第五中学校区地域懇談会を8月1日に開催しました

中鯖石地区、南鯖石地区の22人の皆さんが、中鯖石コミュニティセンターで市長と語り合いました。

「地域からのテーマ」や「自由懇談」など、さまざまな課題や要望について意見交換を行いました。

マイクを持って発言する参加者の写真
発言する参加者の写真
  • 日時:2018年8月1日(水曜日)午後6時30分~午後7時50分
  • 場所:中鯖石コミュニティセンター
  • 参加者数:22人
  • 市の出席者:市長、総務課(課長、課長代理、副主幹)
  • 開催概要:

開催概要

  • 地域からのテーマ
    ・第五中学校旧仮校舎の再利用検討について
    ・第五中学校旧グラウンドの環境保全について
    ・空家の危険回避(部分破損や崩壊・除雪)対策について
    ・路線バスの生活密着型運用による利便性向上について
  • 2018年度の地域の施策など説明(市長)
  • 自由懇談

地域からのテーマ

事前に提出されたテーマについて、市長が回答し、その後、質疑を行いました。
(注意)説明者とは「地域からのテーマ」の趣旨を説明した方です。

第五中学校旧仮校舎の再利用検討について

説明者:昨年の第五中学校の新校舎移転に伴い、南鯖石地区に残された旧仮校舎の再利用について、所有者である教育委員会として、施設の管理体制や今後の利用方法について、どのように考えているか。当地区では、廃校となった建物などについて、市ならびに教育委員会と地元が同じ方向を向きながら、仮称廃校再生プロジェクトを立ち上げ、行政側からも担当者の参画をお願いできないか検討しているところである。なお、廃校となった建物は、市内に数棟あるので、市全体として検討する特定のセクションを設けていただきたいと思う。

市長2012年度には南鯖石、野田、高浜、石地、門出の五つの学校が閉校した。閉校した学校がどのように使われているかというと、旧南鯖石小学校は第五中の仮校舎という形で使った。野田小学校と高浜小学校は、博物館で収まり切れない収蔵品などの保管庫、収蔵庫に使っている。石地小学校は、はやまの里という高齢者の福祉施設として転用している。門出小学校は、地元の要望で体育館のみ残している。旧南鯖石小学校は、水は止めたが、電気は通じているので、電気料金が1年間で130万円かかるが、使っていいただいている。

懸案の使い道については、基本的には南鯖石のみならず中鯖石も含めて、どのように使ったら良いのかのアイデアを出していただきたいと思っている。先般、会長に文部科学省が出している、未来につなごう廃校プロジェクトという冊子のコピーをお渡しした。こういったものを参考にしながら、皆さんからアイデアを出していただき、市も相談に乗せていただきたい。

幾つか全国の事例を紹介したい。北海道の町は、小学校の建物をおせんべいの工場として活用している。岩手県の学校は、認知症を患われた方のためのグループホームとして活用している。同じく岩手県で、縫製工場として使っているところもある。茨城県の小学校は、工場でサツマイモをテーマとして、レストランや農場、貯蔵庫として使っているところもある。山梨県の中学校の建物を、ドローンの技術研究所として、ドローンを開発、製造する工場、研究所として使っている。また、広島県の学校では会社の研修施設として使っているところもある。インターネットをベースとして、一つの会社が使うのではなく、複数の会社が共有するオフィスとして使っているところもある。大分県の学校は、お米、サツマイモ、ニラの農業事業の拠点として使っているところもある。発酵して飼料や肥料を作ったりしているところもある。観光施設になっているところもあるが、主に工場関係、農業関係の利用、若い方々が起業するインターネット関係のシェアオフィスの三つが多いように思う。基本的には地域の方々からアイデアを出していただきたい。

第五中学校旧グラウンドの環境保全について

説明者:第五中学校旧グラウンドは、運動会などに借用しているが、常に行事があるわけではない。ほとんど使用しない冬期間を除くと、鳥獣対策や草刈りなどが必要になる。今年度は老人クラブやボランティアなどが除草作業を実施しているが、所有者である教育委員会から除草作業などを業者または地元に委託できないか。

市長除草作業は確かに大変であるが、皆さんにお願いしたいと思っている。柏崎市内の他の小学校でも、区長協議会もしくは地域の方々にお願いして、相応の草刈代をお支払いしている事例もあると承知をしている。相談は教育委員会の教育総務課に連絡いただきたい。多額ではなく、作業をしていただいた一部かもしれないが、支払いできる設えはしたい。

