のっぺを煮しめと呼ぶのは柏崎特有「煮しめ(のっぺ)」

食の歳時記「煮しめ(のっぺ)」

のっぺを煮しめと呼ぶのは柏崎特有

器に盛られた色とりどりの野菜が入った煮しめ(のっぺ)の写真

煮しめ(のっぺ)

のっぺは全国的な郷土料理で、昔は「濃平(のっぺ)」、「餅平(のっぺ」と表記されました。

新潟県では「のっぺ」が一般的ですが、柏崎では「煮しめ」と呼んでいます。これは柏崎特有のものです。

ちなみに、岩船地方は「だいかい」、魚沼地方は「こくしょう」と呼んでいます。

切り方も仏事は乱切り、お祝いの時は短冊やさいの目切り、また仏事には赤いかまぼこや人参を使用しないところもあります。

作り方

  1. 里芋、人参、竹輪は一口大の乱切り、ごぼうは乱切りにして水にさらす。
  2. 椎茸は水でもどし、油揚げは油抜きをし、こんにゃくは下茹でして、一口大に切る。
  3. さやえんどうは塩茹でして、斜め2つ切りにする。
  4. 鍋にさやえんどう、銀杏以外の材料とだし汁、調味料を入れて味をととのえ煮含める。銀杏を入れ火を止める。
  5. 盛り付けをして、さやえんどうを散らす。

(注意1)「柏刈地域の食の歳時記」新潟県柏崎地域振興局・2005年10月発行から

(注意2)「新潟県柏崎地域振興局ホームページから「柏刈地域の食の歳時記」をダウンロードすることができます。

「煮しめ(のっぺ)」材料4人分

  • 里芋 300グラム
  • 人参 80グラム
  • 竹輪 60グラム(1本)
  • こんにゃく 100グラム
  • ごぼう 40グラム
  • 油揚げ 1枚(30グラム)
  • 干し椎茸 2枚〜3枚(10グラム)
  • 銀杏 12粒(24グラム)
  • さやえんどう 10グラム
  • しょうゆ 大さじ2と1/2(45グラム)
  • みりん 大さじ1(18グラム)
  • 砂糖 小さじ2(6グラム)
  • 酒 大さじ1(15グラム)
  • だし汁 カップ2(400CC)

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興部 商業観光課 観光振興係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2334/ファクス:0257-22-5904
お問い合わせフォームはこちら

更新日:2020年01月31日