市長定例記者会見概要(令和2(2020)年6月3日)

市長定例記者会見(令和2(2020)年6月3日)のお知らせ

柏崎の海について説明する市長
災害時の避難行動チラシの説明をする市長

以下の「定例記者会見」で、概要をご覧いただけます。

報道機関との質疑応答を追加しました。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

発表事項

6月は自宅でえんま市気分―動画でえんま市を紹介

毎年6月14日から16日は、約2キロにわたって露天が約500店舗展開するえんま市が開催されます。いつも10数万人の人出ですが、今年は今のところ秋に延期としています。今回、昭和や平成の時代のえんま市のどんなものだったのかをYouTubeで配信します。今年のえんま市が秋に開催されることを期待していただきながら、ご自宅で昭和の時代と平成の時代のえんま市の様子を楽しんでいただきたいと思います。

(主管:元気発信課 電話番号:0257-21-2311)

「新しい生活様式」は柏崎で―移住定住を語るハイブリッド型座談会を開催

今朝のテレビで、都会のラッシュアワーで電車に揺られて通勤されている方々が、新型コロナウイルス感染症をきっかけに地方への移住を考え始めたという方が多くなってきたという報道がありました。私たちも今回の事態を一つのきっかけとさせていただき、あらためて柏崎に戻ってこよう、もしくは柏崎に住んでみようという方々が関心を寄せてくれることを考えました。20代から30代前半の方々を中心にU・Iターンされた4人と私とファシリテーターの水戸部さんと一緒に、柏崎の魅力、柏崎に戻ってきた理由、柏崎の生活での良いところや足りないところなどを率直に意見交換させていただきながら、その模様をネットで生中継します。首都圏在住者の方々からもリモートで参加していただきたいと考えています。今回参加される阿部さんは、阿部酒造の責任者で、造られているお酒は非常に人気を集めています。せっかくなので、阿部さんが造られたお酒を飲みながら、楽しい時間を作らせていただきたいと思っています。

(主管:元気発信課 電話番号:0257-21-2311)

柏崎発!新しい海の楽しみ方をご提案

柏崎はこれから海のシーズンに入りますので、柏崎の海の楽しみ方を提案させていただきます。

一つ目は海水浴です。県内で海水浴客が一番多いのは柏崎で、その中でも石地が最も多く、遠浅の海水浴場としてファミリーの方々に楽しんでいただいています。石地の海水浴場を含めて、市内には42キロの海岸線にそれぞれ特徴を持った海水浴場が15カ所もあります。安全に海水浴を楽しんでいただけるようライフセービングの方々を中心に、柏崎市の消防職員からもお手伝いをいただきながら、従来通り海水浴場を開設させていただきたいと思っています。海開きは7月5日に夕海で行う予定です。

二つ目は、バーベキューです。これまで海水浴場でバーベキューは禁止させていただいていましたが、今年新たにみなとまち海浜公園にバーベキューエリアを開設します。非常に広い空間になっていますので、このバーベキューエリアも柏崎の新たな魅力として楽しんでいただきたいと思います。

三つ目は、柏崎港にある観光交流センター夕海です。柏崎観光協会の方々のお力添えで7月にリニューアルオープンします。番神海水浴場の近くにあり、ドライブやサイクリングの休憩にもお立ち寄りいただけます。お土産や、柏崎で獲れた魚や野菜なども購入できるスペースとして、港ですが道の駅のような新たな位置付けを期待しています。観光客だけでなく、たくさんの方々からお越しいただきたいと思います。

四つ目は、番神自然水族館で、これは3年目の開設になります。大きな水族館も魅力的ですが、柏崎は箱物の水族館を作るのではなく、元々ある自然を利用して、子どもたちが魚を追いかけ回したり、カニを捕まえたり、触って見ることができる水族館です。7月18日から8月16日までの土曜日、日曜日、祝日で開催します。

五つ目は、ドライブとサイクリングです。鴎が鼻から望む米山、遠浅の海に沈む大きな石地の夕日、笠島地内にある牛ヶ首の層内褶曲などの柏崎を代表する風景を、ドライブやサイクリングしながらお楽しみいただければと思います。

次に、マリンスポーツです。天気のいい日はSUP、シーカヤック、ウインドサーフィンなどでもお楽しみいただきたいと思います。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