空家の危険回避(部分破損や崩壊・除雪)対策について

説明者:中鯖石、南鯖石は、街に出ていく方が多いので空家が増えてきている。中でも、半分崩れているが半分はなかなか崩れないようなところがある。このような空家が、除雪などの時に一番困るので、何とかしていただきたい。所有者が不在、不明の場合は、取り壊しなどができないことがある。危険なものについては、取り壊しなどの措置をお願いしたい。

長年空家になっている所有者不明のものもある。地域としては、所有者が分かっているものは取り壊しを依頼しているが、それ以外のものについては進まない。与板も相続人が全て相続放棄をして、所有者不在の建物があり、道路沿いで除雪に苦慮しているので、市で取り壊しなどをお願いしたい。

また、市では所有者が分かっていても個人情報を教えられないということであるが、区長がそれ以外に情報を使うわけではないので、連絡先などを教えていただきたい。

市長中鯖石、南鯖石のみならず市内全域、全国各地で出ている案件である。所有者がどうしても見つからない、いない、相続放棄されているという案件を、市が代わりに壊す行政代執行がある。今年度は諏訪町で1件、昨年度は荒浜で1件行った。特に子どもの通学路であり、その道しかない場合であったため行政代執行を行った。しかし、毎年毎年繰り返していたならば、これだけでお金がなくなってしまう。一般の家屋にしても100万円単位のお金がかかる。今回壊した諏訪町の物件は1,000万円単位のお金がかかっている。そこにアスベストなどが含まれればなおのことである。行政代執行を行った2件については、所有者らしき人とは連絡がつかないが、請求書は出し続けている。

基本的には所有者が行うのが原則であるが、地域住人に危険がある場合には、市も緊急安全処置ならばできるので連絡いただきたい。

民法の697条に基づいて、市が緊急的に防護板を貼ったり、飛散防止のネットを張ったりはできる。当然のことながら所有者がいるので、作業にかかった費用は、請求している。

所在者が誰なのかは、プライバシーの関係もあるので、区長であってもお話しできない状況である。

遅ればせながら空家バンクを作ったので、所在者が分かっていて住むに堪え得るような空家ならば、ぜひ登録していただきたい。空家を求めている方々とのマッチングを、宅建協会を交えて仲介するということである。柏崎を離れている空家の所有者にどのようなメリットがあるかというと、登録すれば市で定期的に物件を見回りして、所有者に状態を連絡する。また、物件を借りる、買うという成約に結び付いた段階で草刈りを市で1回行う制度も作った。知り合いなどで空家を所有している方がいたら、市に連絡いただければ空家バンクの紹介をしたいと考えている。7月1日から始めているが、数件、登録していただいて、1件借りたいという方が現れている。

柏崎に住んでみようと、田舎に住んでみようという若い方々が多くなってきたように思う。北条の岩之入は、40世帯位の小さな集落であるが、千葉の女子大生が二人、九州から女性が一人、最終的には地域おこし協力隊にということも含めて、お試しということで8月11日から1カ月ほど、空家を使って住む。また、谷根も柏崎に戻ってきた若い方が、谷根出身の方ではないが結婚をされる候補者も含めて、谷根に居を定めようかという方もいる。ぜひ皆さんも空家バンクの紹介をお願いしたい。

説明者:与板の空家は、半分ネットをかけていただいたが、崩れていない半分が道路側なので、屋根の雪が道路に落ちてくる。その雪の除雪を集落の費用で賄っている。今は大きな金額ではないが、大きな金額になるようであれば、市に助成をお願いしたいと思っている。空家が増えると除雪の関係の費用もかさむので、その際は相談させていただきたい。

路線バスの生活密着型運用による利便性向上について

説明者:岡野町線は、昔はドル箱路線といわれていた。昭和51年ころは、朝の通勤時間帯は、場合によっては1本見送らなければならないというような状況で、だいたい1時間に3本くらいあった。現在は三分の一以下になっている。それでも岡野町線は残った本数が多い方かと思うが、本数が減ると利用者も利便性が悪くなるので、利用しなくなる。

高齢者を若手が休みの日に来て買い物に連れていくということで、高齢者もバスを利用しなくなったこともあると思う。

岡野町線は、通勤・通学の時間帯以外は、田尻山辺りまで、フリーで乗降可能にしていただきたいので、可能かどうか越後交通で話をしていただきたい。コミセンの会長会議に行く時はバスに乗るが、田尻地区までは私一人で貸し切り状況である。フリー乗降になれば高齢者が利用すると思う。コミセンバスみたいなもので、中鯖石、南鯖石を回るのがあれば一番いいので、検討いただきたい。

