市長臨時記者会見での質疑応答(令和2(2020)年8月3日)

令和2(2020)年8月3日(月曜日)の市長臨時記者会見での報道機関の質問と、市長の回答です。

質疑応答

記者:3人の症状はどうか。

市長:射水市の20歳代女性は軽症。柏崎市の3人は、軽症または無症状と聞いています。

記者:感染者が3人出た事を踏まえて、施設の閉鎖など、市の対応で変わるところはあるか。

市長:先ほど、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、それぞれの部や課で影響を受ける施設などを確認するように指示を出したところです。現時点で閉鎖などを決めたところはありません。

記者:これから帰省のシーズンになるが、帰省に対する市の考え方は変わるか。

市長:今のところ変わりません。富山県の複数の報道機関で「この女性は7月25日から3日間、実家のある新潟県に1人で帰省し、富山県内に戻った後、28日に発熱の症状が出て、 PCR 検査の結果、2日に陽性が判明した」と報道されています。ここだけ見ると、富山県射水市在住の方が、帰省した柏崎市で感染して戻ってきたとも捉えられかねません。感染ルートが元々富山県なのか、新潟県なのか、柏崎市なのかは判明していません。

私はこの事を承知する前の8月1日に防災行政無線を流しました。7月31日に新潟県が専門者会議と対策本部会議を開き、知事もコメントされました。西村経済再生担当大臣は、帰省は専門者会議の話を聞いて考えなければならないと発言されたと承知しています。一方、菅官房長官もお盆の帰省に触れられましたが、家族旅行のようなものはそれほど心配がないというニュアンスの発言をされました。私どもも防災行政無線の内容は悩みましたが、国や県の考え方を踏襲しながら、帰省しないでほしいとは申し上げませんが、前後の健康状態や行動履歴はご自身で意識してくださいという内容にしました。国や県から帰省に関して明確な方針が出されるまでは、柏崎市の方針を変えるつもりはありません。

記者:今回の感染者3人と富山県の感染者を合わせた4人の行動履歴は把握しているか。

市長:行動履歴などの把握は県が一元的に行っていますので、新潟県が調査をしています。私どもとしても、県から発表があったように、感染者が会社員や医療機関職員ということで心配はありますが、県の発表を待っていただきたいと思います。

記者:柏崎市内の感染者確認が4月25日以来となるが、どのように受け止めているか。

市長:今回感染された方も富山県から帰省された方も、間違いなく感染や感染拡大を望んでいるわけではありません。望んでいませんが、GoToトラベルなどの国の動きによって、国民の意識が動くことに関して緩やかになってきた結果なのかもしれないと感じています。

帰省を含めて国も県も動くなと言っていませんし、2回目の緊急事態宣言も発令されてないので、私どもとしては、動くからにはご自身の責任で、健康状態や行動履歴を確認し、その上で戻られる場合は戻ってきていただければということをお願いのかたちで申し上げました。

一気に3名というのはこれまでで特徴的なところで、国全体の動きの中で発出しているのではないかと考えています。

記者:市内7例目の方は医療機関職員ということだが、市内の医療機関なのか。

市長:市内の医療機関だと承知しています。

記者:感染者3人は、現在入院しているのか。

市長:入院に向けて準備をしているところです。

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更新日:2020年08月12日