松浜中学校区地域懇談会を7月29日に開催しました

松波地区、高浜地区、荒浜地区の皆さんが、高浜コミュニティセンターで地域からのテーマや自由懇談など、さまざま意見や要望を市長と語り合いました。

マイクを持ち住民と意見交換を行う市長
市長に質問をする住民

日時

令和4(2022)年7月29日(金曜日)午後6時30分~8時10分

場所

高浜コミュニティセンター

参加者数

28人

市の出席者

市長、総務課(課長、係長、主査)

懇談概要

  • 市長の地域に関する施策の説明
  • 地域からのテーマ
    • 緊急告知ラジオのための「中継所」の設置
    • 宮川神社参道拡幅改修工事計画について
    • 緊急告知ラジオ入らない、入り悪い家庭が有る
    • 椎谷入り口の消波ブロックについて(継続)
    • 椎谷入り口のカーブ付近砂堆積、飛散について
    • 消防団積載車の存続について
    • 大湊海岸駐車場について
    • 地域エネルギー会社「柏崎あい・あーるエナジー」への提案(1)
    • 地域エネルギー会社「柏崎あい・あーるエナジー」への提案(2)
    • コミセン前広場の未舗装部を舗装のお願い
    • 高浜コミセン前広場に簡易トイレの設置希望
    • 国道352号を通る大型車両の運行について
    • 荒浜1丁目住宅地内の除雪の要望
    • 海岸道路について
    • 荒浜海岸の飛砂軽減対策について
    • 荒浜漁港の浚渫と柏崎刈羽原子力発電所内の港の浚渫について
    • 公職選挙立会人の探しについて
    • スケートボードパーク(練習場・遊び場)が欲しい
    • 防砂林(ハマナスロード周辺)の下草刈をお願いしたい
    • 浜辺の一画(荒浜漁港から北側・東電寄り)を公園に
    • 柏崎農協所有の空地に荒浜の顕彰公園を作ってほしい
    • 海岸清掃について
    • はまなすロード脇の遊具の撤去について
    • 遊具の設置について
    • グラウンドの有効活用について
    • 国道352号の桜の木について
  • 自由懇談

市長の地域に関する施策の説明(市長)

「新型コロナウイルス感染症の状況」「JR東日本が発表した不採算路線に対する公共的役割」「株式会社リケンと日本ピストンリング株式会社との経営統合」「松浜中学校区の市の事業」等について説明しました。

地域からのテーマ

事前に提出されたテーマについて、市長が回答し、その後質疑を行いました。

説明者とは「地域からのテーマ」の趣旨を説明した方です。

緊急告知ラジオのための「中継所」の設置

説明者:宮川町内では緊急告知ラジオの受信状態が不安定な家庭があると聞いています。また、緊急告知ラジオは家族が集まる居間に設置している家庭が多いと思われます。しかし、寝室は居間から離れていることもあり、いざという時に備えて外部アンテナを外し、枕元に置いたのに全く受信できないとの苦情があります。

このようなことから、宮川町内全体で確実に受信できるよう中継所の設置を要望します。

市長:現在、高浜地区における受信状況の改善に向けた、送信所の出力の増強、受信障害対策中継局の設置等の具体的な対策について、総務省と協議を進めているところです。

高浜地区の皆さんにとって、緊急告知ラジオがどこでも使えるといった本来の活用ができるよう、確実な対応をとってまいります。しばらくの間ご不便をおかけしますが、緊急告知ラジオは、現在のアンテナによる利用とし、自主防災組織においても、さまざまな手段を用いた情報の収集・共有をより密に行ってくださるよう、お願いします。

宮川神社参道拡幅改修工事計画について

説明者:平成28年の要望書提出以降、現地測量や地権者への説明が行われ、計画が推進されるものと思っていたが、令和2年以降、凍結されたままになっています。

災害発生時の緊急車両の乗り入れ等、人命に関する事項です。既に現地測量等に一定の予算が投入されており、予算の効率的な運用の観点からも早急に実施をお願いしたいと思います。

市長:多くの町内会から道路の改良の要望が非常にたくさんあります。宮川の道路、この神社の参道拡幅も、視野に入れているところです。宮川からはほかのご要望もたくさんあるため、何を優先すべきか、個別にお話をさせていただきたいと思います。

