令和4(2022)年度海水浴場水質調査の結果

毎年、海水浴シーズンを迎える前と海水浴場開設中に、市内11海水浴場で水質調査を行っています。

令和4(2022)年度の結果は、全ての海水浴場が海水浴に支障のない水質でした。

調査項目

ふん便性大腸菌郡数、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度

(参考項目:水素イオン濃度(pH)、病原性大腸菌O-157)

調査日

  • 海水浴場開設前:令和4(2022)年4月11日(月曜日)、4月12日(火曜日)
  • 海水浴場開設中:令和4(2022)年7月25日(月曜日)、7月27日(水曜日)

調査結果

海水浴場の水質判定基準に基づき判定したところ、11海水浴場のうち、「不適」はありませんでした。また、病原性大腸菌O-157が検出された海水浴場はありません。

(注意)判定は、同一海水浴場に関して得た測定値の平均によります。「不検出」とは、平均値が検出下限未満のことをいいます。

令和4(2022)年度の水質調査結果一覧【測定機関:一般財団法人新潟県環境分析センター】
海水浴場名 海水浴場開設前(4月11日・12日) 海水浴場開設中(7月25日・27日)
石地 水質AA 水質AA
大崎 水質AA 水質AA
長浜 水質AA 水質AA
高浜 水質AA 水質AA
中央 水質AA 水質B
番神・西番神 水質AA 水質A
東の輪 水質AA 水質AA
鯨波 水質AA 水質AA
薬師堂 水質AA 水質A
笠島 水質AA 水質AA
米山 水質AA 水質A

水質判定の基準

環境省が定めたもので、5段階で水質を評価しています。

水質AAと水質Aは「適」、水質Bと水質Cは「可」、それ以外は「不適」に区分します。

水質の判定については、以下のとおりとします。

  1. ふん便性大腸菌郡数、油膜の有無、COD(化学的酸素要求量)または透明度のいづれかの項目が「不適」であるものを、「不適」な水浴場とする
  2. 「不適」でない水浴場について、ふん便性大腸菌郡数、油膜の有無、COD(化学的酸素要求量)と透明度によって、「水質AA」「水質A]「水質B」「水質C」を判定し、「水質AA」と「水質A]であるものを「適」、「水質B」と「水質C」であるものを「可」とする
  • 各項目の全てが、「水質AA」である水浴場を「水質AA」とする
  • 各項目の全てが、「水質A」以上である水浴場を「水質A」とする
  • 各項目の全てが、「水質B」以上である水浴場を「水質B」とする
  • これら以外のものを「水質C」とする

ふん便性大腸菌群数

  • 水質AA:不検出であること(検出の下限値として100ミリリットルのうち、群数が2個)
  • 水質A:100ミリリットルのうち、群数が100個以下
  • 水質B:100ミリリットルのうち、群数が400個以下
  • 水質C:100ミリリットルのうち、群数が1,000個以下
  • 不適:100ミリリットルのうち、群数が1,000個を超えるもの

油膜の有無

  • 水質AA、水質A:油膜が認められない
  • 水質B、水質C:常時は油膜が認められない
  • 不適:常時油膜が認められる

COD(化学的酸素要求量)

  • 水質AA、水質A:1リットル中2ミリグラム以下
  • 水質B:1リットル中5ミリグラム以下
  • 水質C:1リットル中8ミリグラム以下
  • 不適:1リットル中8ミリグラムを超えるもの

透明度

  • 水質AA、水質A:全透(1メートル以上先が見える)
  • 水質B、水質C:1メートル未満50センチ以上のもの
  • 不適:50センチ未満のもの

(注釈)砂の巻き上げによる原因は評価の対象外とすることができる。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 環境課 環境保全係

〒945-0011
新潟県柏崎市松波四丁目13番13号(クリーンセンターかしわざき)
電話:0257-23-5170/ファクス:0257-24-4196
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更新日:2022年08月22日