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更新日:2018年7月5日

市長随想(広報かしわざき平成30年7月号)

このページは、「広報かしわざき」に掲載した記事をもとに作成しています。

文月に日本、柏崎を思う

7月、文月である。手紙の季節である。七夕から由来するとか、旧暦でいうとお米が実り始める穂含月(ほふみづき)から来ているという説もある。いずれにしても手紙を書くことが少なくなった。もちろん原因は電話、メールなどの普及である。

拝啓、敬具、前略、草々、という言葉遣いも、風薫る、麦秋、といった時候のあいさつもやはり日本人としては捨てがたいものがある。

夏ともなれば向暑、仲夏、盛夏、猛暑、酷暑、炎暑、大暑、処暑、残暑など続き、やはり暑い。その前に梅雨が明けなければならない。少なくとも7月26日前に明けなければならない。今年「柏崎海の大花火大会」はBS放送にて全国生中継である。

ですから今のうちに雨を降らしておく。春雨、紅雨、五月雨、緑雨、小糠雨(こぬかあめ)、夕立、にわか雨、秋雨、霧雨、時雨、氷雨、と雨に関する言葉は300も400もあると言われている。災害をもたらさぬよう適度に降っていただきたい。

自然を身近なものと感じ、花鳥風月を生活の中で楽しんできた日本人の感性を私は誇りに思う。私もそうありたいと願ってきた。

「思うわよう」というのは小笠原・青ヶ島で使われるお別れの言葉と聞いた。作家の重松清氏が地方紙で紹介していた。「さようなら」という意味、小笠原の海の青さと送る相手へのさまざまな思いが込められた素敵な日本語だ。

二進法、デジタル、コンピューター社会を止めようとしても無駄である。しかし、梅雨空に晴れ間を求め、七夕に織姫星、夏彦星の出会いを喜び、短冊に願いを記すような月の暦と太陽の暦が混ざった日本文化も魅力的ではないか。十進法、アナログ社会である。定見を持ち、かつ人情の機微に触れることができるようありたい、と自ら希望してきた。

今月、番神自然水族館の復活をまずはソフト事業から始める。箱眼鏡で水の中を眺め、柏崎の海の豊かさを多くの子どもたち、お父さん、お母さんに実感してほしいと思う。バーチャルリアリティーではなく、柏崎の自然を実感してほしい。自らが生まれ育った川の水を知るサケが戻るがごとく、人間も必ず、と私は確信している。

 

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