緊急告知ラジオ入らない、入り悪い家庭が有る

説明者:緊急告知ラジオに交換されたが、もともと、ピッカラはほとんど受信できない地区であり、外部アンテナを取り付けても受信が不安定です。早急な対策をお願いします。

市長:外部アンテナを取り付けても受信が不安定とのことですが、その解決策に関する予算を議会に諮っています。議決後の工事まで、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。

椎谷入り口の消波ブロックについて(継続)

説明者:砂の流失が昨年よりも多くなっています。引き続き県にも要望していきますが、市からもサポートをお願いしたいと思います。

市長:秋、冬から春にかけての波の荒さについは、十分承知しています。消波ブロックが傷んでいるところ、沈んでいるところなど、確認させていただきました。

昨年度も海岸管理者の県に対して要望を行いましたが、事業の実施には至りませんでした。今年度も引き続き県に対して、消波ブロックの嵩上げなど、浸食対策を要望してまいりたいと思います。

椎谷入り口のカーブ付近砂堆積、飛散について

説明者:柏崎から椎谷に入るカーブ付近は、特に椎谷川周辺で砂飛散、堆積が酷い状況です。砂飛散防止のフェンスを設置していますが、海岸側での砂飛散防止対策をお願いします。

市長:市でも飛砂、砂の堆積状況は把握しており、海岸側での飛砂防止対策を含め、県に対応を要望してまいります。

荒浜では飛砂対策として植栽をしたところ、一定の効果が出てきているため、そのことを含めて県に要望させていただきます。

消防団積載車の存続について

説明者:消防団班統合により椎谷の積載車が今後更新されないことになりましたが、積載車による広報は、原子力防災や自然災害の対応などで重要になってきます。軽自動車でもよいので、積載車の更新計画をお願いします。

市長:消防団の班統合を進めている理由は、消防団員のなり手がなく、一つの集落では消防団を維持できないといった地元の声が非常に強いこともあります。積載車の存続については、令和2(2020)年の4月の班統合の説明のときにも申し上げた通り、現在、第13分団、3班が有する2台の積載車を早急に1台に減らすということはありません。今後、その積載車が更新する時期になったら、1台にするということになろうかと思いますが、今すぐに2台の積載車を1台にするということはありません。

将来、積載車が1台になったとき、この3班をどうするのかということに関しては、原子力発電所の地元ということや、災害時の避難広報なども含め、地域住民の皆さんから十分なご理解をいただかなければならないと思っています。減らす時期になりましたら、改めて皆さんのご要望を含め、ご相談させていただきたいと思います。

大湊海岸駐車場について

説明者:大湊海岸駐車場(第一)の草刈り・整地を4月と9月に実施していただきたいと思います。背後の斜面から水や土砂が流入して、砕石敷きの路面が起伏状になり、湿地化している部分もあります。

駐車場内にある看板を道路から見える場所に立て直していただきたいと思います。国道352と市道20-63の合流部分にある、大湊海岸駐車場(第二)の草刈り・整地を年2回実施していただきたいと思います。

市長:この駐車場は、平成18(2006)年4月、駐車場敷地および仮設トイレの維持管理を条件にサーファー用として活用する覚書を当時の宮川コミュニティ振興協議会が市と交わし、市が土地の所有者から借り上げをしているものです。

そのため、草刈りおよび整地については、今の高浜コミュニティ振興協議会が行っていただいているものと認識をしています。

また、覚書では、市が借り上げている仮設トイレの清掃管理をコミュニティ振興協議会が実施するということにしていますが、実際の費用は、市が報酬をお支払いしているところです。看板をよく見えるところに設置することは、今後検討させていただきたいと思います。

地域エネルギー会社「柏崎あい・あーるエナジー」への提案(1)

説明者:3月に設立された「柏崎あい・あーるエナジー」は、当初、電力卸売市場から全量を調達し、市の公共施設を対象に電力供給を始めるとしています。

市自前で再生エネ発電設備の確保が望まれていますが、現時点では市有地、県有地で数箇所の計画があるのみです。民有地の活用も視野に、内外の再生エネ発電事業者に誘致を働きかけてはどうでしょうか。

税(固定資産税)、農地の工業地への転用簡素化、助成金制度、資金融資などの優遇策を提示していく必要があると思います。柏崎刈羽原発の再生エネ電力の調達を選択肢に加えることを提案します。

