令和3(2021)年度のアトム情報

このページは「広報かしわざき」に掲載した記事をもとに作成しています。

 

毎月第2木曜の午後6時から、広報かしわざきのアトム情報の内容を中心としたラジオ番組を放送中です。ぜひお聴きください。

UPZでも安定ヨウ素剤を事前に受け取れます(2022年3月号)

県は、原子力災害に備えて原子力発電所からおおむね5キロメートル圏内のPAZにお住まいの方に、安定ヨウ素剤の事前配布を行っています。

令和4(2022)年度から、おおむね5~30キロメートル圏内のUPZにお住まいの方に対しても、事前配布を行います。

これは、近年頻発する記録的豪雪などの地域事情を考慮したことによるものです。

配布時期

令和4(2022)年度

(注意)具体的な配布スケジュールは決定次第、お知らせします。

配布対象

UPZにお住まいで、以下に該当する方

  • 40歳未満の方
  • 40歳以上の妊婦・授乳婦・妊娠希望のある女性
  • 40歳以上で安定ヨウ素剤の受け取りを希望する方

受け取り方法

  1. 対象のうち、40歳未満の方に県から配布案内が届く
  2. 案内を確認(受け取り方法は次の3通り)
    1. 郵送で受け取り(スマートフォンや申請用紙などで申請できます。)
    2. 薬局で受け取り(受け取りのできる薬局は、県ホームページで確認できます。)
    3. 事前配布説明会で受け取り(日時は後日お知らせします。)

40歳以上で受け取りを希望する方は、県感染症対策・薬務課(電話番号:025-280-5187)へお問い合わせください。

(注意)安定ヨウ素剤の配布は無料です。

服用効果

年齢が低いほど甲状腺が放射性ヨウ素を取り込みやすいなどの理由から、小児・若年者は成人と比較して甲状腺がん発症リスクが高くなります。
したがって、妊婦・授乳婦・未成年者(乳幼児を含む)は、安定ヨウ素剤の服用効果が大きく、優先的に服用すべきとされています。

一方、原子力規制庁作成の「安定ヨウ素剤の配布・服用に当たって」では、40歳以上の方は安定ヨウ素剤を服用する必要性は低いとされています。

なお、40歳以上であっても妊婦・授乳婦は、胎児・乳児に対する安定ヨウ素剤の服用効果が大きいことから、服用を優先すべき対象者です。

もし原子力災害が起きたら(2022年2月号)

要配慮者などの行動

要配慮者などとは、高齢者、難病患者、障がい者、児童・乳幼児、妊産婦など、災害時に迅速な行動が取りにくく被害を受けやすい人をいいます。

発電所から概ね5キロメートル圏内のPAZでは、安定ヨウ素剤の服用ができない人も含みます。

PAZの要配慮者は、一般の人より早い段階(施設敷地緊急事態)で避難を始めます。

発電所から5~30キロメートル圏内のUPZは、屋内退避を始め、放射性物質放出後、避難または一時移転が必要となった状況で避難を始めます。

行動・対応の内容
地域区分 警戒事態
(EAL1)
施設敷地緊急事態
(EAL2)
全面緊急事態
(EAL3)
放射性物質放出後
(EAL3+OIL)
PAZ 避難の準備 避難先市町村へ避難 避難継続 避難継続
UPZ 屋内退避の準備 屋内退避 屋内退避継続 避難または一時移転が必要な地区は避難先市町村へ避難実施

(注意1)避難・一時移転により健康リスクが高まる人は、福祉車両などで近くの放射線防護施設に移動し、屋内退避する。適切な避難手段が確保された後、避難先へ避難する。

(注意2)緊急事態(EAL1~3)の説明は、2021年8月号アトム情報の緊急事態区分をご覧ください。

学校・保育園などの対応

PAZ・UPZともに、警戒事態の段階で、保護者に迎えを要請し、子どもを引き渡します。

施設敷地緊急事態となった場合、引き渡しのできなかったPAZの子どもは避難し、UPZの子どもは屋内退避を始めます。

行動・対応の内容
緊急事態区分 警戒事態
(EAL1)
施設敷地緊急事態
(EAL2)
全面緊急事態
(EAL3)
放射性物質放出後
(EAL3+OIL)
PAZ 保護者に迎えを要請、迎えに来た保護者に子どもを引き渡し 引き渡しのできなかった子どもを教職員などの引率で避難 避難継続 避難継続
UPZ 保護者に迎えを要請、迎えに来た保護者に子どもを引き渡し 屋内退避を行いながら、迎えに来た保護者に子どもの引き渡しを継続 保護者への引き渡しを中止し、屋内退避継続 避難指示により教職員などの引率で避難先市町村へ避難実施

