市長定例記者会見概要(令和2(2020)年5月13日)

市長定例記者会見(令和2(2020)年5月13日)のお知らせ

柏崎市小規模事業者経営支援補助金の説明をする市長
東中学校の模型を使って改築事業の説明をする市長

以下の「定例記者会見」で、概要をご覧いただけます。

報道機関との質疑応答を追加しました。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

発表事項

新型コロナウイルス感染症の拡大による経済対策および生活支援を迅速に実施

一つ目は市独自の経済対策で、柏崎市小規模事業者経営支援補助金です。マイナスの影響を受けている小規模事業者に対して事業継続を支援するため、10万円を補助します。3千万円の補正予算から始まりましたが、5月12日付けで2億5千万円の専決処分をさせていただきました。この小規模事業者経営支援補助金の追加が主になります。

この補助金の対象となり得る従業員20人以下の事業者数は、全体で3,754です。5月12日現在で300事業者から申請をいただきました。この300事業者の昨年同月比の売上減少率を算出したところ、平均はマイナス59.3%でした。一番申請が多い業種は、132事業者から申請があった「宿泊業、飲食サービス業」で、昨年同月比の売上減少率はマイナス60.8%です。二番目は、55事業者から申請があった「卸売業・小売業」で、減少率はマイナス52.3%です。三番目は26事業者の「建設業」で、減少率はマイナス61.2%です。四番目は25事業者の「生活関連サービス業、娯楽業」で、減少率はマイナス59.4%です。五番目に20事業者の「製造業」で、減少率はマイナス61.2%でした。

従業員20人以下、前年同月比で30%以上の減少率などの条件がありますが、申請をいただければ、7日以内に振り込みをさせていただきます。商工会議所の広報なども使いながら周知をしていますが、まだ足りていませんので、皆さんからもお力添えを賜りたいと思っています。この補助金に関しては、複数回を予定しています。昨年に比べて売り上げが約60%も減っているという状況は、非常に厳しいと考えています。ぜひこの補助金をお使いいただきたいと思います。

二つ目も市独自の経済対策で、柏崎市緊急雇用安定給付金です。国の雇用調整助成金、もしくは緊急雇用安定助成金制度を利用した市内事業者に5万円を定額で給付します。これは、雇用調整助成金の制度が非常に複雑で、まだあまり活用されていないため、柏崎市の給付金も活用されてないのが実情です。この雇用調整助成金の申請に関して、商工会議所が19日に説明会を開くと聞いています。事業者の方々からは、この雇用調整助成金をお使いいただき、雇用の安定を確保してもらいたいと思っています。

三つ目も市独自の経済対策で、信用保証料補給および利子補給です。信用保証料の全額と支払利子額の一部を補給します。

四つ目は国の制度で、持続化給付金です。前年同月比で売り上げが50%以上減少している法人に200万円以内、個人事業者に100万円以内で事業継続のための給付金を支給します。先ほど申し上げたように、市内の小規模事業者においては、平均して前年同月比がマイナス60%でしたので、多くの事業者にこの制度もお使いいただきたいと考えています。持続化給付金に関しては、5月24日に、産業文化会館の一階展示室で市内の相談窓口を開きたいと考えています。

次は、元気発信応援プロジェクトです。これも柏崎市独自のものですが、柏崎市出身の県外で頑張る学生向けにお菓子の詰め合わせを送って応援します。また、柏崎ファンクラブの県外会員の方々に柏崎の特産品のパンフレットを送り、柏崎の事業者を応援していただきたいというプロジェクトです。学生応援に関しては、現在のところ652人から応募をいただき、お菓子をすでにお届けしています。対象は千名ほどいますので、引き続き周知をしたいと考えています。おかげさまで、多くの学生から非常に良い反応のメッセージをいただいています。柏崎ファンクラブの県外会員約3千人の方々に、柏崎の特産品を購入していただきたいと呼びかけをさせていただいたところ、現在までに384人から523件のお申し込みをいただいています。

次に、国の制度による生活支援です。子育て世帯への臨時特別給付金は、5月29日に支給を予定しています。特別定額給付金は、ゴールデンウイーク中に発送作業はほとんど終わり、早いところでは、7日に郵便による申請書類が届いています。オンライン申請は1日から始めさせていただき、早い方は5月8日に振り込みをさせていただいています。郵送による申請については、5月12日から振り込みを始めさせていただいています。昨日までに、対象約3万5千件のうち1万9,544件の申請をいただきました。申請の内訳は、郵送や窓口による申請が1万9千件ほど、オンラインでの申請が550件ほどでした。すでに振り込みをした件数は1,514件です。うち郵送や窓口での申請によるものが1,056件、オンラインでの申請によるものが458件です。残り1万8千件ほどありますが、現在平均して1日4千から5千件の振り込み作業を継続していますので、今月の20日前後には、今まで申し込みをいただいた方々への振り込みは終わると考えています。申請はまだ全体の55%ほどですので、これからの申請についても対応をさせていただきたいと思っています。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334、ものづくり振興課 電話番号:0257-21-2326、
福祉課 電話番号:0257-21-2234、市民課 電話番号:0257-21-2200)