市長生活を支えるための交通手段、特に高齢者が多い地区に関しては、車の免許を返納するから何とかしてほしいというのは、多くの地域でいただいている。

路線ごとのお客さんの乗降者数を調べたが、岡野町宮平北線は赤字路線の中ではまだいい方である。

本日、越後交通から来年の4月1日から柏崎市内の三路線を廃止させていただきたいという要望が届けられた。現実として、三つの路線は、県も市も補助金を出している。岡野町線は、市は年間580万円、県は900万円、国は900万円の補助金を出しており、国、県、市で2,300万円を補助し岡野町線を運営している。この数字を利用者の数で割り算をすると、恐ろしいことになる。宮平北線は、路線が短いので国の負担はないが、市が約330万円、県が170万円を負担している。中鯖石、南鯖石に関係する岡野町線、宮平北線で、約900万円を負担している。それでも越後交通は赤字、もしくはプラスマイナスゼロである。他の路線はもっと市が出しているが、廃止させていただきたいというのが三路線である。非常に厳しい現状である。市も三路線の関連する地域の方々のために、分かりましたと言えない。何とか路線は維持してほしいという交渉に、入らなければならないが、路線バス全体は非常に厳しい状況である。もう一つ大事な要素は、バスの運転手がいないということである。

フリー乗降区間を田尻山までということであるが、道路の幅員が狭くて交通量が多いので、認められないという話であった。

2018年度の地域の施策など説明(市長)

田んぼをしている方も多いかもしれないので、水の話をさせていただきたい。柏崎国営土地改良事業が進められている。高柳の栃ケ原ダム、西山の後谷ダム、鵜川の市野新田ダムで農業用水を確保しようというのが、柏崎国営土地改良事業である。非常に大きな事業であるが、中鯖石、南鯖石に関連する栃ケ原ダムに関しては、貯水量は130万リッポウメートルである。後谷ダムは65万リッポウメートルなので、栃ケ原ダムは2倍である。栃ケ原ダムは本日8月1日の午前7時現在で貯水率は56.9パーセントである。貯水率、56.9パーセントはどのような数字かというと、7月22日から放流制限をしているが、朝8時から夜8時までは、毎秒0.5リッポウメートル、夜8時から朝8時までは毎秒1.0リッポウメートルを放流している。栃ケ原ダムから受益地に水が届くには約10時間かかる。昼間受益地に、放流制限をかけない水量が届くということで夜の時間帯は、昼間の時間帯の2倍の放流量を確保している。このまま雨が全く降らず放流制限を続けていくと8月19日にゼロになる見込みである。後谷ダムは、同じように8月20日前後にゼロになる見込みである。予報は8月10日ごろには雨になっているので、何とかそこでしのぎたいというのが希望であるが、いざゼロに近づく状況になったら、他の自治体が行っているように消雪パイプの井戸などから水を使うことも考えなければならないと思っている。

上水道は、川内ダム、谷根ダム、赤岩ダムの貯水率は85パーセントである。貯水率、85パーセントがどれくらいのレベルかというと、三つのダムが揃った以降、貯水率が最低になったのは1994年である。1994年は、7月末の段階で70パーセントを切っていた。今年は85パーセントなので、1994年よりも15パーセント以上、水を蓄えている状況なので、上水道は大きな心配をしなくてもいいのではないかと考えている。

駅前のイトーヨーカドーが8月19日で閉店する。37年間続いたが残念である。建物は壊すそうである。その跡に関しては、幾つか民間どうしの話があると聞いている。市が手伝いすることが出てきたならば、もちろん手伝いしたいと思っている。

田尻工業団地の富士ゼロックスが、来年3月で閉じる。正社員が約250人、パート非常勤などが約150人、合計400人の方々が現在働いている。基本的に正社員は、神奈川の海老名に移転と聞いているが、中には会社を辞めてでも柏崎に残りたいという方々もいると聞いている。非常勤パートは、雇用が打ち切られるので、ハローワークと連携しながら柏崎で働いていただくことができないか、あっせん、マッチングの取り組みを始めた。

