市長定例記者会見での質疑応答(令和元(2019)年8月7日)

令和元(2019)年8月7日(水曜日)の市長定例記者会見での報道機関の質問と、市長や市担当者の回答です。

主な内容

  • セルビア、モンテネグロの事前キャンプに関する質問
  • 東京電力の改善策の検討状況に関する質問

セルビア、モンテネグロの事前キャンプに関する質問

記者:柏崎市に対して事前キャンプ地としての受け入れ要請はどこからあるのか。また、モンテネグロのように東京2020大会出場よりも先行して事前キャンプの受け入れが決定している場合はどうなるのか。事前キャンプの受け入れによって何を期待しているか。

市長:モンテネグロに関しては、東京2020大会出場が決定した場合に柏崎市が事前キャンプ地になると認識しています。

水球のまち推進室:現在、日本を含めて4カ国が東京2020大会出場を決めています。モンテネグロが今後、出場の可能性がある大会はヨーロッパ選手権と世界最終予選の2つです。

市長:モンテネグロの事前キャンプ地の受け入れについては、期待されるという表現に変えてください。東京2020大会出場国の事前キャンプ受け入れによる、さまざまな交流を通じて柏崎の水球の競技力の向上が期待されます。そして、なによりも水球競技に関わる子どもたちに更なる夢を与えてくれると思っています。

記者:監督が具体的に満足、評価した点はどのような点か。また、今後に向けた要望はあったか。

市長:私たちなりの日本流のおもてなしに対して非常に喜んでいただきました。それから体の大きい方々ばかりですので、ベッドやお手洗いの対応などへの細かな配慮に対しても評価をいただいています。何よりも、これまでの活動を通じて市の担当職員との信頼関係が築かれている部分が一番大きいのではないのかと感じています。

記者:監督が東京2020大会の事前キャンプを柏崎市で行うと表明したタイミングは。

市長:2019世界水泳大会出場に当たって柏崎で事前合宿を行った際の帰る間際でした。

記者:体格に合ったベッドやトイレの洋式化は、市として予算対応したということか。

市長:市の予算で対応しています。

記者:ベッドに関してはどこの。

市長:シーユース雷音です。

東京電力の改善策の検討状況に関する質問

8月の記者会見で記者の質疑に答えている様子の写真

記者:先般東電からの連絡ミスの改善対策の提出があったが、現段階での回答に関する検討状況の進捗(しんちょく)状況は。

市長:現在、私自身も熟読しています。先般、東電の所長からお持ちいただいた際に、私から東電としても第三者的な視点からも見直していただくように要請をしたところです。

元検事の方から、会社の立場とは違ったところで確認を得る作業を始めていると聞いています。また所掌事務以外ということですが、こういった形で提出されたということで、念のため原子力規制庁、規制委員会にもお送りしました。

昨日、原子力規制庁の次長と面会する機会があり、東京電力が進めている改善策の見直しに関して、文書で回答した方がよろしいかというお話がありましたので、文書ではなく現場の所長から感想を含めて考えをお聞かせいただけるようお願いしたところです。そういった話も含め、夏休みの間、少し冷静に自分の考え方をまとめたいと思っています。

記者:どのような点を評価し、また、不足していると感じているか。

市長:評価している点として、異常、正常の丸の付け方が改善されている部分ではないかと思っています。最終的には、原子力発電所で働いている一人一人の意識の問題だと思っています。8万3千人の市民、また来訪者の方々を含めた、それぞれの生命や財産に直接的に関わっている仕事なんだという意識です。緊張感といったものをいかに高めていくか。人間ですので100パーセントということはないわけですが、いざという時に間違わないという意識を日頃から養う訓練はやはり必要だと思っています。

その1つが所員全員による全戸訪問だと認識していますし、それは私も評価します。ただそれ以外にも、どのような訓練が必要かという部分に関しては、私自身もう少し考えてみたいと思っています。

記者:市長は、市民の方の声など、周りの声も踏まえて判断を行うと聞いているが、現段階で出ている声は。

市長:燃料プールの中の状況が異常なのか正常なのかという丸の付け方は、前よりもわかりやすくなったのではないかという声を、市民の皆さんからもお寄せいただいています。

記者:提出された改善策に対して、お盆明け、8月下旬頃に回答したいという話だったが、現段階での回答の時期と方法はどのように考えているか。

市長:お盆明けには、改善策に対する見解をまとめられるだろうと思っていますので、お越しいただき私どもの考え方を伝えることになると思っています。

記者:お盆明け早々というイメージか。

市長:20日前後ぐらいになるのではないかと考えています。

記者:元検事の方の検証とは、東電の見直し作業のことか。

市長:こちらからの要請に基づき、第三者の視点からの確認を進めているということを東京電力から連絡をいただいています。

以上

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更新日:2020年01月31日