市長臨時記者会見概要(令和2(2020)年11月16日)

市長臨時記者会見(令和2(2020)年11月16日)のお知らせ

市長選挙で再選を果たしたことに関して話す市長

報道機関との質疑応答を追加しました。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

発表事項

柏崎市長選挙での再選に当たって

コロナ禍での選挙は、いろいろなことに気を使わなければならないやりづらい選挙だと実感しました。今回の選挙は、メディアからは原子力発電所の再稼働を大きな争点と捉えられました。私はそういう認識はありませんでしたが、確かに全国的に見れば原子力発電所の再稼働問題は1番大きな課題かもしれません。私としては、選挙前から申し上げているように、1番でも2番でもなく、結果的に3番でもありませんでした。新型コロナウイルス感染症への対応として、医療面の充実強化、厳しい経済の復活が行政の目の前の一番大きな取り組むべき課題です。約束11で挙げた2番目は、豊かな高齢化社会の実現です。柏崎市の高齢化率は約34%になっています。本人のみならず、介護する家族の皆さんや関係者の方々の厳しい状況にもさらに配慮しなければならないと訴え続けてきました。子育て環境や小中学校の教育体制のさらなる充実に関しても話してきました。特に順番をつけるわけではありませんが、私の認識では原子力発電所の問題は4番目ぐらいだと考えています。相手候補は原子力発電所の再稼働反対を選挙戦の中で話されていました。私自身は変わらず、地球温暖化の問題、日本全体のエネルギーセキュリティを考える上でも当面の間、原子力発電所は必要であり、柏崎刈羽6、7号機の再稼働の価値はあると申し上げました。そして同時に徐々に確実に減らしていくということも申し上げてきました。さらに太陽光、風力、水素や蓄電池などの再生可能エネルギーを柏崎の新たな環境エネルギー産業として組み立てていくと申し上げてきました。脱炭素のまち3.0柏崎を目指しながらも、今は限定的な原子力発電所の利活用と再生可能エネルギーの産業化という最終目標一歩手前の2.5をしっかり固めていこうと思っています。そのような主張をできる限り市民の皆さんに伝えることができたと考えています。

投票率も思ったほど落ちませんでした。前回と同じぐらいの投票率ならば、私は2万5千票ぐらいで相手候補に1万9千票ぐらい取られるのではないかと考えていました。一方で、選挙戦の中で反応はかなり良かったです。車から手を振ってくださる方や演説での声掛けなど、常に強い反応をいただきました。もしかしたらさらに票をいただけるかもしれないと思っていましたが、32,146票もいただけるとは思っていませんでした。

臨時記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

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更新日:2020年11月25日