瑞穂中学校区地域懇談会を10月22日に開催しました
西中通地区、中通地区の皆さんが、地域からのテーマや自由懇談など、さまざまな意見や要望を、市長と語り合いました。
地域懇談会の開催概要「瑞穂中学校地区」 (PDFファイル: 378.8KB)
日時
令和3(2021)年10月22日(金曜日)午後6時30分~8時10分
場所
中通コミュニティセンター
参加者数
23人
市の出席者
市長、総務課(課長、係長)
懇談概要
- 市長の地域に関する施策の説明
- 地域からのテーマ
- 高速道路曽地バス停付近にスマートインター設置について
- 県道鯨波―宮川線と市道の交差点の安全確保について
- 中通小学「長新橋」の点検・改修校のトイレの洋式化(悪臭防止対策)について
- 「長新橋」の点検・改修
- 市道11-133号線に架かる「長新橋」の点検・改修のお願い
- 不法投棄ごみの処理
- 市道11-107号線の道路改良
- 電子メールの活用
- IT化を進める町内会への補助
- PAZ町内会公会堂の避難拡充措置
- 災害時供給飲料無償自販機の設置について
- 町内幹線道路消雪設備の正常化
- 町内幹線道路側溝のふたの追加 柏崎市道11-7号線
- 剪定(せんてい)枝・庭の草・落ち葉の出し日の再開
- 防災行政無線
- 越後線橋場踏切からコミセンに入るための道路の拡幅またはそれに代わる措置
- 県道荒浜中田線の歩道に接する倒壊危険のある無人家屋の作業場の解体撤去
- 市道11-114号線(剱~上原二の橋までの約50メートルの間)の全面舗装
- 国道8号土合交差点信号を時差式にするか矢印通行にする
- 国道8号線バイパスに関連しての剱橋の増設、侵入道路の増幅
- 自由懇談
市長の地域に関する施策の説明(市長)
「新型コロナウイルス感染症の状況」「ワクチン接種の状況」「瑞穂中学校区の市の事業」「市内の児童生徒数の推移と見込み及び適正な学校規模の考え方」等について説明しました。
地域からのテーマ
事前に提出されたテーマについて、市長が回答し、その後質疑を行いました。
高速道路曽地バス停付近にスマートインター設置について
内容:中通地区は柏崎・刈羽原発から5Km圏内の即時避難区域にあり、もしもの発災では原則自家用車(またはバス)で湯沢方面への避難が指定されている。しかし、地震等との複合災害を想定した場合、国道8号線ほか一般道は過去の例からも通行が不可能となりました。そうした観点から地区内を通る北陸自動車道の高速道路曽地バス停付近にスマートインターを造り、地区民はもちろん近隣の地区の皆さんも素早い避難が可能となるようにしていただきたく要望します。
これは原子力災害が発生した場合の避難路の確保としての要望の一番ですが、少子高齢化が進む当中通地区の発展を考慮した上での、切なるお願いでもあります。
市長:原子力発電所の避難となりますと、中通地区はPAZ圏、PAZ・UPZを含めて柏崎市の人口8万人のうち6万人が上越、妙高、糸魚川へ広域避難というのが、柏崎市の実態です。中通地区の方々は湯沢の方に避難されることが計画されますが、スマートインターにつきましては、新潟県も十分承知しておりますので、連携し、優先順位を考え全体の避難計画を作ってまいりたいと思います。また、米山インターチェンジの移設等も含めて、現在、国とも県とも折衝に当たらせていただいている途中ですので、もうしばらくお待ちいただきたいと思っています。
県道鯨波―宮川線と市道の交差点の安全確保について
内容:県道鯨波―宮川線と西中通の剱方面に向かう市道(旧ささや商店付近の五差路)は、柏崎~長岡方面への抜け道として、特に通勤時間帯は通行量が多く、歩行者が危険にさらされている。横断歩道が2本引いてあるが、車は歩行者がいても停車することはなく、安全に歩行者が横断できるようにガードレールや信号機の設置などを検討してもらいたい。
吉井・矢田地区の児童が、中通小学校に通学するルートでもあり、地域住民が毎日安全パトロールを行っておりますが、改善が必要であると考えます。また、昨年の回答で「学校からも押しボタン式信号機及びガードレールの設置の要望が提出されており、公安委員会(柏崎警察署)や柏崎地域振興局地域整備部において設置・対策の判断を行うこととしている。」とありましたが、検討の結果はいかがでしたでしょうか。
