市長臨時記者会見概要(令和3(2021)年3月16日)

市長臨時記者会見(令和3(2021)年3月16日)のお知らせ

報道機関に対して発言する市長

報道機関との質疑応答を追加しました

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発表事項

3月16日に開催された原子力規制委員会臨時会議について

本日午後から、原子力規制委員会の臨時会議が開催されました。その後、更田委員長による会見が行われ、東京電力ホールディングス株式会社柏崎刈羽原子力発電所における核物質防護設備の機能の一部喪失事案に係るSERP予備会合の結果について、重要度は「赤」であると発表がありました。

私共にとって非常に衝撃的な結果でしたので、会見を開かせていただきました。原子力規制庁からの資料をそのまま読ませていただきます。

 

東京電力ホールディングス株式会社柏崎刈羽原子力発電所における核物質防護設備の機能の一部喪失事案に係るSERP予備会合の結果について

1.SERP予備会合を踏まえた暫定評価

原子力規制庁は、東京電力ホールディングス株式会社(以下「東京電力」という。)柏崎刈羽原子力発電所における核物質防護設備の機能の一部喪失事案について、本年2月21日、24日から26日まで、3月3日及び4日に実施した原子力規制検査を通じて、事業者が行う核物質防護に係る活動の劣化(以下「検査指摘事項」という。)を確認した。これを踏まえ、「核物質防護に係る重要度評価に関するガイド」及び「原子力規制検査等実施要領」に基づき、検査指摘事項について「暫定的な重要度及び深刻度の評価並びに当該結果を受けた対応区分」(以下、「暫定的な評価結果等」という。)について審議するため、同年3月9日に重要度評価・規制対応措置会合(SERP予備会合)を開催した。検査指摘事項の重要度を評価した結果、重要度は「赤」とし、深刻度は「SLI」とする暫定評価を得た。これを受け、対応区分は第2区分から第4区分に変更することとなる。

以上のSERP予備会合の暫定的な評価結果等について、審議いただきたい。

 

以上が規制庁から出ている資料です。

先回のIDカード不正使用は、重要度が「白」で確定しました。「緑」、「白」、「黄」、「赤」の順で厳しい評価になりますが、今回の核物質防護設備の機能の一部喪失に関しては、暫定評価で重要度が「赤」となりました。原子力発電所を有する自治体の長としては、この結果を、非常に衝撃をもって受け止めているところです。

つい先ほどまで、更田委員長のインターネットによる記者会見の様子を見ていましたが、今回「赤」となった対象に2千時間/人かかる検査が必要という発言がありました。ICカードの不正使用も大きな衝撃でしたが、あらためて重要度「白」と「赤」の違いに衝撃を受けました。

(主管:防災・原子力課 電話番号:0257-21-2316)

臨時記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

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更新日:2021年04月01日