柏崎伝統野菜「仙人菊」
仙人菊 ―珍しい白色の花弁が目を引く、食用菊

南鯖石地域の西之入地区で昔から栽培されてきた白色の花弁を持つ食用菊で、県内産地の紫色、黄色の系統種とは異なった特徴を持ちます。
戦後しばらくは、同集落の多くの家庭で栽培されていましたが、近年は少量しか栽培されていません。
現在、同集落の「西之入仙人菊の会」のメンバー10戸ほどで栽培されています。
仙人菊は「柏崎伝統野菜」に認定されています。
特徴

- 香りが強く、シャキシャキとした歯ごたえで、甘みがあります
- 花は、「かきのもと」に比べると、一回りちいさめです
- つぼみは黄色ですが、開花が進むにつれて、外側の花びらから白くなっていきます
- 白くて細い花びらは繊細で、風や雨に弱く、傷みやすく、手で触れただけでも変色してしまうことがあります
名前の由来
仙人のひげのように、白く細やかな花弁をたくさんつけることから、「仙人菊」と名付けられました。
栽培・収穫時期

6月上旬から中旬にかけて定植をします。
収穫期間は短く、10月下旬から11月上旬の2週間ほどです。
食べ方
おひたしや酢の物はもちろん、花を丸ごと天ぷらにしたり、花びらを塩漬けにして、昆布で巻いてみそ漬けにしてもおいしくいただけます。
購入場所
主に自家用として消費されていますが、柏崎農業協同組合「愛菜館」に出荷されることがあります。
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更新日:2020年01月31日