市長:警察に確認させていただいたところ、「信号機を設置するためには、車両の交通量、横断者数、安全な待機場所、物理的な設置場所などの条件があり、現状の旧ささや商店付近では困難である。」との答えでした。ガードレールの設置に関しまして、新潟県では、県道東側は難しいとの回答であります。ご要望がありました県道西側の歩道巻き込み部へのガードレールの設置については、新潟県が今後検討するということですので、市としても声を上げていきたいと考えております。
中通小学校のトイレの洋式化(悪臭防止対策)について
内容:中通小学校は築40年を経過し、今年度は学校の改装工事の施工が予定されていると聞きました。本当に有り難く、地域住民の一人として喜んでいるところです。また、毎年要望させていただいている児童用トイレの悪臭についても、現地確認やトイレ出入口の扉を改修、屋外汚水管のポンプ入れ替えなどの臭気対策を講じていただいておりますが、悪臭については、根本的な工事をしていただかないと無くならないようです。また、今の子どもたちに和式トイレというイメージはなく、我慢をしたりしては健康問題にもつながりかねません。新聞等で時々「学校のトイレがきれいになってうれしい。」という記事が載ることもありますが、この度の改修工事に児童トイレの洋式化も含めていただけないでしょうか。子どもたちの喜ぶ顔が見たくよろしくお願いいたします。
市長:悪臭防止対策として、通気口を設けるなどして改善させていただきましたが、まだ匂いますでしょうか。トイレの洋式化の希望が多くあるため、全部ではなく最初一つになるかもしれませんが、女子トイレを中心に計画に入れさせていただきたいと思います。
「長新橋」の点検・改修
内容:毎年陳情しており、道路維持課より回答をいただいております。この橋は、町内より通勤時の抜け道として他の車両の通行橋となっており、交通量は大変多く、破損の心配が考えられます。地域の課題として再度提案するものです。
市長:平成28(2016)年に点検を実施し、そのときには、緊急的な対策は不要となっておりましたが、今現在2回目の点検を実施しておりますので、その点検作業に基づいて、その次の点検改修、11-133号線の改修等も含めて考えさせていただきたいと思っています。
市道11-133号線に架かる「長新橋」の点検・改修のお願い
内容:この道は、不特定多数の町内から通勤時の抜け道として、多くのドライバーが利用し、交通量が年々増加しております。橋には鉄板が敷いてあり、橋脚もH鋼を使っております。経年劣化も進んでおり、雨の日のスリップ事故や橋面の陥没が、多いに心配されるところです。早急なる点検・改修をお願いする次第です。
市長:「長新橋」の点検・改修の回答と同じ
不法投棄ごみの処理
内容:不法投棄のゴミが非常に多いので、それを処理する人を市で委託してほしい。
2~3年前まではあったが、廃止になった。
市長:不法投棄防止美化協力員は、ごみを処理してくれる方ではなく監視員の方でしたが、廃止させていただきました。不法投棄のごみが多いということであれば、環境課にご連絡をいただければ、ボランティア袋をお渡ししますので、町内のごみステーションに出していただけるようになっています。地域の環境美化でご協力をいただければ有り難いと思います。ただ、燃やさないごみに関しては、収集日が月2回ですので、環境課にご連絡をいただければ回収に伺います。随時ご連絡をいただきたいと思います。
市道11-107号線の道路改良
内容:藤元町地内、市道11-107号線道路改良は、残すところ春日排水路横断箇所のみとなりました。
ついては、令和4年度この道路改良の完了をお願いするものです。
市長:来年度、令和4年度に工事を再開して、令和4年度に完了させる予定です。
電子メールの活用
