【2026年2月】3月3日は皆既月食を見よう

更新日:2026年02月12日

令和8(2026)年3月3日に、全国で皆既月食が見られます。

日本全国で見られる皆既月食は、令和7(2025)年9月8日以来です。この時の柏崎は雲が厚く、雨まで降ってきてしまったため、残念ながら観察することができませんでした。

今回は、あまり夜の遅すぎない時間帯で皆既月食のすべての行程が見られます。ひな祭りの夜に、友人や家族と一緒に皆既月食を楽しんではいかがでしょうか。

月食とは

月食が起こるときと普通の満月の場合の太陽・地球・月の位置イメージ

月食が起こる場合の満月と、ふだんの満月の位置(イメージ)

地球と月は太陽の光を反射して輝く天体です。地球にも太陽の光による影があり、太陽とは反対の方向に伸びています。この地球の影の中を月が通過することによって、月が暗くなったり、欠けたように見えたりする現象が「月食」です。

月食は、太陽・地球・月の順番に一直線に並んだとき、つまり満月のときに起こります。
しかし、月食は満月のたびに起こる現象ではありません。
月の通り道は太陽の通り道に対して角度が傾いている状態で地球の周りを周っているので、ふだんの月は地球の影となる部分から少しずれたところを通ります。

月食が起こるのは月が地球の影となる部分を通るときです。月が太陽に照らされなくなり、暗い月や欠けた月が見えるようになります。

月食の種類

皆既月食の写真。月全体が赤黒く見えます
部分月食の写真。月の右上の一部分が欠けて見えます

画像:国立天文台

月食には、月の全部が隠される「皆既月食」と、月の一部分が隠される「部分月食」があります。

皆既月食の場合、地球の大気の影響で月は「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる赤黒い色に見えます。皆既食中の月の色はいつも同じではありません。大気中にチリが少ないと大気を通り抜ける光の量が多くなるので明るいオレンジ色に、逆にチリが多いと大気を通り抜ける光の量が少なくなるので黒っぽく見えます。

月食は、肉眼でも十分観察できる天文現象ですが、月面の色や明るさの変化などをより鮮明に観察できるため、双眼鏡での観察をおすすめします。

3月3日は皆既月食

皆既月食中の月の位置(2026年3月3日の東京)

画像:国立天文台

この日の月は、午後6時50分に東の空で欠け始め、午後8時4分に皆既食となります。皆既食となった月は、赤銅色(しゃくどういろ)に見えます。
皆既食は午後9時3分に終わり、その後は徐々に欠けた部分が小さくなっていき、10時18分に、南東の空で部分食が終わります。

次に日本全国で皆既月食が見られるのは、令和11(2029)年1月1日です。年が明けてすぐ(午前0時7分)に月が欠け始めます。おもしろいタイミングに始まる皆既月食。これはこれで楽しみです。

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