市長:柏崎あい・あーるエナジーでは、全量を卸電力市場から調達するという計画はありません。自前電源と足らない部分は卸電力市場から調達します。

民間の土地の活用に関しては、高浜地区でも風力発電、民間の風力発電の計画が進められていると承知しています。また、松浜地域においては民間による太陽光発電の話もあると承知しています。

経済産業省から洋上風力発電の電気を海底で送電するという計画が発表されました。その一角を市とあい・あーるエナジーが担わせていただき、ぜひとも柏崎から陸揚げをしてもらいたいと考えています。

地域エネルギー会社「柏崎あい・あーるエナジー」への提案(2)

説明者:「柏崎あい・あーるエナジー」の中期的展望で水素の備蓄・供給を業務に組み込んではどうでしょうか。燃料電池車、水素発電、水素エンジンなどが実用化の段階に踏み出しています。エネルギー源の水素の生産も色々な業種の企業で量産稼働に達しつつあります。

水素の備蓄・供給(水素ステーション)の安定確保こそ、市が目指す環境エネルギー産業構築の基本となるものであろうと考えます。

市長:2025年の3月、平井において、日本で初めて水素発電の商業用の発電を始めます。松浜中学校区の話ではありませんが、ぜひ応援していただければありがたいと思います。

コミセン前広場の未舗装部を舗装のお願い

説明者:高浜コミセン前の広場は、中越沖地震での仮設住宅の撤去後は、未舗装のままです。現在は、コミセン利用者の駐車場となっており、広場の上方に寺院の利用者も通行利用しています。夏場には盆踊りやイベント会場にもなりますので、ぜひ広場全体の舗装をお願いします。

市長:中越沖地震の仮設住宅のときと異なり、残念ながらお寺のための駐車場整備はできませんので、ご了承いただきたいと思います。

高浜コミセン前広場に簡易トイレの設置希望

説明者:早朝及び夕方に海釣りに来る人達がコミセン前広場に駐車しますが、トイレがないため、防災小屋脇及び側溝に用を足していく人が見受けられます。3年ほど前には、側溝に人のものと思われる便が置き去りになっていました。

道徳上・衛生面からもこのような行為は論外であるので、早急にコミセン広場に簡易トイレを設置することを要望します。

市長:市外からの利用のマナーの悪さに関しては、困ったものだと思っていますが、簡易トイレを設置するという予定はありません。

簡易トイレを設置すれば、必ずその管理が必要です。以前から海水浴シーズンのみ、東屋付近に簡易トイレ一基を設置していますので、ご了解いただきたいと思います。

国道352号を通る大型車両の運行について

説明者:夜間の国道352号で高速の大型車両の通過が増え、家屋の揺れが酷いです。以前にも市に要望して改善の兆しが見えましたが、近年夜間の大型車両の制限速度超過で震動が酷く、睡眠が十分取れません。

海岸道路を通るよう誘導標識などを設置し、住宅地を通る場合、減速するよう指導していただきたいと思います。夜間のスピード違反取り調べも要望します。

市長:道路管理者の県から「減速指導線等の設置を検討します。ただし、柏崎地域振興局管内では区画線の再設置を必要とする箇所が多くあり、限られた予算の中で優先順位をつけて対応しています。このため、要望に対してすぐに対応できないことがあります。」との回答がありました。

また、夜間のスピード違反の取締りについては、柏崎警察署から、「荒浜から石地の間の速度違反の車両が多いことは承知しています。夜間の交通量も調査し、夜間の取り締まりを検討するとともに、今後も継続して取り締まりを強化します。」との回答がありました。

今後とも、国道352号沿線にお住まいの方々が少しでも安心して生活していただけるよう、県および柏崎警察署に要望してまいります。

荒浜1丁目住宅地内の除雪の要望

説明者:荒浜1丁目住宅地内(13区)の道路に市の除雪をお願いします。

市長:ご要望の路線の道路幅は4.0メートルと狭いことから、市が保有する除雪機械での除雪が困難です。市の除雪車が入って除雪できる路線は5.0メートル以上の道路幅を必要としており、ご理解いただきたいと思います。