(注意)教職員などの引率で避難する際は、避難経由所で保護者に子どもの引き渡しを行う。

(注意2)緊急事態(EAL1~3)の説明は、2021年8月号アトム情報の緊急事態区分をご覧ください。

関連リンク

屋内退避(2022年1月号)

原子力災害時、発電所の状況や発電所からの距離に応じた行動が必要です。

発電所からおおむね5キロメートル圏内のPAZ(即時避難区域)の地区では、発電所から放射性物質が放出される前に予防的に避難します。
発電所からおおむね5~30キロメートル圏内のUPZ(避難準備区域)の地区では、まずは、屋内退避を行います。

屋内退避とは、放射線による被ばくの影響を低減させるために、自宅などの建物内に留まることです。家屋などの建物には、気密性や遮へい効果があります。
発電所の事故により放出される放射性物質からの外部被ばくや呼吸などによる体内への取り込みを抑えることができます。

屋内退避の方法・ポイント

屋内にいるときは、できるだけ建物の中央で過ごしましょう。非常持ち出し品の確認など、万が一に備えた準備をしましょう。

  • 屋内に入ったら:着替え、顔・手洗い、うがいをしましょう(着替えた衣類はビニール袋に密封)。
  • 外気の遮断:ドアや窓を閉め、換気扇なども止めましょう。
  • エアコン:外気を取り込まないように運転しましょう。
  • 情報収集:防災行政無線やテレビ、ラジオ、携帯電話などから正しい情報を入手しましょう。
  • 食品:フタやラップをしましょう。
  • ペット:屋内に入れましょう。
屋内退避のポイントを示したイラスト

関連リンク

原子力災害時避難円滑化モデル実証事業(2021年12月号)

市は、原子力災害時避難円滑化モデル実証事業に取り組んでいます。

これは、原子力災害時に円滑な避難を確保するために、交通誘導対策の強化や避難経路上の改善などを行うことで、原子力防災対策の充実・強化を図ることを目的としたものです。

このモデル実証事業は、令和2(2020)年度から3カ年で実施しています。

原子力災害時避難円滑化モデル実証事業の一覧
事業の内容 進捗状況
避難経路にLED照明付き災害用カメラを設置 整備中
避難経路上の災害用カメラ映像を確認する映像収集サーバーの設置 整備中
PAZ(即時避難区域)内のバス避難集合場所屋外に照明を設置 完了
PAZ内のバス避難集合場所周辺に誘導案内板(照明付)を設置 完了
PAZ内のコミセンに蓄電池と可搬型LED照明を設置 取組予定
事業の効果測定 取組予定
写真:バス避難の集合場所に設置されたソーラーパネル付きの屋外照明灯

バス避難集合場所屋外照明

写真:路肩に設置されたソーラパネル式のLED照明がついた災害用カメラ

LED照明付き災害用カメラ

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安定ヨウ素剤事前配布は対象薬局でも受け取れます(2021年11月号)

新潟県、柏崎市、刈羽村は、原子力災害に備えて原子力発電所からおおむね5キロメートル圏内の地域(PAZ)にお住まいの方を対象に、定期的に説明会を開いて安定ヨウ素剤を事前配布しています。

対象薬局でも受け取りできます。

受取期限(令和3(2021)年度分)

令和4(2022)年3月15日(火曜日)

対象薬局(市内22薬局)