内容:市役所各課から来る町内会長宛文書は、年間を通してかなりの件数になります。町内会役員間においても、適宜情報共有のためメールにて転送していますが、紙ベースで送付してくるため電子化(PDF)の作業が必要であります。つきましては、市役所各課からの連絡文書はメール配信をお願いしたい。
市長:全町内会長が、メールがいいというお考えなのか、市内304の全町内会長宛てに、文書のメールによる送付の意向調査を、10月20日付けで発送させていただきました。その結果を踏まえて、メールにするか、今までどおり紙ベースにするか考えてまいりたいと思います。
IT化を進める町内会への補助
内容:公会堂は緊急時の避難所となり、かつ有事対応の防災拠点となります。
ついては、以下の整備について提案します。
- Wi-Fi無線LANの整備
- プロジェクターの購入設置補助
市長:コミセンや小中学校は優先開設避難所となっていますが、公会堂は避難所ではありません。各自主防災組織とそれぞれ災害協定を締結し、避難所指定をしています。公会堂は優先開設避難所ではありませんが、Wi-Fi無線LANやプロジェクターを設置したいというご希望がありましたら、宝くじの事業をご活用ください。Wi-Fiやプロジェクターなど町内会の備品購入に関しては、100万円以上250万円までの申請が可能です。今年度は募集終了しましたが、来年度も募集があると承知しておりますので、ご検討ください。応募していただく窓口は、市民活動支援課です。
PAZ町内会公会堂の避難拡充措置
内容:原子力防災訓練にも関連しますが、緊急時の天災として最も考えられるのが地震です。過去の経験から、道路の陥没や段差等により車両による移動が不可能であり、国道も渋滞発生により身動きできない状態を経験しています。PAZ内の町内会公会堂の機能拡充に対する市の補助制度の見直しを検討願いたい。
市長:原子力災害の避難のために指定している施設は、バス避難のための集合場所です。西中通地区の町内の公会堂は、これに指定されておりません。山本町内会の皆様の妙高方面への避難に当たっては、国道8号バイパスの整備が重要になっています。国道8号バイパスが、ようやくめどがつき始めてきました。西方面、鯨波方面にトンネルが開通し、遅くとも来年の今頃までには、城東から鯨波までが開通し供用開始できるのではないかと考えております。それが終わりますと、豊田橋から国道8号と国道116号の合流部までの拡幅、4車線化を予定しています。
災害時供給飲料無償自販機の設置について
内容:柏崎市と伊藤園の協定による災害対応型自動販売機に関し、有事の際の防災拠点と位置付けている町内会の公会堂へも設置できるよう、適用拡大を図ってほしい。
市長:自動販売機の設置については、当然業者ももうけようと思って設置するわけですので、飲み物が売れないところには設置しないわけです。この置くか置かないかは、市の判断ではなくて伊藤園の判断になります。ここは自動販売機の売り上げがいいはずだからぜひ置いてほしいということでありましたら、伊藤園にお伝えいただいて、そして災害時にも機能するようにということであれば、その部分は市としても、伊藤園に交渉したいと考えております。
町内幹線道路消雪設備の正常化
内容:町内幹線道路の約150メートルが消雪パイプから水が出ないため、通行に支障がある。早急に正常化してほしい。
許のパイプ径が旧規格で細いため、末端まで水が行かないと推定される。
市長:町内の幹線11-7号線だと思いますが、消雪パイプは、管を太くして水の出がよくなるようにする部分も含めて、来年度からの工事を予定しています。
町内幹線道路側溝のふたの追加 柏崎市道11-7号線
内容:町内幹線道路の片側側溝にふたが無く危険。通学路であり、車を避ける際に落ちる恐れがあり(過去にも落ちてけが人が出た)、早急にふたをしていただきたい。長年お願いしているが、一向に改善していただけない。
市長:市道11-7号線の側溝のふたについては、今年度中に未改修区間の測量設計を行って、来年度からふた掛けをしたいと思っています。
剪定(せんてい)枝・庭の草・落ち葉の出し日の再開
