テーマ展示室

里から霊山「米山」へといざなう展示室。山中のコナラやブナ林の豊かさと恵み、米山信仰の多様さとその賑わいをジオラマや映像などで象徴的に展示しています。

テーマ展示・人文系

薬師信仰の霊山・米山（993メートル）へといざなう展示室。刈羽と頚城の郡境にあり、日本海からそびえ立つ秀麗な山容は、柏崎市民のふるさとの象徴です。和銅5年（712年）に泰澄大師が開いたとされ、病気平癒(ゆ)や農業神、海上安全の神としても広く信仰されます。

展示室では、導入部に作神信仰にもとづく米山塔を配し、道標に導かれて山頂を目指します。米山信仰の多様さと賑わいをジオラマや映像、関係資料から象徴的に展示しています。

里山を代表するコナラ林と「天然のダム」とも呼ばれているブナ林の四季を美しい写真で紹介し、動物の足跡やふんから動物の名前を当てるクイズ形式にもなっています。また、コナラ林とブナ林で見られる野鳥も調べられます。

この空間は、当地域の自然を感じてもらい、心の癒しコーナーでもあります。

教育委員会博物館文化学芸係

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