アイン薬局柏崎店、石川薬局、石川薬局中央店、石川薬局松美店、石黒薬局、石黒薬局田中店、柏崎薬剤師会会営薬局、アイン薬局柏崎駅前店、春日薬局、共栄堂薬局柏崎店、共創未来柏崎薬局、共創未来北半田薬局、共創未来柳田町薬局、シナダ調剤薬局、中央町薬局、ハート調剤薬局柏崎店、ハート調剤薬局西山店、東長浜薬局、ひまわり薬局、ほなみ薬局、みなみ調剤薬局、わかくさ薬局

予約方法

事前に、電話で対象薬局へ予約してください。

配布対象

PAZにお住まいで次のいずれかに当てはまる方

  • 40歳未満
  • 40歳以上の妊婦・授乳婦・妊娠希望のある女性
  • 40歳以上で安定ヨウ素剤の配布を希望される方のうち、これまでに規定量(注釈)の安定ヨウ素剤の配布を受けていない

(注釈)規定量は、13歳以上が丸剤2錠、3歳以上13歳未満が丸剤1錠、3歳未満がゼリー剤1本です。

持ち物

  1. 県から郵送されたチェックシート兼受領書(事前配布希望者全員分を持参、受け取っていない方は、持参不要です。)
  2. 【服薬中の方】現在服用しているお薬の名前が分かる「お薬手帳」など
  3. 【更新の方】使用期限切れなどで不要となった「安定ヨウ素剤」

薬局配布の流れ

薬局での受け取り手順。対象薬局に電話予約し、必要書類を持って受け取りに行ってください。ただし、薬剤師の判断や医師の問診等により配布できない場合があります。

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原子力災害時の避難(2021年10月号)

原子力災害時には、発電所の状況に応じて、市の指示により避難を開始します。
避難するタイミングはPAZ(即時避難区域)とUPZ(避難準備区域)で異なります。

PAZでは、発電所から放射性物質が放出される前に避難を開始します。
UPZでは、まず屋内退避を行い、放射性物質放出後、放射線量の測定結果により避難または一時移転が必要な地区が指定されます。

避難先は、発電所から遠ざかるように3方面(村上方面、湯沢・南魚沼方面、妙高・糸魚川・上越方面)を基本としています。

避難の際は、原則自家用車で避難をしてください。自家用車で避難できない方は、県や市が手配したバスで避難しますので、バス避難集合場所に集合してください。

避難で目指す場所は、あらかじめ地区ごとに決められた市外の避難経由所となります。

自家用車などで避難経由所へ避難し、その後、避難所へ移動します。避難経路の途中で、放射性物質の汚染状況を確認するスクリーニングを行うことがあります。

避難のイメージ図

避難の際は、次のことに気を付けましょう

  • 市からの指示を確認し、落ち着いて行動
  • 電気・ガス・戸締まりを確認
  • マスク・長袖・長ズボン着用
  • PAZは安定ヨウ素剤を携帯
  • 避難中も情報収集

(注意)詳細は「ピッカララジオ講座教えて原子力防災」で放送します。

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緊急事態区分ごとの取るべき行動(2021年9月号)

原子力災害が発生した場合、PAZ・UPZの地区によって取るべき行動が異なります。

警戒事態では、防災行政無線などで情報収集し、速やかに帰宅します。

次に、施設敷地緊急事態では、PAZの住民などは避難の準備を開始し、要配慮者などは避難を開始します。
UPZでは屋内退避の準備を開始します。

さらに、全面緊急事態となった後には、PAZは避難を開始し、UPZでは屋内退避を行うとともに、避難の準備を行います。

 

緊急事態区分ごとの主な防護措置(取るべき行動)
緊急事態区分 PAZ(即時避難区域) UPZ(避難準備区域)
警戒事態
【EAL1】
  • 防災行政無線、テレビ・ラジオ、市ホームページなどで情報収集
  • 速やかに帰宅し、家族の安否を確認
  • 要配慮者などは避難の準備
  • 学校・保育園などへ子どもを迎えに行く
  • 防災行政無線、テレビ・ラジオ、市ホームページなどで情報収集
  • 速やかに帰宅し、家族の安否を確認
  • 要配慮者などは屋内退避の準備
  • 学校・保育園などへ子どもを迎えに行く
施設敷地緊急事態
【EAL2】
  • 要配慮者などは避難先市町村へ避難する
  • 住民などは避難準備
  • 学校・保育園などで引き渡しのできなっかった児童・生徒・園児は、教職員などの引率で避難する
  • 要配慮者などは屋内退避を行う
  • 住民などは屋内退避準備(不要な外出を控える)
  • 学校・保育園などで引き渡しのできなっかった児童・生徒・園児は、教職員などと一緒に屋内退避を行う
全面緊急事態
【EAL3】
  • 全ての住民などは避難先市町村へ避難する
  • 国・県・市の指示で、安定ヨウ素剤を服用
  • 要配慮者などは屋内退避を継続
  • 住民などは屋内退避を行う。また、避難準備も行う
  • 放射性物質放出後、放射線量の測定結果により避難が必要な地区は避難先市町村へ避難する