内容:クリーンセンターの混雑、事故を無くすため、令和2年より剪定(せんてい)枝・庭の草・落ち葉をクリーンセンターへ直接持ち込む日が火Y曜・金曜になったが、地域住民より、月2回でいいから土曜・日曜を再開していただきたいとの声が多く出ている。検討をお願いしたい。
市長:かつては土曜日・日曜日も持ち込んでいただいていましたが、非常に多くの市民の方からリサイクルセンターをご利用いただいておりまして、交通渋滞を引き起こし、警察からの指導もあったため、火曜日と金曜日に限定させていただいたところであります。なお、町内の資源物ステーションでの剪定(せんてい)枝・庭の草・落ち葉の収集回数を、今まで月1回でしたが、月2回に増やさせていただきましたので、町内の方に出していただくことで対応をお願いしたいと考えております。
防災行政無線
内容:橋場町内の橋場公会堂に設置されていた防災行政無線94が撤去され、近隣地域住民より、放送が聞き取りづらいと、苦情が上がっている。対処お願いします。
住民要望:防災ラジオを追加でいただけないか。(市より1台無償貸与済み)
市長:防災行政無線が聞き取りづらい所を個別にお聞かせいただいて確認をさせていただきたいと考えております。防災ラジオをもう1台ほしいというご要望についてですが、無料の配布は各ご家庭1台ですので、2台目以降は1台9,800円での貸与となりますので、ご理解いただきたいと思います。
越後線橋場踏切からコミセンに入るための道路の拡幅またはそれに代わる措置
内容:越後線橋場踏切から右折して入る道路が非常に狭く、現在はお互いの車が譲り合って通行していますが、もし、万が一取り残された場合を考えると非常に怖くなります。この道路の拡幅、またはそれに代わる道路の新設を強く要望いたします。
以前より国道へ直接抜ける道路の話があったと聞いています。この進入部分だけでも対処できないでしょうか。
市長:何とかこれを解消するような手立てを考えてまいりたいと思っております。これは、私が考えても専門家が考えても非常に難しいです。改修するには、事業費も相当掛かるだろうと思います。少し時間が掛かるかもしれませんが、実現に向けて動き出すということで、ご理解をいただきたいと思います。
県道荒浜中田線の歩道に接する倒壊危険のある無人家屋の作業場の解体撤去
内容:落下物を防ぐために防護ネットを付けてもらったが、建物自体が倒壊する危険があるため、解体撤去をお願いしたい。県道荒浜中田線の歩道に面しており、子どもの通学路です。万が一の事があってはなりません。何とぞよろしくお願いいたします。
市長:特定空き家の問題は、柏崎市内もしくは全国で数えきれないくらいあります。これを全て行政が、持ち主の代わりに代執行をやっていったら、柏崎市の財政、国家財政が破綻するぐらいあります。空き家の所有者に対して、毎年、解体していただくよう行政指導を行っております。残念ながら対応していただけない状況でありますが、諦めることなく続けております。現状を見る限り、部材の飛散の恐れはありますが、道路側に倒壊する危険性は少ないと判断できる状態であります。もし、倒壊またはさらに危ない状況に至るようなことがありましたら、ご連絡をいただければと思っております。
市道11-114号線(剱~上原二の橋までの約50メートルの間)の全面舗装
内容:50メートル位の間の全面舗装をお願いしたい。砂利道のため年に何回か砕石を敷いてもらっている状態です。
市長:この路線は、道路改良工事に向けた用地の取得交渉が非常に難航しておりますので、どうしても用地の取得ができない場合は、現道部分の舗装について、検討させていただきます。
国道8号土合交差点信号を時差式にするか矢印通行にする
内容:剱橋から国道8号に向かって長岡方面(右折)に出るとき、土合方面から剱に向かって直進する車がある場合、なかなか右折ができません。土合方面から剱に向かう信号を一時的に止め、剱から8号に出る右折の青信号を点灯させてもらうことを切に要望します。
