【2026年8月】流れ星を見つけよう

更新日:2026年08月08日

天文現象の中でも人気の流れ星。流れ星に3回お願い事を唱えると叶うという言い伝えが有名ですね。

「流れ星を見たいけれど、見つけられない…。そもそも、流れ星ってなに?」

今回は、夏の夜空をより楽しむために、流れ星について学びましょう。

流れ星の正体

岩石が地球の大気に突っ込むイメージイラスト

流れ星の正体は、宇宙にある岩石やチリです。

宇宙には小さな岩やチリ(微粒子)がたくさんあります。この岩やチリが、地球の大気にぶつかって燃えるときに光を放ちます。これが、地球から流れ星となって見えるのです。

実はこの現象、見えないだけで1日に2兆回も起こっているといわれています。

流れ星はなかなか見られないようなイメージがありますが、夜空のどこかで必ず流れているようです。

流星群がチャンス!

写真:夜空に流れるネオワイズ彗星。写真の上方にかけて、彗星の尾が長く伸びています

恋人岬で撮影されたネオワイズ彗星(2020年7月)

いつ、どこから流れてくるかわからないとやっぱり見つけるのは至難の業…な感じがします。

それなら、流星群がねらい目です。

流星群の元になるのは、彗星(すいせい)という天体です。この彗星も地球と同じように太陽の周りを周っています。

彗星は「汚れた雪だるま」に例えられることがありますが、主に岩や氷でできています。彗星が太陽に近づくと、岩や氷が熱で蒸発され、まき散らされます。彗星の通り道は、チリだらけなんです。

彗星は、その見た目から「ほうき星」とも呼ばれますが、掃除をするどころか散らかしながら宇宙を旅しているんですね。

地球が彗星の軌道に入るイメージイラスト

この彗星の通り道に地球が入ると、まき散らされたチリが、大気に突っ込み流れ星となって現れます。
これが流星群です。

彗星の通り道に地球が入る時期は決まっているため、流星群が見られる時期は事前に知ることができます。

また、流星群の流れ星はある1点から飛んでくるように見えます。この1点を輻射点(ふくしゃてん)といい、輻射点がある方向の星座の名称をとって、「〇〇座流星群」と呼んでいます。

2026年の「ペルセウス座流星群」は好条件!

ペルセウス座流星群は、晴れていればたくさんの流れ星が見られるのでおすすめです。

輻射点はペルセウス座。北東の低い空に見えます。
ただし、輻射点のあるペルセウス座付近にだけ流れ星が出現するということではなく、流れ星は夜空のどこにでも現れます。
空をなるべく広く見渡すことができ、街灯などが少ない場所で観察しましょう。

極大は8月13日の午前11時ころですが、昼間なのでこの時間に観察することはできません。
そのため、前日12日の夜から13日の夜明け前までの時間帯に観察することをおすすめします。特に、13日の夜明け前は、空の暗い場所であれば1時間あたり35個程度の流れ星が期待できそうです。
14日の夜明け前でも、1時間あたり30個程度と比較的多くの流れ星が見られそうです。

さらに、極大の8月13日は新月で月明かりの影響を受けません。ぜひ観察してみてください。

流れ星を見つけるポイント

  • ねらい目は、8月12日の夜から8月13日にかけて
  • 見つけられなくても、最低15分は夜空を眺めてみる
  • 街明かりがない方を眺める
  • 夜は気温が下がるので、観測するときは羽織るものを持っていく

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