水球のルール・ポジション
ルールとポジションの役割を覚えて、水球をより楽しみましょう!
コートの大きさ
水球コートの大きさは、男子と女子で少し異なり、男子が縦30メートル・横20メートル、女子が縦25メートル・横20メートルです。
水深は、男女ともに2メートル以上あります。
(注意)水球コートでの縦とは「ゴールラインからゴールラインの間」、横とは「サイドラインからサイドラインの間」です。
チームと選手
1チーム7人~13人で構成され、ゴールキーパーを含めて7人対7人で対戦します。
帽子の色でチームを判別しますが、ゴールキーパーは両チームとも必ず赤色の帽子を着用します。
競技時間
1試合は、1ピリオド8分を計4ピリオド行います。
第1ピリオド・第3ピリオド終了後に2分間のインターバル、第2ピリオド終了後に3分間のハーフタイムがあります。ハーフタイムの間にコートチェンジも行います。
タイムアウト(1分間)は、各チーム1試合につき2回まで取ることができます。
試合の流れ
各ピリオドの開始は、自陣のゴールラインに並んだ選手たちがコートのセンターに浮かべられたボール(センターボール)を泳いで取りにいき、先にボールを取ったチームが攻撃権を獲得します。
相手ゴールにシュートを入れると1点、第4ピリオド終了時に得点が多いチームが勝ちとなります。
攻撃側のチームは、攻撃権を得たときから30秒(コーナースロー後は20秒)以内にシュートを打たなければなりません。
なお、水球では、ゴールキーパー以外は片手でしかボールを扱えません
反則(ファール)
「オーディナリーファール(軽い反則)」と「パーソナルファール(重い反則)」があります。
オーディナリーファール(軽い反則)
- 攻撃しているチームが30秒(コーナースロー後は20秒)以内にシュートを打てなかったとき
- ゴールキーパー以外の選手が両手でボールを扱ったとき
- ボールを水中に沈めたとき
- 握りこぶしでボールを扱ったとき
- フリースローの時に、相手ゴールから6メートル以内でシュートしたとき
- 相手ゴールから2メートル以内に、ボールより先に入ったとき(オフサイド)
このような反則には、相手チームにフリースローが与えられます。
フリースローでは基本的にパスしかできませんが、相手ゴールから6メートル以上離れている場合は直接シュートを打つこともできます。
パーソナルファール(重い反則)
パーソナルファールには、エクスクルージョンファールとペナルティーファールの2つがあります。同じ選手が1試合に3回パーソナルファールをすると、その試合の残り時間は出場できなくなってしまいます(永久退水)。
エクスクルージョンファール
- ボールを持っていない相手選手を捕まえる、沈める、引き戻すなどを行ったとき
- 相手のパスを両手で妨害したとき
このような反則を犯した選手は、「エクスクルージョンファール(退水)」になります。20秒間もしくは攻撃権が交代するまで再入水エリアで待機していなければなりません。
ペナルティーファール
6メートルラインより内側で、次のような反則がなければ得点が入っていたと判断される反則をペナルティーファールといいます。
- 6メートルラインより内側で、相手選手のシュートを両手で妨害したとき
- ゴールを沈めてシュートが入らないようにしたとき
ペナルティファールには、相手チームにペナルティースロー(サッカーでいうPK)が与えられます。
ポジションの役割
ゴールキーパー
ゴール前で相手のシュートを阻止する。カウンター攻撃では起点となり、司令塔的な役割も果たす。ボールを両手で持つことができる唯一のポジション。
フローター
相手ゴールの前にポジションを取って、シュートを放つ攻撃の要。味方のパスはフローターに集められる。
フローターバック
相手チームのフローターをマークして、シュートを抑える守備の要。激しい争いを制するだけのパワーが求められる。
ドライバー(右サイド、左サイド)
コートの左右に位置し、パス回しでボールをゴール前に運ぶ。相手のディフェンスをかわしながら、自らシュートを放つこともある。右サイドは、主にボール運びやパス回しなど司令塔的な役割。左サイドは、主にシュートを打つ機会が多く、得点力が求められる。
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更新日:2022年01月25日