道路の除排雪については、除排雪の75%補助、小型除雪機の50%補助(上限75万)がありますので、こちらもご利用いただきたいと思います。

小型除雪機を置く場所に困るということであれば、荒浜小学校や児童クラブの一角をご利用いただくことも可能なため、ぜひご検討ください。

海岸道路について

説明者

  1. 海岸岸道路の除砂作業について
    荒浜町内会では、春先に町民全世帯の協力のもと、海岸道路の除砂作業を行っています。今年度の作業では、例年にない大量の砂が道路わきの防風防砂フェンスに溜まっており、町民には大変な難儀をさせてしまいました。
    海岸道路の除砂作業は、道路維持課で行ってもらっているところですが、今後も町内会として、道路維持課と緊密に連携したうえで、除砂作業を行っていきたいと思います。なお、今年のような大量の砂が溜まっているような場合には、町内会としての除砂作業は中止せざるを得ないと考えているところです。
     
  2. 海岸道路防風防砂フェンスの修繕について
    荒浜漁港から柏崎寄りの防風・防砂柵の横板が塩害腐蝕でボロボロの箇所や欠損した箇所が多数あり、防風防砂の用をなしていません。三丁目から二丁目方向にかけてが酷いです。柏崎に向かって左側の防風砂柵も同様です。防風防砂フェンスの修繕を早めに実施していただきたいと思います。

市長:市道の堆砂については、道路パトロールで状況を確認しているところです。春先に町内会で行っていただいている人力による作業は、重労働になるため、その際は、市にご相談いただきたいと思います。

フェンスに関しては腐食具合が著しいと思いますので、来年度から計画的に修繕をしてまいりたいと思います。

説明者:今までは、4月の最初の日曜日に市の道路維持課と共同で砂出しを行っていましたが、今年は作業してくれませんでした。

市長:以後そのようなことがないよう、担当にしっかりと引継ぎをするよう申し伝えたいと思います。

荒浜海岸の飛砂軽減対策について

説明者

  1. 令和元年から浜辺に「防砂ネット・植生ネット」を試験的に実施していただき、かなりの効果を実感しています。この面をさらに広げていただきたいと思います。
  2. 飛砂軽減対策としての「防砂ネット・植生ネット」は「効果はない」の意見もあります。「防砂ネット・植生ネット」は4年目を迎えていますが、市として専門的な評価を伺いたいと思います。

市長:令和元(2019)年から植生ネットを施工しており、一定の効果が出ています。継続してこの植生ネットを施工し、飛砂の防止を繰り返し広げて面積を広げてまいりたいと思います。

説明者:港を守るためにテトラポットを延長したようですが、そこから三丁目のあたりが砂だらけになっています。砂がどんどん溜まってきているので、県知事に意見を言っていただけないでしょうか。

市長:テトラポットが本当に機能しているのか、逆に砂が溜まっているのではないかということに関しては、県の担当者にしっかりと伝えさせていただきたいと思います。

荒浜漁港の浚渫と柏崎刈羽原子力発電所内の港の浚渫について

説明者:荒浜漁港の4月の浚渫で漁港北側隣接地に高く積み上げられた砂は、9月以降に撤去と報道されています。

浚渫した砂は早急に処置し、置き貯めしないでいただきたいと思います。強風で砂が舞い道路や人家にもろに吹き付け、被害甚大と苦情が出ています。

柏崎刈羽原子力発電所内の港の浚渫した砂が荒浜漁港の南側、荒浜一丁目と二丁目の境界沖1.5キロメートルに運ばれていると聞きます。その砂が風と海流で荒浜漁港に向かっていることが港を埋める原因と言う人々もいます。原因究明にあたっていただきたいと思います。東京電力の砂浜の変動図の説明では納得し難いです。

市長:今年4月の荒浜漁港の浚渫量は、過去最大の8,400立米に達しました。6月の定例会議で補正予算をご承認いただき、現在、運搬処分を含む工事発注の準備を進めているところです。土砂の撤去は、9月以降となります。何とぞご理解いただきたいと思います。

なお、浚渫した砂は、県長岡地域振興局が管理しており、階段護岸復旧工事の仮設土、養浜として使うとのことです。

また、原発の港で浚渫した砂が荒浜の港に流れ着いているのではないかということについては、海洋調査を予定しているので、原因究明に努めてまいりたいと思います。

公職選挙立会人の探しについて

説明者:選挙の選挙立会人探しは町内会に託されていますが、簡単ではありません。一日中、電話かけまわっても徒労に終わり、落胆の日々が続きます。せめて半日なら応じてもいいと言う声があり、検討していただきたいと思います。