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原子力災害対策重点区域と緊急事態区分(2021年8月号)

原子力災害対策重点区域

市は、市内全域を原子力災害対策重点区域としており、発電所からの距離に応じて2つの区域に区分しています。

PAZ(即時避難区域)

発電所からおおむね5キロメートル圏内の高浜、荒浜、松波、南部、二田、中通、西中通の7地区。

予防的防護措置を準備する区域とされ、原子力災害時に、放射性物質が放出される前の段階で、市からの指示により避難をする区域です。

UPZ(避難準備区域)

発電所からおおむね5~30キロメートル圏内のPAZの7地区を除く市内全ての地区。

緊急防護措置を準備する区域とされ、万が一の際、まずは屋内退避を基本として避難に備える区域です。

放射性物質の放出後に、空気中の放射線量などを基に、必要に応じて避難や一時移転などを行います。

緊急事態区分

発電所の事態の進展状況や距離に応じて、防護措置の準備や実施を適切に進めるために「警戒事態・施設敷地緊急事態・全面緊急事態」の3つに区分されています。

緊急時活動レベル(EAL)

発電所で発生している事象や故障の状況などがどの緊急事態区分に該当するかを判断するための基準です。

緊急事態区分とその詳細
緊急事態区分 緊急時活動レベル 判断基準(事象例)
警戒事態 EAL1

発電所で異常事態の発生またはその恐れがある
(市または刈羽村で震度6弱以上の地震が発生)

施設敷地緊急事態 EAL2

発電所で住民などに放射線による影響をもたらす可能性がある事象が発生
(全ての非常用交流電源が喪失し、その状態が30分以上継続した)

全面緊急事態 EAL3

発電所で住民などに放射線による影響をもたらす可能性が高い事象が発生
(原子炉の非常停止が必要な場合に原子炉を停止することができない)

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身の回りの放射線と放射線利用(2021年7月号)

放射線は、もともと自然界に存在するものです。

私たちは常に、身の回りにあるさまざまな放射線を受けて生活しています。

自然放射線

宇宙から0.3ミリシーベルト、空気中から0.48ミリシーベルト、大地から0.33ミリシーベルト、食物から0.99ミリシーベルト、一人当たり年間約2.1ミリシーベルトの放射線を日本では受けます。

自然から受ける放射線の種類

自然界には宇宙や大地、空気中、摂取した飲食物から受ける放射線などがあり、これらを自然放射線と言います。

飲食物には自然の放射性物質が含まれています。

主にカリウム40という放射性物質です。
カリウムは私たちの体には欠かせない栄養素ですが、カリウム40は干ししいたけやほうれん草、牛乳などに多く含まれています。

自然放射線による被ばく線量は、その土地の地質や標高によって差があります。
日本では年間1人当たり平均約2.1ミリシーベルトの自然放射線を受けています(世界平均年間約2.4ミリシーベルト)。

人工放射線

がん治療や胸・胃のX線検査、CT検査、歯科撮影など、医療用検査や治療などから受ける放射線、原子炉で作り出される放射線などを人工放射線と言います。

放射線利用

放射線には物質を透過する性質や変質させる性質があるため、医療分野以外にも、多くの分野で利用されています。

工業分野

タイヤの耐久性の向上やテニスラケットのガットの弾力強化など

農業分野

品種改良や発芽防止など

考古学分野

遺跡や岩石の年代測定

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さまざまな被ばくと人体への影響(2021年6月号)