市長:国道8号の土合交差点の交通量に関して、市で、10月20日朝7時15分から8時15分までの1時間、交通量調査を行いました。剱方面から8号に出て右折する車両は95台、土合方面から直進して剱方面に向かう車両は124台ありました、なお、国道の刈羽・長岡方面から、つまり、116号・8号交差点から土合の交差点を通過する車両は895台、逆に市内から刈羽・長岡方面116号・8号方向に向かう車両で、土合交差点を通過する車両は971台ありました。剱橋付近の渋滞のピークは、午前7時30分頃から7時45分頃の状況でした。
大変申し訳ないお答えですが、ここを利用される方は、余裕を持って早く自宅を出ていただくしかありません。
河川管理者である新潟県によりますと、剱橋は、2009年、今から10年ほど前にできた橋ですので、3車線化するのはなかなか難しいというお話でした。
国道8号線バイパスに関連しての剱橋の増設、侵入道路の増幅
内容:県道荒浜中田線の剱町内から国道8号線に出るため剱橋を通過する際、剱橋を渡った先が直進・左折と右折に分かれますが、各々車3台しか入れません。このため、朝夕の出退勤時間帯には剱町内から剱橋に向かい数百メートルの渋滞が発生します。この渋滞を緩和するため、剱橋の拡幅(3車線化)を要望します。剱橋侵入前に旧荒浜・中田線の道路が一部残ったままになっており、これを利用して剱橋侵入前より3車線にできないでしょうか。また、土合・下大新田から国道8号線への出入りの利便性にもつながります。なお、原発再稼働となったときは、更に交通量が増加します。剱橋の前に旧県道の道路が余っています。剱橋の3車線化を何とぞお願いいたします。
市長:「国道8号土合交差点信号を時差式にするか矢印通行にする」の回答と同じ
自由懇談
スマートインター設置について
参加者:スマートインターについて、今後協議していただけるというお話がありましたが、みんなが喜んでもらえるように、お力添えいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
市長:この瑞穂中学校区、中通地区含めて、市全体の中でPAZ・UPZ原子力災害にどうやったら安全にそして安心して避難いただけるかということを、優先順位をつけながら整備させていただきたいと思っています。県と国とも話をさせていただいておりますので、決して忘れるということはございません。
剪定(せんてい)枝の出し方について
参加者:剪定(せんてい)枝についてですが、町内の資源物ステーションに出せばいいということですが、太さが5センチメートルまでだと思います。その長さを15センチメートルに拡大していただければと思います。
市長:ご希望は担当にお伝えして、可能かどうかお返事させていただきます。
電子メール、IT化補助について
参加者:電子メールの件ですが、市から年間を通して相当の通数が来ます。郵便費も掛かると思いますので、それも含めて検討していただきたいと思います。
IT化の件ですが、コロナを機に、町内会といえども、もうパソコンなしでは仕事ができないので、こういう機器の設置に関する補助を検討していただきたいと切にお願いしたいと思います。それから、PAZ圏内の公会堂については、原発関係ということになりますが、市と県で、市の補助制度が400万円を上限に出ておりますが、それを検討する必要があります。地震で迎えのバスが来られない状況が容易に想像できます。そういうときに、山本町内会の機能ということで、公会堂が自主防災会の拠点となりますので、検討願いたいと思います。
市長:電子メールについては、山本町内会のようにメールもパソコンも何でもOKだという町内もあれば、また違う町内もありますので、全部が一斉にメールでなくてもいいかもしれません。対応していただける町内からやらせていただくということも含めて、意向調査結果を踏まえて考えます。
工事の進捗(しんちょく)状況について
参加者:市道11-7号線について、測量や設計の進捗(しんちょく)状況が分かった段階で連絡をいただけると有り難いです。
市長:測量については、確実に今年度中に終わらせます。令和4年度に関しましては、これから予算を組み立てますので、市道11-7号線の片側側溝のふたの工事費について盛り込みたいと思います。
東部児童クラブについて
参加者:東部児童クラブは、来年度新設の設計に入られるということですが、いつ頃橋場公会堂から移るのか、教えてください。
