顎の成長(令和3(2021)年6月)

このページは「広報かしわざき」に掲載した記事をもとに作成しています。

顎の成長

横から見た人の頭に、食べ物を噛むときに必要な咀嚼筋が示されたイラスト

よくかむことは子どものお口の成長によいといわれます。顎関節には顎の動きの軸となる骨があります。それは下額の骨(下顎骨)の両端、左右の耳の穴の前あたりに存在する「下顎頭」です。役割を例えるなら、自転車のホイールの軸です。軸と自転車本体との連結が緩かったら、不安定でガクガクしてこぎづらいですよね。

下顎頭は「発育中心」とも呼ばれる、顎の成長に大切なところ。食べるときの「かむ」作業により下顎頭が適度な刺激を受けると、顎の骨の成長が促されるのです。

もし子どものころケガをして下顎頭がなくなると、顎の成長が悪くなります。下顎が十分に成長せずに、小さい顎になってしまいます。歯の並ぶスペースが狭くなり、歯並びも悪くなりますし、頬まわりの筋肉であるそしゃく筋の成長も悪くなって顔がゆがみます(とはいえ、しっかりと治療を受けていれば成長には影響しませんのでご安心を)。

かむ力が弱いと下顎の成長が悪くなります。これはヒツジの研究でも明らかになっていて、顎の片側のかむ力が弱いヒツジは、その側の下顎の成長が悪くなります。そして成長すると、顔がゆがんでしまいます。

子どものころからよくかんで食べる習慣をつけることは、下顎の成長に大切です。歯ごたえのあるものをよくかんで食べると、下顎はしっかり働き、正常に成長します。

しかし歯ごたえのないやわらかいものばかり食べていると、下顎は十分に働かないので成長が悪くなり、その結果、歯並びや噛み合わせに影響を与えることがあります。お子さんの食事を、カレーやハンバーグなどのやわらかいものばかりにするのは考えものですね。

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更新日:2021年06月05日