Big Fly オオタニサン(令和3(2021)年10月)

このページは「広報かしわざき」に掲載した記事をもとに作成しています。

Big Fly オオタニサン

MLBのホームランダービーを野球少年のように楽しむ大谷翔平選手に思わず頬が緩んだのは私だけではなかったと思います。
今シーズン圧巻の活躍を見せ、MLB初二刀流でオールスター出場を果たした大谷選手、礼儀正しく好青年、茶目っ気もありプレイ以外でみせる美徳にも称賛の声が上がっています。

その中で大谷選手がホームランを打った瞬間にほっぺた(頬)を膨らませている写真が良く見られます。
どうも意図的にやっている感じがしますね?
ハムスターみたいで可愛いとかいろいろ言われていますが、これはインパクトの瞬間は歯を食いしばりすぎて息を瞬時に口の中に吐いて溜めているからで、実はイチローさんも松井秀喜さんも行なっていました。
世界のホームラン王の王貞治さんが歯を食いしばりすぎて歯がボロボロになったと言う逸話がありましたね。
現在ではインパクトの瞬間は歯を食いしばったり息を止めたりせず、息を吐くようにスポーツ歯学でも推奨しています。
ちなみにオリンピック金メダリストの室伏広治さんも、渾身の投げの基本は「歯を食いしばらないこと」と日本歯科医師会発行雑誌の中で話しています。
かみ締めは静的運動においては有意に働きますが、動的運動では逆効果なのです。

現在推奨されている方法は、shouting(声出し)とAir trapping(息堪え)です。
大谷選手が行なっているのはこのAir trappingです。食事以外の運動やストレスなどで誘発される上下の歯の過剰な接触は、TCH(Tooth contact  habit)と呼ばれ、現在は病的なものとして考えられています。

日本人特有のスポーツメンタリティーを現す「歯を喰いしばって頑張る」と言う価値観も大谷選手によって過去のものとして払拭され、欲張りなファンの頬までもほころばせる清々しさこそが、スポーツの意義である事を改めて教えられました。
彼は間違いなく野球というスポーツのためにプレイしています。

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更新日:2021年10月05日