマやすばる望遠鏡など、世界最先端の観測装置を用いて原始惑星系円盤を観測。惑星形成や系外惑星に関する観測的研究を行っている。

入場料

参加費はプラネタリウム入館料と同額になります。

  • 高校生・一般:280円
  • 小中学生:140円
  • 未就学児:無料

定員

40人(申し込み制・先着)

  • 車いすスペース(2台)があります。
  • 座席の指定はありません。
  • 当日の受付方法などは、受付完了後に送信する参加案内メールをご確認ください。

申し込み方法

定員に達したため、申し込みを締め切りました。

なお、講演会の様子は、後日、ホームページで報告します。

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〒945-0841
新潟県柏崎市緑町8番35号
電話:0257-22-0567/ファクス:0257-22-0568
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