コツコツ貯筋体操センターにパワーリハビリ会場を開設

柏崎ショッピングモールフォンジェ内のコツコツ貯筋体操センターが開設から早1年経過しますが、非常に好評をいただいております。残念ながら新型コロナウイルス感染症の影響で現在は閉鎖していますが、6月29日から再開し、併せてパワーリハビリ会場を開設させていただきます。これは、高齢者を対象にトレーニングマシンを使っていただき、介護予防を兼ねた健康づくりをしていただきたいという趣旨のスペースです。月曜日から金曜日の午前10時から午後5時まで開設しています。高齢者向けのトレーニング機器だけでなく、普通のトレーニングジムと同じようなマシンも用意してあり、一般の方々にも開放します。高齢者には、指導スタッフが付く10回コースでトレーニング機器の使い方や運動の方法などを説明します。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、消毒や検温などの感染予防対策も講じた上で実施します。

(主管:介護高齢課 電話番号:0257-21-2228)

消費喚起、雇用維持に向けた新たな経済対策を検討

新型コロナウイルス感染症のための新たな経済対策を検討しています。検討としているのは、議会の議決を経ていないためですが、先般の市議会会派代表者会議でも、方向性は示させていただきました。

新たな経済対策の一つは消費の喚起で、スーパープレミアムはなまるクーポンというものを考えています。これは、平均して前年比マイナス60%から70%落ち込んでいる飲食、小売、物販の売り上げを少しでも増やしていただくために実施する事業です。実施時期は7月から来年の1月までです。

二つ目は雇用の維持に関して、まだ議案としてできていませんが、3点あります。1点目は、ものづくり産業雇用維持奨励金です。これは、国の制度である雇用調整助成金の活用により雇用を維持する製造事業者に対し、100万円を上限として、雇用調整助成金の10分の1を上乗せ交付させていただくものです。補正予算の金額は1億5千万ほどを予定しています。

2点目は、雇用調整助成金つなぎ資金利子補給金です。雇用調整助成金は申請して支給されるまで約1カ月かかります。しかし、雇用調整を始めている企業はすでに休業の手当などを出していますので、国の雇用調整助成金が支給されるまでタイムラグが発生します。そこで、その間、柏崎信用金庫から借り入れをした部分は、市が利子補給をさせていただきます。つまり、企業から見れば、利子を市に負担してもらって無料で柏崎信用金庫からお金を借りることができるという制度です。他市では雇用調整助成金の申請額の80%のところがありましたが、私どもは3カ月を限度として100%の金額を利子補給します。柏崎信用金庫とは、現在調整中です。

3点目は、ものづくり産業等事業構造強化促進補助金です。これは簡単に申し上げると、国の製造業に対する補助金の上乗せをするというものです。具体的には、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも雇用を維持し、国の小規模事業者持続化補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金のコロナ特別枠の補助制度を使っていただき、その補助金で賄いきれなかった部分の半分を市が補助するというものです。

市独自の経済対策である小規模事業者経営支援補助金は、すでに1億2、3千万円は支給されていると思います。事業者の方々からは、素早い支給でありがたいという声も頂戴しています。事業継続支援補助金は始まったばかりで件数は多くありませんが、支給金額はかなりの金額になっています。元気発信応援プロジェクトのファンクラブとの連携による受注状況は、約600セットお買い求めいただいています。特別定額給付金の交付率は97.8%と、100%に近づいてきました。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334、ものづくり振興課 電話番号:0257-21-2326、市民課 電話番号:0257-21-2200)

災害時の避難行動と「新しい生活様式」を市民の皆さんへ周知します

新型コロナウイルス感染症対策をしている中で、自然災害などが起こった時にどうすればいいのか、どのように避難すればいいのかについて、国から考え方が伝えられています。そういった時の避難のポイントなどを市民の皆さんに周知させていただくべくチラシを作らせていただきました。また、「新しい生活様式」について、日常生活でどのようなことに気を付ければいいのかということなどを記載したチラシを作らせていただきました。私たち一人一人が意識をして続けていかなければ、また第2波、第3波の心配もありますので、市民の皆さんにもご理解いただきたいと思っています。

(主管:防災・原子力課 電話番号:0257-21-2316、健康推進課 電話番号:0257-20-4211)

定例記者会見の質疑応答

報道機関から受けた質問項目は、以下のとおりです。

  • 小規模事業者の状況に関する質問
  • じょんのび村やシーユース雷音の再開に関する質問
  • 新たな経済対策に関する質問
  • 災害時の避難行動に関する質問
  • 新型コロナウイルス感染症の海水浴場における3密対策、影響に関する質問
  • 緊急事態宣言解除後の市長選への考えに関する質問

定例記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 元気発信課 情報発信係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館2階
電話:0257-21-2311/ファクス:0257-23-5112
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更新日:2020年06月16日