市長定例記者会見概要(令和元(2019)年11月6日)

市長定例記者会見(令和元(2019)年11月6日)のお知らせ

インターン生が作成した冊子「ヤタのタネ」を手に持ち話している櫻井市長の写真
会場に貼ってある避難訓練会場の位置図を示しながら説明する市長の写真

以下の「定例記者会見」で、概要をご覧いただけます。

(注意)報道機関との質疑応答を追加しました。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

発表事項

地震発生による全面緊急事態を想定した原子力防災訓練を実施

8日、9日に新潟県が主催、柏崎市防災会議が主管で地震発生による全面緊急事態を想定した原子力防災訓練を実施します。2014年、平成26年以来の原子力防災訓練です。今回、新潟県に避難計画が作られて初めて行います。この避難計画の作成に関しては、私も市長就任直後から、避難指針ではなくて避難計画の策定を県にも要請をしていたところで、最悪のパターンとして想定される冬期間の夜間の降雪時ということ、それから訓練結果も踏まえ、実効性ある避難計画を求めているところです。

まず想定は、柏崎刈羽で震度6強の地震が発生したということで、8日は机上訓練を、9日は住民の方々も参加していただき、実際の訓練を行います。

バスによる住民避難訓練では、原子力発電所から北方向にある、大湊、宮川地区の方々は大湊集会場、高浜コミュニティセンターに集まり、大型バス2台に分乗して、村上市へ避難します。原子力発電所の南南西方面の松波地区の方々は、松浜中学校、はまなす特別支援学校、松波コミュニティセンターの3箇所に分かれて2台のバスに分乗して、糸魚川の避難経由所へ避難します。また、原子力発電所から南方面の西中通地区の方々は、日吉小学校、西中通コミュニティセンター、それから槇原小学校の3箇所に分かれて大型バス2台に分乗し、妙高へ避難します。バスでそれぞれ村上、糸魚川、妙高に避難していただく方々は、合計バス6台で3地区179人です。

それからもう1つ、道路の寸断を想定して、船舶による住民の避難訓練を行います。一番北にある椎谷地区の方々は、椎谷ふれあいセンターに集まり、高浜漁港から20人が、船舶で沖合に停泊をしている海上保安庁・海上自衛隊の船舶に避難する訓練を行います。天候が悪い場合は行わない予定です。

そしてUPZの全地区住民を対象に、防災行政無線による屋内退避訓練を行う予定です。

それから8日に、県と、また国との連携を含めたテレビ会議が2回予定しています。私も柏崎市としてこのテレビ会議に参加します。

9日のバスによる避難では、バスの中でそれぞれ避難に当たっての心構えなどのミニ講座も行われると聞いています。

(主管:防災・原子力課 電話番号:0257-21-2323)

「熟睡プラ寝たリウム」を県内初開催―国内設置4台の最新投影機「オルフェウス」で

県内で初めて市立博物館で「熟睡プラ寝たリウム」を開催します。この熟睡プラ寝たリウムという企画は、2011年から明石の天文台の方々が始められました。国内では4台しかない最新投影機「オルフェウス」で行うことに関しては県内で初めてですし、熟睡プラ寝たリウムというこの企画も県内では初めてです。

ぜひ多くの皆さん、市民の皆さんに、この熟睡プラ寝たリウムを体験していただいて、最新投影機のオルフェウスの実力を見ていただきたいと思いますし、併せて松雲山荘の紅葉もご堪能いただければありがたいと思っています。

(主管:博物館 電話番号:0257-22-0567)

市外大学生が感じた矢田の魅力をまとめた冊子「ヤタのタネ」―田舎暮らしインターンシップ事業

柏崎市内の矢田地区に、この夏、田舎暮らしをしたいというインターンの大学生、女性3人がお越しになって、その矢田で集落の方々と一緒に時間を過ごしました。女子大生3人が、矢田に魅力を感じていただいて、また矢田の方々もその女子大生との交流を通して、自らの地域の魅力に気付き、再発見したということを含めて、この3人の学生さんたちが地域の方々との交流を記録し、まとめた「ヤタのタネ」を作っていただきました。