柏崎市奨学金の追加募集を行います

新型コロナウイルス感染症拡大により、学生がアルバイトもできなく、学業の継続が困難だという声も出始めてきています。これまで、柏崎市の奨学金は1年生の時から受けることを前提に募集していましたが、2年生以上も追加募集をさせていただきます。5月29日まで受け付け、6月から支給します。そのためには、条例の一部改正が必要ですので、議会に提出させていただく予定です。認められましたら、4月分、5月分も遡及して支給します。応募いただく方が1人であったとしても、学業を途中で諦めることのないように、ぜひこの制度をお使いいただきたいと思います。また、柏崎に戻ってこられた場合には、前年償還分の2分の1、もしくは10万円のいずれか低い額を補助するウェルカム柏崎ライフ応援事業補助金もありますので、併せてご利用いただきたいと思っています。

(主管:教育総務課 電話番号:0257-21-2360)

柏崎市美術展覧会をWEB展示場で初開催

柏崎市美術展覧会をWEB展示場で初開催します。開催は10月1日から11月30日までです。県展も中止が決まったところですが、この市展を目標に制作活動をされている市民の方々も大変多いと承知しています。ソフィアセンターなどで展示をして、多くの方々に実際に作品を見ていただくのが一番良いですが、この状況では難しいため、 WEB上での展示とさせていただきます。もちろんこの新型コロナウイルスが終息すれば、文化会館アルフォーレなどのギャラリーでも優秀作品は展示させていただきたいと考えています。これをきっかけに、毎年、実際の展示も行いますが、WEB上での市展も積み重ねて過去の作品も見ることができるようにできたらと思っています。市民の皆さんからは、外出しにくい状況で作品の制作に励んでいただき、WEB上ではありますが、よりたくさんの方々に見ていただくチャンスであると前向きに捉えていただき、ぜひ応募していただきたいと思っています。

(主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)

令和2(2020)年産米山プリンセスの作付けがスタート-期待の若手生産者と市長が田植えで豊作祈願

今年は西山町新保の田んぼで、若い農業者である株式会社アグリード越後の加藤さん兄妹と一緒に、米山プリンセスの田植えを行います。昨年は夏暑く、水が少なかったため、残念ながら27者の取り組みで米山プリンセスとして認定された方は3者で、収量も2トンほどでした。今回、アグリード越後さんと一緒に田植えをしながら今年の豊作を願い、皆さんからのお力添えも得て、米山プリンセスをより多くの方々にご紹介したいと思っています。

(主管:農政課 電話番号:0257-21-2295)

常設の移住オンライン相談窓口を開設

常設の移住オンライン相談窓口を、柏崎コワーキングスペース「K.Vivo」内に開設します。市外や県外在住で、柏崎に戻ろうかな、柏崎に住もうかなという方がいらっしゃいましたら、お一人でもお二人でもご相談させていただきたいと思います。わざわざお越しいただかなくても、オンラインで相談をお受けします。

(主管:元気発信課 電話番号:0257-21-2311)

ブルボンウォーターポロクラブ柏崎の選手が協力!「いえスポ」と「水球すごろく」を使って自宅で楽しく過ごそう!

外出しにくい中、「いえスポ」と「水球すごろく」を使って自宅で楽しく過ごしていただきたいというものです。残念ながら東京オリンピックが1年延期になりましたが、柏崎期待の水球の中核をなすブルボンウォーターポロクラブ柏崎の皆さんから、家の中で少しでも体を動かしてもらえるように協力していただきました。他にも、柏崎市のスポーツ協会、レクリエーション協会、からだFine!からご協力いただきました。「水球すごろく」も、自宅でお子さんたちに楽しんでいただき、少しでも水球に興味を持っていただきたいと思います。

(主管:スポーツ振興課 電話番号:0257-20-7010、水球のまち推進室 電話番号:0257-41-4020)

東中学校改築事業基本設計が完成

東中学校改築事業の基本設計が完成しました。1975年にできた東中学校ですが、非常にたくさんの生徒が通い、プレハブで対応していた時期もありました。生徒や保護者の皆さんにご心配やご迷惑をおかけしましたが、ようやく改築事業の基本設計ができました。人数に合わせた適正な規模で、特にバスケットボールが盛んな中学校ですので、バスケットボールコートは2面を確保しています。東中学校は40年前に統合してできた中学校で、植えた木も40年間育ってきましたが、なるべくこの木を残し、緑を保ちながら新しい校舎を作り上げていきます。保護者の皆さんが、送り迎えしやすいように駐車場をたくさん取らせていただいて、安全も確保しました。今年度、実施設計に入りますが、実施設計の途中でも、保護者や地域の方々にお話をいただきながら、修正できる部分は修正しながら実施設計を重ねていきたいと考えています。

(主管:教育総務課 電話番号:0257-21-2368)

定例記者会見の質疑応答

報道機関から受けた質問項目は、以下のとおりです。

  • 小規模事業者経営支援補助金に関する質問
  • 小中学校の再開に関する質問
  • 新型コロナウイルス感染症への東京電力の対応に関する質問
  • 新型コロナウイルス感染症の東京電力の検証結果に関する質問
  • 新型コロナウイルス感染症の中での災害対策に関する質問
  • 新型コロナウイルス感染症のPCR検査センターに関する質問
  • 使用済み核燃料税に関する質問
  • 核燃料サイクルに関する質問

定例記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 元気発信課 情報発信係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館2階
電話:0257-21-2311/ファクス:0257-23-5112
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更新日:2020年05月22日