放射線を受けることを被ばくといいます。

被ばくの種類

外部被ばく

放射性物質など、放射線の発生源が体の外にあり、体外から放射線を受けることです。

外部被ばくを抑える方法
  • 家の中に入るように示したイラスト放射線源から離れる
  • 被ばくする時間を短くする
  • 放射線を遮へいする(建物の中に入る)

内部被ばく

飲食や呼吸により体内に入った放射性物質から放射線を受けることです。

内部被ばくを抑える方法
  • マスクや布などで鼻と口を覆っているイラストマスクを着用する
  • 濡れタオルで鼻と口を覆う
  • 汚染された飲食物の摂取制限を行う

急性被ばく

瞬時もしくは、短時間に被ばくすることです。

慢性被ばく

長い期間にわたって少しずつ被ばくをすることです。

人体への影響

人体が放射線を受けると、人体を構成する細胞が傷つけられます。放射線量が低い場合は、体に備わった修復作用により修復されます。

人体への影響の現れ方には「確定的影響」と「確率的影響」の2つがあります。

確定的影響

短時間に一定以上の線量を受けた場合に現れる影響です。

影響が発生する最低線量(しきい値)が存在し、これを超えて線量を受けると影響が現れ始めます。

確率的影響

しきい値はなく、被ばく線量が多いほど発生する確率が高まると考えられています。

被ばくは感染するの?

白衣姿の博士が「放射線は人にうつりません。正しく理解しましょう!」と言っているイラスト

放射線は体に放射線を受けても、周囲の人に影響はなく、細菌やウイルスのように、人に感染するものではありません。

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放射線の基礎知識―放射線・放射能(2021年5月号)

基本的な原子力防災用語を解説します。

放射線とは?

放射性物質などから放出される目に見えないエネルギーです。

放射線を出す物質を「放射性物質」、放射線を放出する能力を「放射能」といいます。

電球に例えると、放射性物質が電球、放射能が光を出す能力、放射線が光といえます。

放射線の種類と性質

紙や厚さの違う金属板、水などを放射線が通り抜ける様子を表したイラスト

放射線の透過力のイメージ図(出典:日本原子力文化財団WEB版2019年度版)

主な放射線は、アルファ(α)線、ベータ(β )線、ガンマ(γ )線、エックス(x)線、中性子線などがあります。
どれも物質を通り抜ける力(透過力)があります。
透過力は放射線の種類によって違いますが、適切な材料や厚さを選ぶことで遮ることができます。

アルファ線は紙1枚、ベータ線はアルミニウムなどの薄い金属板、ガンマ 線・エックス線は鉛や鉄の厚い板、中性子線は水やコンクリートで遮ることができます。

放射線・放射能の単位

ベクレル(Bq)

放射能の強さ(放射線を出す能力)を表します。

グレイ(Gy)

放射線が物質や人体にどれだけ吸収されたか(吸収線量)を表します。

シーベルト(Sv)

放射線が人体に与えた影響の大きさを表す単位で、がんや遺伝性の影響の度合いを表します。

関連リンク

原子力に関する各種講座(無料)をご利用ください(2021年4月号)

柏崎原子力広報センター(アトミュージアム)の原子力出前講座

原子力災害時に知っておきたい準備や対応など、実習を交えながら学べます。

町内会などのイベントや日ごろの疑問を解消する機会として、ご利用ください。

詳細は、柏崎原子力広報センターへお問い合わせください。リモートによる開催を希望される場合はご相談ください。

8名ほどの参加者が講師の話を聞いている写真

柏崎原子力広報センターで行われている原子力出前講座

開催期間

5~12月

ところ

各地域の集会場や事業所など

申し込み・問い合わせ先

公益財団法人 柏崎原子力広報センター

  • 電話番号:0257-22-1896
  • ファクス:0257-32-3228
  • 休館日:月曜、年末年始(月曜が祝日の場合は、翌日休館。)

市職員の出前講座「ふれあい講座」

原子力防災、暮らしの中の放射線と環境放射線監視について分かりやすく説明します。

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理部 防災・原子力課 原子力安全係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2323/ファクス:0257-21-5980
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更新日:2022年03月04日