18歳以上であれば高校生や大学生でもよろしいでしょうか。

選挙日の1か月前に探すのではなく、事前に登録者を募る方法もあります。次の選挙の年月日ははっきりしないが、あらかじめ10~20人程の人を決めて、2人ずつ順番にする方法は可能でしょうか。

町内会外で応じていただく方がいたら、了解していただきたいと思います。

市長:半日単位の件に関しては、選挙という業務の重要性や公平性の観点から、基本的にはお一人でお願いしたいと思います。

18歳以上であれば、つまり選挙権を有していれば、立会人の要件を満たすので、高校生や大学生でも可能です。

事前に立会人の登録者を募る方法については、可能だと考えます。

市の選挙人名簿に登載した方であれば、町外の方であっても、立会人の選任は可能です。

スケートボードパーク(練習場・遊び場)が欲しい

説明者:現在、佐藤池運動広場第4駐車場の一部を試験的にスケート用に確保しています。当町内において、小中高の児童生徒を中心とした青少年が午後から夕方にかけて海岸道路歩道や裏通りの舗装道路でスケートボードを興じている光景が目立っています。

小・中学校では、道路場の遊びを禁じていますが、他に遊び場がありません。荒浜コミュニティセンターの広場・荒浜第一・第二公園に遊具はありますが、舗装されていません。青少年に好まれる遊び場がないのも問題ですが、以下の場所は使用可能でしょうか。

  • 原子力広報センターの駐車場
  • 小・中学校の駐車場
  • 各駐車場に利用可能範囲、場所、時間を定め、事故等は自己責任とする

他に可能な所があるか検討いただきたいと思います。子ども達に魅力的な地域を提供したいと考えます。

市長:スケートボードパークに関しては、現在、佐藤池運動広場の第4駐車場で行っています。その他の駐車場では、安全面を考えると難しいです。スケートボードを楽しみたい方は、佐藤池の足を運んでいただきたいと思います。

防砂林(ハマナスロード周辺)の下草刈をお願いしたい

説明者:保安林の中ほどは国道に沿って遊歩道になっています。また、国道352号の両脇の歩道は、小・中学生の通学路になっています。この保安林は、近年、繁みになりやすく、景観的にも衛生的・防犯的にも問題視されています。

3年前、下草刈を実施していただきましたが、また繁みになっています。今年度はさらに範囲を広げていただけないでしょうか。

市長:保安林内の遊歩道および国道352号の保安林側の歩道の除草は、毎年実施しています。本年は、7月5日に約2,900平米を実施しました。下草刈りの実施については、県と保安林内の状況を確認し、要望してまいります。

浜辺の一画(荒浜漁港から北側・東電寄り)を公園に

説明者:駐車場、水飲み場・シャワー室・更衣室・トイレ・遊泳監視室のある施設を設けてほしいと思います。あわせて、憩い場・東屋、できたらスケートボードパークもほしいです。世界一の原発立地点の荒浜に相応しい地域であるように整えていただきたいと思います。

市長:施設を整備することにより、訪れた人たちの利便性が向上することは理解できますが、施維持管理にそれなりの人手が必要となります。現在、荒浜以外の市内の漁港区域で公園施設、シャワー、水飲み場、トイレ等の環境施設を設置しているのは、石地、高浜、笠島地区の3か所ですが、維持管理は全て地元町内会に無償でお願いをしているところです。

荒浜地区で実施した場合も維持管理も荒浜町内会に無償でお願いすることとなります。町内の皆さんがこの先も継続して維持管理をしていただくことは可能かということを含めて、ご検討いただきたいと思います。

柏崎農協所有の空地に荒浜の顕彰公園を作ってほしい

説明者:荒浜街の中央部にある柏崎農協所有の空き地は、貧しく荒んだ殺風景な空き地になっています。かつて、ここに荒浜村庁舎や農協経営の店舗があり、賑やかな場所でした。

この跡地を買い取って、この地が荒浜村であったこと、あぞ編み発祥の地であったこと、漁業・商業・政治・宗教で活躍した偉人誕生の地であることを顕し、見栄えがよく、希望を感じる公園を作っていただきたいと思います。

市長:あぞ編みや地域の偉人を顕彰する公園を作ってほしいとのことですが、今のところ公園を作る計画はありません。地域の偉人に関しては、市の博物館が運営するWEBミュージアム等において、すでにご紹介をさせていただいており、ご理解いただきたいと思います。