残念ながら市に情報が伝えられたのは、イトーヨーカドーに関しても今年の正月明けであった。イトーヨーカドーの本社、セブン&アイホールディングスに伺って、何とかもう一度考え直してもらいたいとお話した。セブン&アイは、セブンイレブンとイトーヨーカドーを行っている。セブンイレブンは好調であるが、イトーヨーカドーは全国的に調子がよくないので、申し訳ないということであった。富士ゼロックスも本社は東京にあり、富士フィルムホールディングスが親である。本社に伺って何とかということをお話ししたが、イトーヨーカドーと同じであった。ただ、富士ゼロックスの幹部から、少し興味を持っている関係の企業があるので、そこを見させてみるという話をいただいた。基本的に撤退、工場は閉鎖、建物は壊すのが原則であるが、関係の企業の中で跡を使っていただく企業があるかないかを当たっていただいている状況である。フロンティアパークは半分ほど空いているが、今年中に、空いているほぼ全ての土地の契約が結ばれると思う。市外から進出していただけるところもある。また、市内にある会社、企業が工場を拡張する拡大するという需要もある。

数字的なものを申し上げるならば、原子力発電所は止まっているが6,000人の雇用を確保している。この6,000人は、動いているときよりも多い数である。

法人市民税は、原子力発電所が止まっていても、ここ十数年、大きな落ち込みはなく、ほぼ横ばいである。柏崎は製造業を中心に工業関係が非常に頑張っている。一つ課題が、そのお金が地元の商業、小売り、サービス業に落ちないというのが象徴的で、イトーヨーカドーも含めて、地元で買い物をしないというのが状況である。地元購買率が今年初めて7割を切った。東京、新潟や長岡はそんなに伸びていないが、一番大きいのはインターネット通販である。柏崎の方々は、他の地域に比べて、より多く利用しているということである。

全体的に柏崎の経済は、そんなに悪くない。働いている方々の雇用者報酬は、長岡、上越、三条よりも上、新潟市に次いで2番目である。

数字の上では柏崎市の経済、また雇用者報酬などは、県内でもトップクラスを維持している。

自由懇談

路線バス

参加者:買い物難民と言われる高齢者が、この地区にも増えてきていると思う。先日、新聞を見たら上越でセブンイレブンが移動販売を行うという話も出ていた。地元では個人店がどんどん閉店している。企業などに働きかけをし、移動販売など買い物に出られない方の利便性を図っていただきたい。

市長柏崎もセブンイレブン柏崎豊田橋店が、この春から移動販売を始めた。国道252号沿いではなくて、国道353号沿いで新道、鵜川の2カ所の拠点を設けて、移動販売を行っている。

行政は、移動販売業者に車両の購入に補助を出している。コンビニの他に既存の事業者もいるので、既存の事業者の了解が得られれば、セブンイレブン、コンビニにも声掛けをしたいと思っている。

参加者:中南鯖石では何件か移動販売を行っている。車両購入の補助をしているという話であるが、2018年度で補助は終わると思っている。移動販売を行っている事業者は、車両の整備はある程度終わっていると思うが、運転する人とか購入の方が減ってきているという問題がある。運営の補助を考えていただきたい。移動販売の事業者も現状が厳しいので、違った形での補助をしていただければと思っている。

市長移動販売を行っている事業者に意向調査を行った。大半の方々が、今後長く続ける気持ちはないという回答であった。本来商売なので、運営補助というのはあり得ないわけであるが、基本的に公的に近いサービスということで、移動販売車の購入について補助してきたわけである。高齢で継続する意思がないということなので、補助をするので続けていただきたいということまで、言い切れるかどうか。本人たちの意思がどこにあるのかを見極めながら、考えなければならないと思う。

セブンイレブンなどの事業者のように、地元の事業者と折り合いがつくならば、他の地域にも行こうかというコンビニ業者もいるので、そういった方々にお願いするのも一つの方法かと思っている。

第五中校区で本年度行われる事業

市長第五中のグラウンドは、9月の体育祭に間に合わせるように進めている。山室では、基盤整備を来年度までの事業として進めている。行兼の集落舗装道は193メートルである。加納、善根の鯖石橋は撤去を行う。山室の道路改良、宮平の道路改良、加納、南条の善条橋の橋梁の修繕、加納橋の修繕工事、飛岡の水道管、下加納の水道管の工事を行う。主だった事業である。約3億3千万円の事業が予定されている。

以上

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 総務課 総務係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2330/ファクス:0257-22-5904
お問い合わせフォームはこちら

更新日:2020年01月31日