市長:槇原小学校に移ります。小学校の大規模改修・校舎棟増築工事を今年度から来年度にかけて行い、東部児童クラブは、今年度設計をし、大規模改修が終わるのに合わせて新築工事をする予定です。
防災行政無線について
参加者:私の家が山に囲まれているせいか、防災行政無線が非常に聞こえにくいです。窓を開けて家のすぐそばの室外スピーカーを聞くか、あるいはその都度、FMピッカラのラジオを入れるという状況です。緊急の場合に、ラジオを都度入れないと聞こえないというのは、防災行政無線としてはよろしくないと思います。個別の確認はどういう形でされるのか、お聞かせください。地域の中で非常に聞こえにくいという方がいらっしゃいます。
市長:防災・原子力課にご連絡をいただければ対応させていただきます。業者が一軒ずつ確認させていただきますので、地域の方々で聞こえにくいところがありましたら、お聞かせいただきたいと思います。
参加者:外の防災行政無線が120基くらい撤去され、聞きづらくなりました。
市長:デジタル化によって、前より聞きやすくなった方もいらっしゃれば、聞きにくくなった方もいらっしゃいます。例えば、スピーカーの向きを少し変えただけで聞きやすくなることもありますので、防災・原子力課にご連絡をいただければ、調整も含めて対応させていただきます。
参加者:防災行政無線の機械音声について、平坦な声で聞こえるため、時々何を言っているか分かりません。人間の声の方が、伝わるような気がします。また、いろいろなことを伝えたい気持ちは分かりますが、長すぎると思います。繰り返しを入れて5分くらいが限度だと思いますので、内容を吟味して短い時間で放送していただければ有り難いです。
市長:音声については、いろいろなお声があります。長さについては、新潟県が、コロナに関して警報を解除したときの防災行政無線が6分くらい掛かりました。長すぎるというご指摘をいただきましたので、おおむね5分以内に収めるよう調整させていただきます。
児童生徒数について
参加者:令和8年になると大幅に減るというのは分かりましたが、市としては、何らかの対応策は考えていますか。企業はあまり活発でないということもあると思いますが、その辺を含めて考え方をお聞きしたいと思います。
市長:「働く場所がないから、柏崎から出ていく人が多い」「働く場所がないから、柏崎に戻ってきてくれる人が少ない」ということを認識しています。ただ、実際に働く場所がないわけではなく、企業は今、人材が足りなくて本当に困っているところがあります。働く場所はあるわけですので、皆様方にご紹介しながら、少しでも人口減少を緩やかなものにしていく、少しでも子どもの減る数をとどめていくということをさせていただかなければならないと思います。それから、柏崎から出ていく方は、女性が多いです。女性が働きたいと思うような職場が柏崎にないと言われます。現在、第五次総合計画後期基本計画を策定中ですが、キーワードは、女性と若い方々が活躍できるようにということで練っております。産業に関しましては、ガソリン車からEVにシフトして、水素エンジンも有力だと思います。そして、再生可能エネルギーも含めて、環境エネルギー産業を大きなものにしていきたいと思っています。国家的な事業を含めた環境エネルギー産業が柏崎に生まれる可能性が出てまいりました。柏崎に若い方がとどまる、戻ってきていただく、そして、結果として子どもの数が少しでも増える環境を整えたいと思っています。
参加者:働く場所があっても、暮らしやすい環境がないと、人は住まないと思います。一日過ごせるような商業施設があると、もっと発展するのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
市長:鶏と卵の関係なのだと思いますが、人口が減らなければ、商業施設も減らないと思います。商業環境も含め生活しやすいよう環境を整備してまいりたいと考えております。
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更新日:2021年12月22日