なぜガス事業を民営化するのか

2006年に柏崎市ガス事業検討委員会において、市民の利益につながるガス事業の望ましい在り方について検討され、「柏崎市の公営ガス事業は民営化することが望ましい」との答申がされました。

市はこの答申を受け、2009年度の民営化に向けて作業を開始しましたが、中越沖地震により甚大な被害を受けたため、民営化の作業を中断していました。

詳しくは、「ガス事業の民営化作業を再開します」をご覧ください。

民営化する理由は大きく次の2点

公営事業としての役割は終えている

これまで、供給区域の拡張などにより、多くのお客さまにガスを安全かつ安定的に供給する体制を整えてきました。このことは、公営企業だからこそできたことでありますが、その役割は、ほぼ終えています。

今後のエネルギー事業を取り巻く環境に公営企業として対応することは難しい

ガス事業を含めたエネルギー事業を取り巻く環境が、めまぐるしく変化していくことが予測されることから、厳しい市場環境に迅速かつ柔軟に対応していくことが、公営企業としては難しい状況です。

他の市町村は民間の会社なのですか?

意外に思われるかもしれませんが、全国的にみてみると、ほとんどのガス事業は民間の会社が行っています。

2014年8月現在で、民間181者、公営26者です。実に87パーセントが民間の会社です。

柏崎市のガス事業も始まりは民間でした

柏崎市のガス事業は、1926年6月に民間の「柏崎瓦斯株式会社」として始まり、1927年8月に供給を開始しました。その後、将来の市民の福祉向上に役立つとして、1945年12月に公営ガス事業となりました。

民営化しても大丈夫ですか?

ガス事業におけるお客さまに対する保安や供給などについては、法律で決められていますので、民営化後もこれまでどおり保安や供給などは確保されます。

お客さま第一で民営化を考えます

民営化については、お客さま第一で考えていきます。今後も、ホームページだけでなく、広報かしわざきでも情報を提供していきます。

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道局 経営企画課 財政経営係

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更新日:2020年01月31日