2.医療の選択肢、在宅医療を知ろう

このページは、広報かしわざき2021年3月号の特集を基に作成しています。

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将来、かかりつけ医に通えなくなったらどうしよう…

かかりつけ医を決めたが、通院できなくなった時のことを考えて不安になる父と子の4コマ漫画

多くの人がかかりつけ医に通えなくなる不安を抱いています

人生の最後を迎えたい場所を示した円グラフと不安なことを示した図

左のグラフは、市内の65歳以上の方を対象に行った「在宅医療に関する意識調査(令和2(2020)年)」の結果です。

約半数の方が人生の最期は自宅で迎えたいと回答しましたが、自宅で治療を行う在宅医療への不安を抱えています。

人生の最後をどこで迎えたいですか

  • 自宅:47%
  • 病院:27%
  • 介護施設:9%
  • 不明・未回答:13%
  • その他:4%

在宅医療への不安点

  • 家族に迷惑がかかる
  • 経済的な負担が心配
  • 在宅医療の制度やサービスが分からない
  • 緊急時の対応が心配
  • 看病してくれる人がいない

在宅医療になったら、誰がサポートしてくれますか?

専門職の皆さんが連携して在宅医療を提供します

医師・歯科医師・訪問看護師など多くの医療スタッフがチームとなり、介護スタッフとも連携して、在宅医療が必要な方をサポートしています。

市内には、在宅医療を支える訪問看護を行う「訪問看護ステーション」が7事業所あります。

訪問看護について長谷川看護師が解説!

インタビューに応える長谷川看護師

長谷川 ウツミさん(訪問看護ステーション柏崎 看護師)

どんなことをしていますか

病気や障がいのある方の自宅に伺って、その人らしい療養生活を支援するサービスです。

かかりつけ医の指示に基づいて身体の観察、食事や薬などの確認や医療処置を行います。入浴や着替えの介助などを行うこともあります。

療養生活を支えるご家族のサポートも大事な役割です。何を大切にして、どのような療養生活を送りたいのか、看取りを含めて話し合う「アドバンスケアプランニング(人生会議)」のお手伝いもします。

どのような方が利用できますか

赤ちゃんからお年寄りまで全ての方が利用できます。医療処置が必要な方だけでなく、健康状態の維持や病気の重症化を予防するような支援も行います。

訪問看護を利用するには、どうしたらいいですか

かかりつけ医の指示書が必要です。まずは、かかりつけ医にご相談ください。訪問看護ステーションや病院の相談員を通じての相談もできます。介護保険サービスを使っている方は、担当のケアマネジャーにご相談ください。

仕事を行う上で、大切にしていることは何ですか

療養中に自宅でどんな風に過ごしたいのかという思いを大切にしながら、利用者の状態の把握はもちろん、ご家族の健康状態も把握しながらサービスを提供することを心掛けています。

ご本人とご家族が安心して住み慣れた自宅で療養生活を送れるように、かかりつけ医やケアマネジャーと連携して在宅療養の支援をしていきたいです。

市内の訪問看護ステーション一覧

市内の訪問看護ステーション一覧
事業者名 所在地 電話番号
新潟県看護協会 訪問看護ステーションつくし 茨目 0257-32-3033
国立病院機構 新潟病院訪問看護ステーション ゆきさくら 赤坂町 0257-38-0475
ナースステーションあたたか柏崎 松美 0257-41-5721
訪問看護ステーション柏崎 北半田 0257-22-7957
訪問看護ステーション ロージィ・コート 三和町 0257-22-1412
ゆたか訪問看護ステーション 扇町 0257-22-0111
よねやま訪問看護ステーション 茨目  

 

医療の上手な使い方

その1・救急時に役立つ救急医療情報キット

救急医療情報キットとは

細長い筒状をした救急医療情報キット

かかりつけ医、服薬情報、持病などを付属のシートに書き込み、専用の容器に入れ、自宅の冷蔵庫に保管します。

  • 対象:65歳以上で一人暮らしの方、65歳以上の方のみで構成する世帯(日中独居の方も含む)
  • 申し込み:市役所1階介護高齢課、高柳町事務所、西山町事務所、各地域包括支援センターへ。

こんな時に役立ちます

  1. 具合が悪くなり、自力で救急要請したが、会話ができない状態。キットの情報を基に、かかりつけの病院へ搬送。
  2. 激しい頭痛に襲われ、救急要請。脳出血の診断だったが、キットの情報を基に処置が早く行われ、後遺症もなく、2週間ほどで退院。

かかりつけ医や飲んでいる薬などの情報があることで、早く適切な治療につながります。

 

その2・重篤なときなどに救急車を呼ぶ

症状の緊急度を素早く判定!救急車を呼ぶ目安に!全国版救急受診アプリ「Q助」

昨年、市内の救急搬送件数は、3177件でした。中には、急病ではないのに「救急車で病院に行けば早く医師に診てもらえる」「救急車は無料」などの不適切な要請がありました。

救急出動件数が多くなれば、救える命が救えなくなってしまいます。それはあなたの命かもしれません。

重篤なときなどは、迷わず救急車を呼びましょう。緊急性がなく、自分で病院に行ける場合は、救急車以外の交通手段を利用しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 元気発信課 情報発信係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館1階
電話:0257-21-2311/ファクス:0257-23-5112
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更新日:2021年03月05日