冬至の夜は必見!木星と土星が794年ぶりにランデブー

更新日:2020年12月14日

2020年12月21日は冬至です。
この日は、北半球では一年のうち最も昼が短く、「一陽来復(いちようらいふく)」の別名のとおり、力を弱めていた冬の太陽が、この日を境に春に向かって活力を取り戻し始める日とされています。
カボチャを食べたり、ゆず湯に浸かって無病息災を願う習慣もありますね。

今年はその習慣に「夜空を見上げる」ことをプラスしてみてはいかがでしょうか?

冬至の夜、南東の空では木星と土星が重なるほどに近づく「コンジャクション」という現象が起こります。

この2つの惑星がここまで近づくのは、1226年3月4日以来です。
1226年と言えば、日本は鎌倉時代。
源氏の将軍が途絶え、幕府を取り仕切る北条氏によって、有力な公家である摂関家の藤原頼経が4代将軍となった年です。

歴史の教科書に載っている出来事と比べると、宇宙の壮大なスケールの中で起こる惑星のランデブーはとても貴重に感じられます。

コンジャクションの見頃はいつ?

壁面ツリーでコンジャクション

博物館の壁面ツリーで仮想コンジャクション。19日と20日に開催するプラネタリウムイベントで、この壁面ツリーの飾りつけができます。惑星も飾ることができます。

木星と土星は、この夏から少しづつ接近していましたが、16日からクリスマスの25日にかけてさらに接近します。
最も接近する21日には、まるで二重惑星のように見えます。

望遠鏡を使うと、木星と土星のほか、それぞれの衛星も一緒の視野で見ることができます。

南西の空の低い位置に見えるため、柏崎では日没後から1時間くらいがおすすめです。

木星

木星

木星 ©NASA, ESA, and A. Simon

木星は、太陽系の内側から5番目の惑星で、太陽系で最も大きな惑星です。

地球と比べると質量は318倍。直径は11倍。
その大きさから「恒星になり損ねた星」と言われることもあります。

木星は水素やヘリウムなどのガスでできていて、特徴的な縞模様や赤茶けた「大赤斑(だいせきはん)」は、荒れ狂うガスの巨大な嵐です。

土星

土星

土星
©saturn_NASA.JPL.Space Science Institute

土星は、木星の外側を公転し、太陽系で2番目に大きな惑星です。
氷の粒が高速で回転している巨大な輪が有名です。

木星同様、ガスでできた惑星で、もし水に入れることができれば浮いてしまうほど軽いガスでできています。

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