令和7(2025)年度秋季企画展「子どもの着物 ―ひと針に願いを込めて」

「授かった子どもが無事に生まれ、丈夫に育ちますように・・・」
昔から人々はさまざまなものに願いを託してきました。子どもの着物もそのひとつです。色鮮やかな文様やデザインなど、大人の着物とは異なる特徴が見られ、特有の造作や刺繍が施されます。それは単に身を包むだけのものでなく、親の愛情や健やかな成長への願いが込められたものでした。
本展では、市民から寄贈された多くの着物の中から、子どもの着物とその周辺資料に焦点を当てて紹介します。
着物を通して見える人々のくらし、子どもを見守るまなざしなど、着物ひとつひとつにまつわる物語や思いを想像しながらお楽しみください。
令和7(2025)年度秋季企画展「子どもの着物 ―ひと針に願いを込めて-」 (PDFファイル: 9.5MB)
会期
令和7(2025)年10月18日(土曜日)~11月24日(月曜日・振替休日) 午前9時~午後5時
- 最終入館は午後4時30分まで
- 休館日:10月20日(月曜日)、10月27日(月曜日)、11月4日(火曜日)、11月10日(月曜日)、11月17日(月曜日)
会場
特別展示室
入場料
無料
(注意)常設展示やプラネタリウムをご覧になる場合は、別途料金が必要です。
主な展示物
- 子どもの着物(祝い着・普段着・ねんねこはんてん など)
- 関連する民俗資料(祝い帳・妊産婦手帳・表彰状 など)
- 継ぎ寄せの着物の再現や背守り・紐飾りの刺しゅう など
男児掛け着物(当館蔵)
女児袖なし(当館蔵)
関連イベント
展示解説【要申込】
- とき:10月18日(土曜日) 午前10時30分~11時30分
- ところ:博物館 特別展示室
- 定員:20人程度(先着順)
- 参加費:無料
- 申し込み:前日までに電話で博物館へお申し込みください。
講座「子どもの着物事情 ―江戸時代の「柏崎日記」を事例に」【要申込】
幕末期に柏崎陣屋詰めとなった桑名藩士渡部勝之助が記した「柏崎日記」の中から、子育てや子どもの成長の様子、産育儀礼などを事例として、当時の子どもの着物事情を読み解きます。
- とき:11月1日(土曜日) 午後1時30分~3時
- ところ:博物館 小ホール
- 定員:20人程度(先着順)
- 参加費:無料
- 申し込み:前日までに電話で博物館へお申し込みください。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 博物館 文化学芸係
〒945-0841
新潟県柏崎市緑町8番35号
電話:0257-22-0567/ファクス:0257-22-0568
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更新日:2025年10月03日