海岸清掃について

説明者:松波海岸に毎年多量のゴミが漂着しています。今年は、6月上旬にシルバー人材センターに清掃していただき、町民の皆さんは大変喜んでいます。今後も引き続き清掃をお願いしたいと思います。

市長:この海岸清掃に関しては、予算を増額し、きめ細かな対応を心がけているところです。引き続き、海岸清掃、環境の保全美化に努めてまいります。

はまなすロード脇の遊具の撤去について

説明者:松波から荒浜にかけての遊歩道(はまなすロード)に木製の遊具と展望台が設置されていますが、劣化が激しく、現在使用禁止となっています。保安林の中であり、防犯、防火、環境面からも修繕か撤去をお願いします。

市長:遊歩道にある木製の遊具と展望台の撤去については、今現在、県長岡地域振興局に要望しているところです。引き続き、早急に撤去していただくよう要望を重ねてまいります。

説明者:中学校区の地図を見ると、はまなすロード脇の遊具は、荒浜の町内の問題ではないでしょうか。

市長:松波の町内の方からご質問が来ていますので、どちらか一方の問題ということではないと思いますが、後でまた確認させていただきます。

遊具の設置について

説明者:松波三丁目地内の都市公園(フレンドパーク)に遊具の設置をお願いします。当公園には多くの子どもが訪れるが、遊具がなく、散歩程度しかできません。

ぜひ、遊具の設置(2連式ブランコ1台、滑り台1台)をお願いします。

市長:都市公園の遊具については、基本的に既存施設の修繕や更新を優先していますので、今現在遊具の新規の設置については実施していません。町内で子どもの遊び場施設等の整備補助金をお使いいただくと、上限60万円、補助率3分の2ですので、90万円の遊具の場合、60万円が補助されます。

残り30万円をご地元でご負担いただけるということであれば、フレンドパークにもこの遊具の設置は可能ですので、ぜひご検討いただきたいと思います。

説明者:都市計画課に確認したところ、都市公園は、補助の対象にはならないということを聞きましたが、今は補助金が出るということでしょうか。

市長:そのとおりです。

グラウンドの有効活用について

説明者:松波コミセンのグラウンドは、近くに鯖石川改修記念公園が建設され、以前のように活用されていません。それならば、20台等の駐車場として整備して活用したらどうでしょうか。

コミセンの駐車場が狭いため、検診でさえ路上駐車をしなくてはなりません。また、災害時は路上駐車をすると交通渋滞が想定されます。

市長:市道の全部を舗装することはできませんが、グラウンド部分に駐車場スペースという形で市道からの乗り入れができるか、担当課で協議させていただきます。

説明者:市道からの乗り入れのところだったらよいと、そこの変更だったら何とかできるということで間違いないでしょうか。

市長:先ほど申し上げましたとおり、乗り入れ部分は頑張らせていただくが、グラウンド部分を全面的に舗装するという計画はありません。

国道352号の桜の木について

説明者:国道352号の道路拡張に伴い、松浜中学校の前にある桜の木を伐採するとの話を聞きました。何とか桜の木を残してほしいです。大木は移転しても枯れる等の話は聞いていますが、小木も多少あるので、松浜中学校の敷地に移転等はできないでしょうか。

市長:原子力防災の観点から、国道352号の松浜中学校前の部分を拡幅しようと計画しています。木を切ることは何とかできないかと思っていますが、移設となると、相当な費用と期間がかかります。

小さい木は1本でも2本で残したいと思いますが、それを中学校の敷地に植えることについては、グラウンドが狭くなるのは困ると中学校から言われており、難しいところです。また、中学校や松波コミセンの皆さんと相談をさせていただきたいと思います。

説明者:小さい木でも移植はしない、できないと、それが中学校の方も移植をしてもらっては困るというような聞き取り方をしたが、それで間違いないでしょうか。

市長:小さい木は何本あるか分かりませんが、可能な部分は移植させていただく余地はあります。ただ、移植するに当たっては、学校側の方からはグラウンドが狭くなるようなところに移植してもらっては困るということもありますので、どこに移植するかということに関しては、学校側とも相談をさせていただかなければならないと考えています。

自由懇談

「協賛金等の集金」「地震における避難対応訓練」「コロナ見舞金」「太陽光発電の起工式」について懇談しました。

 

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更新日:2022年12月05日