柏崎市立図書館は開館120周年を迎えました

更新日:2025年09月01日

柏崎市立図書館は、明治38(1905)年9月1日に「私立柏崎図書館」として開館し、令和7(2025)年9月1日で120周年を迎えました。

柏崎図書館の始まり

猪股雷道氏が宮川に開設していた図書館「雷道文庫」の蔵書を柏崎に移し、明治38(1905)年9月、私立柏崎図書館は開館しました。図書館は、刈羽郡内の有識者団体である「芝蘭会」が運営し、施設は芝蘭会所有の建物が利用されました。

図書館の施設内部については、『中越新聞』明治38(1905)年8月6日号に「場所は芝蘭会の建物を悉皆借受け、玉突を廃して楼上を図書室及び会議室に宛て、階下を閲覧室とする方針にて…」と記されています。

建物は現在の市民プラザ付近にありました。

写真:開設当初の柏崎図書館が入った芝蘭会の建物(2階建ての木造瓦葺き)

開設当初の柏崎図書館が入った芝蘭会の建物(中村文庫所蔵『刈羽郡物産品評会記事』より)

写真:柏崎図書館の内部。ガラス扉の棚の中に、本が並んでいます

開設当初の柏崎図書館(芝蘭会建物2階)(中村文庫所蔵『刈羽郡物産品評会記事』より)

柏崎図書館の歩み

柏崎図書館年表
年月 内容
明治38(1905)年7月 猪股雷道氏から雷道文庫が寄贈される
明治38(1905)年9月 芝蘭会経営による私立柏崎図書館が開設される
明治39(1906)年3月 私立図書館として文部省の公認を受ける
大正3(1914)年3月 刈羽郡立図書館となる
大正4(1915)年9月 初代図書館が新築開館
大正7(1918)年12月 中村藤八氏から中村文庫(約3,000点の図書・古文書・軸等)が建物と共に寄贈される
大正12(1923)年3月 刈羽郡立図書館が廃止され、私立刈羽図書館となる
昭和16(1941)年11月 柏崎市立図書館となる
昭和20(1945)年 図書館を軍の部隊の宿舎として使用するため、新聞閲覧室を事務室に模様替えする。館内での図書閲覧が停止される
昭和44(1969)年10月 二代目図書館建設のため、仮図書館(現在の柏崎市民活動センターまちからの2階)が開館
昭和45(1970)年8月 二代目図書館が開館
昭和45(1970)年 自動車文庫「おおとり号」運用開始
平成8(1996)年7月 三代目図書館(ソフィアセンター)が開館

施設の沿革は、次のリンク先をご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 図書館 資料係

〒945-0065
新潟県柏崎市学校町2番47号
電話:0257-22-2928/ファクス:0257-21-2936
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