口呼吸で口の中が乾くことのデメリット(令和2(2020)年8月)
このページは「広報かしわざき」に掲載した記事をもとに作成しています。
口呼吸で口の中が乾くことのデメリット
人間は、鼻で空気を吸って鼻から吐きますが、最近は口から空気を吸って吐く人が増えてきました。これを口呼吸と言います。
いつも鼻が詰まっている人、喉が渇きやすい人、生臭い口臭がある人は特に要注意です。口呼吸は、自分では気付かない場合も多く、マスクをしている息苦しさから、口呼吸になっていることもあります。
口呼吸は、分泌された唾液がすぐに乾いてしまうので、再石灰化による歯の修復ができなくなり、虫歯や歯周病を進行させてしまいます。
また、口呼吸で長時間口が開いていると、口の周りの筋肉が緩み、前歯は舌の力でだんだん押し出され、噛み合わせが悪い状態になりやすくなります。
舌の位置が喉の方に下がるために、いびきをかきやすくなり、さらに舌が下がると気道をふさぎ、睡眠時無呼吸症候群(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん)の危険もあるといわれています。
そして、舌が乾燥することにより味覚も鈍り、さらなる口臭の原因にもなるのです。
もしかして口呼吸? 1つでも該当したら口呼吸かもしれません
- 無意識に、口が半開きになっていることが多い
- よく滑舌が悪い、聞き取りにくいと言われる
- 目が覚めたとき、喉が痛いことがよくある
- 口内炎がよく出る
- 歯並びは悪い方だ
- 唇の乾燥がとても気になる
- かなりの早食いである
- 食べる時、くちゃくちゃと音を立てる
- いつも片方だけで噛んでいる
このような症状に当てはまる場合は、かかりつけの歯科医院にご相談ください。
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更新日:2020年08月05日