このヤタのタネという小冊子が、地域おこし協力隊のお越しいただくことに繋がったらありがたいと、そして矢田の魅力をより多くの方々に伝えることに繋がればと考えています。

(主管:市民活動支援課 電話番号:0257-21-2272)

(注意)冊子「ヤタのタネ」は、協力隊募集イベントなどの柏崎ブースで相談した方や、現地体験に来てくれた方のみにお配りします。

11月4日付け新潟日報2面の記事内容に対する市長のコメント

今回、新潟日報柏崎支局長には大変申し訳ないですが、11月4日の新潟日報の記事で、私の廃炉計画に関して、前東海村長の村上さんのインタビュー記事の中で私としては合点がいかない点がありました。それはこの記事の見出しにもある「再稼働前提民意確認を」と村上さんが仰っていることです。

今日、皆さんに私が柏崎市長選挙に立候補させていただくに至ったチラシを配布しています。2011年に新聞折込で配布させていただいた、私の原子力発電所に対する考え方、再稼働に対する考え方、もしくは原子力発電所を止めることに対する考え方を示したチラシをご覧になられた方々、いろいろな立場から、もう一度市長選挙に出ろとお声掛けをいただいて立候補させていただいた。つまり立候補させていただいた段階で、私はすでに原子力発電所の再稼働の価値を認めると同時に、日本において原子力発電所は減らしていくべきだということを申し上げて立候補し当選させていただいたところです。

村上前村長のお話によれば、3つの検証と言われている県の検証委員会と総括委員会の検証の最中では、再稼働を認める、認めないという話をする状況ではないと、廃炉計画も柏崎市長が求めているだけだと、検証が不要だと言っているに等しい、不遜に映ると。私自身、例えば事業峻別や他のことで不遜だと言われるのは私の不徳の致すところで、甘んじて受けなければいけないと考えているところですが、原子力発電所の問題で不遜な態度を示してきたつもりはありません。原発反対派の方々とも求められればどこにでも伺って意見交換をさせていただきましたし、また原子力発電所の再稼働に関して反対する方々とも話をさせていただきました。

東京電力から先般いただいた回答に対して、議会の方々、いろいろな方々からご意見を伺って、最終的にまだ私の評価というものは出していない現段階で、このように民意の確認をと言われ、さらには不遜だと言われると、私としては少し承服し難い部分があります。

地元紙の方々、以前にも柏崎に着任されていた皆さんからは、私の十数年前からのスタンスは十分ご承知いただいているだろうと思いますが、それ以外の方々の中には、今日お配りしたチラシをご覧いただいてない方が多いだろうと思います。私は今ほどお話しした経過の中で再稼働を認める、一方で原子力発電所は徐々に減らしていくということを申し上げて立候補させていただき、当選をさせていただいたという点を、皆さんにあえて確認していただきたく、あらためてお話しさせていただきました。

行事予定

イベント

文化

スポーツ

消防

  • 令和元(2019)年秋の火災予防運動・「住宅用火災警報器10年を目安に取り替えましょう!!」キャンペーン
    (主管:消防本部予防課 電話番号:0257-24-1382)
  • 令和元(2019)年秋の火災予防運動・秋季消防演習
    (主管:消防署消防係 電話番号:0257-24-1500)
  • 令和元(2019)年秋の火災予防運動・幼年消防クラブ員防火広報
    (主管:消防本部予防課 電話番号:0257-24-1382)

定例記者会見の質疑応答

報道機関から受けた質問の項目は、以下の通りです。

  • 新潟県原子力防災訓練に関する質問
  • 東京電力の廃炉計画への評価に関する質問
  • 東京電力への追加データ要請に関する質問
  • 東京電力との面会に関する質問

定例記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 元気発信課 情報発信係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館2階
電話:0257-21-2311/ファクス:0257-23-5112
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更新日:2020年01月31日