市長臨時記者会見での質疑応答(令和2(2020)年11月24日)

令和2(2020)年11月24日(火曜日)の市長臨時記者会見での報道機関の質問と、市長と市担当者の回答です。

質疑応答

市内での新型コロナウイルス感染症患者(市内29~31例目)の発生に関する質問

記者:今日の県の記者説明の中で、残り20名は結果が判明していないと説明があったが、それでよろしいか。

市長:児童は今日、PCR検査を行った1名を除く全児童が既にPCR検査を終えています。今日、PCR検査を行った1名の児童の結果は明日判明します。

福祉保健部長:残りの19名の内訳は、県からの情報では児童は含まれていない。成人の方であること以外の詳細は不明です。

記者:残りの1名の児童以外は、検査の結果は判明し、そのうち9名の児童の陽性が確認されたということか。

市長:そのとおりです。

記者:荒浜小学校と松浜中学校以外の休校の予定はあるか。

市長:変更はありません。

記者:学校現場での集団感染ということで、感染拡大対策や誹謗中傷への対応など、市民に対して気を付けてほしいと考えていることはあるか。

市長:人権やプライバシーへの配慮をお願いしたいと考えています。今回の場合、教員の陽性者が多いですが、元々の由来が教員にあるのか、比較的、無症状のケースが多いとされる子どもにあるのかといったことは断定できていませんので、その辺も含めてご理解いただきたいと思っています。

記者:休校間期間中の学習面での配慮として予定されていることはあるのか。

市長:県教育委員会から学習教材の提供を受けています。また、中越教育事務所から1日2名の人員の応援をいただいています。

記者:昨日の会見で、結果が判明していない方が120名と説明があり、そのうち全児童の検査を終わったとのことだが、残りの20名の詳細をあらためて説明をお願いしたい。

市長:県の発表は、午前9時までに陽性が確認された方を公表するということですので、昨日の記者会見後に陽性が判明した2名と今日の午前9時までに陽性が判明した1名です。児童は1名を除いて全て結果が判明していますので、残り20名の結果が判明していません。そのうち1名はその児童であることを考えると、残りは児童や教職員の家族なども含めて公表できる方は、今回の3名ということです。

福祉保健部長:未検査の荒浜小学校の児童は1名で、この方は今日の午前中に検査を行っていると聞いています。昨日、検査を受けた方の中で今日の午前9時までに市に結果の連絡がなかった方が児童1名いましたので訂正します。また、先程、ご家族と申し上げましたが、その家族は教職員の家族並びに児童の家族であり、その中には学齢期の家族も含まれていることを補足説明させていただきます。

記者:今ほど学齢期という話があったが、松浜中学校への拡大を心配していると思われるが、昨日の段階でPCR検査を行ったと説明のあった中学生3世帯3名の検査結果はどうだったのか。

市長:現在、松浜中学校の生徒で体調を崩している方がいるという報告はありません。

記者:現在の入院者数の状況はどうか。

福祉保健部長:県からは新たな情報はありません。

記者:入院している5名は教職員か。児童で入院者はいないということか。

市長:そのとおりです。

記者:今日、公表した3名の症状はどうか。

福祉保健部長:昨日陽性が確認された30歳代の男性は発熱症状があると報告されています。10歳代の男性は発熱症状があり、今日公表された10歳代の男性は、現段階で症状があるとは報告を受けていません。

記者:今まで判明した児童7名は、全員無症状もしくは軽症ということか。症状がある児童の具体的な発熱はどの程度か。また、症状がある児童は1名という認識でよいか。

福祉保健部長:具体的な発熱がどの程度かわかりません。

学校教育課長:発熱症状の具体的な状況は確認します。

記者:ここまで感染が拡大した理由を、市としてどう見ているか。

市長:児童同士、児童と教員との距離間や児童であるがゆえにマスクがずれてしまう可能性もあるなど、小学校が故の難しさもあるのではないかと思っています。また、子どもの症状は一般的には無症状が多いとも言われていることもあるのではないかとも推測しているところです。

記者:教育現場でクラスターが発生したことをどう受け止めているか。

市長:遺憾であり、痛恨の極みと申し上げることしかできません。

記者:帰省シーズンを控え、市民への呼びかけは考えているか。

市長:国や県の施策の関係もあるが、市独自の施策を考え直すことも必要だと考えていますし、今回の事態を重く受け止め、慎重な行動を市民の皆さんに呼びかけていきたいと思っています。

記者:荒浜小学校も含めた児童の動揺などの情報が寄せられているか。また、他の学校で今回の事態を受け通学させられないといった声は寄せられているか。

市長:直接は聞いていませんが、荒浜小学校や松浜中学校の保護者からは、学校以外の活動はどうしたらよいかといった問い合わせは寄せられています。また、市内の県立学校、私立学校に対しては市教育委員会から連絡をさせていただいているところですが、不安の声が寄せられたと聞いています。

記者:今回の事態を受けて、市が管轄している施設への対策の強化などは予定しているか。

市長:陽性が判明した方の関連している公共施設は、陽性が判明した時点で消毒を終えているところです。また、松浜中学校区内のコツコツ貯筋体操などの活動を当面の間、休止の連絡を行いました。今後も、行動履歴が判明次第、必要な措置を考えていきます。

記者:荒浜小学校の教職員と児童は全員がPCR検査を行うとのことだったが、その家族は全員ではなく陽性が判明した方の家族ということになるのか。

市長:県が濃厚接触者と認定した家族が、行政検査を受けることになります。

スーパー「GO TOイート」、スーパー「GO TO忘新年会」の変更に関する質問

記者:この経済対策は大規模な宴会場を持つ事業者への支援という説明もあったが、今回の延期は事業者に与えるダメージは大きく苦渋の決断だったと思われるが、その点はどうか。

市長:ホテルや割烹などでは、今年の春から宴会が何も行われないという非常に厳しい状況が続いていたことから、国や県の施策に合わせた経済対策を打ち出したものであり、変更は苦渋の決断、断腸の思いです。もし、再開の目途が立たない状況が続くようであれば、今回の経済対策に代わる支援策を考えていかなければならないと思っています。

記者:スーパー「GO TOイート」は人気もあり、専決で予算を確保したと思うが、今後、状況を見極めながら実施する考えか。

市長:まずは市民の生命を守ることが大事であり、生命を守るためには経済対策も進めていかなければならない訳ですので、状況を見極めながら、何らかの形で実施したいと考えています。

産業振興部長:スーパー「GO TOイート」の申し込み状況は、当初は1冊5,000円綴り3,000冊を見込んでいたところですが、最終申し込み冊数は15,896冊でした。

市長:申し込み状況からも市民や事業者の期待は大きいものと考えていますので、状況を見ながら行いたいと考えています。

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更新日:2020年12月03日