市長定例記者会見概要(令和2(2020)年4月3日)

市長定例記者会見(令和2(2020)年4月3日)のお知らせ

4月の定例記者会見で発表する市長
大規模未利用地の地図を指しながら説明する市長

以下の「定例記者会見」で、概要をご覧いただけます。

報道機関との質疑応答を追加しました。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

発表事項

今年度の「えんま市」および「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」

今年のえんま市とぎおん柏崎まつり海の大花火大会は、延期、もしくは中止します。現在、新型コロナウイルス感染症の影響で、国から3つの密を避けるよう言われています。

えんま市は屋外での催しですが、非常にたくさんの方々がお越しになる行事ですので、6月でのえんま市は行うことができません。この件に関しては、10日ほど前から露店商の代表の方々と話をさせていただいき、延期、もしくは中止に理解をいただきました。延期時期は、今の段階では秋と申し上げておきます。えんま堂の堂主さんにも理解をいただいたところです。
なお、えんま市は、柏崎市露店管理条例で開設期間を定めています。延期には条例の改正が必要になることから、議会にも条例改正のお話をしているところです。

ぎおん柏崎まつり海の大花火大会は、毎年7月26日に開催しています。すでに先行予約と一般予約を延期していますが、花火大会そのものも延期、もしくは中止とします。商工会議所の会頭とも連絡を取り、延期、もしくは中止で共通理解を持たせていただいたところです。延期時期は、できれば9月中を考えています。花火を打ち上げていただく業者とも調整を行いました。例えば9月の下旬に花火大会を開催する場合には、6月には先行予約を始めなければいけませんが、新型コロナウイルス感染症の影響がまだ見通せない現状を踏まえ、先行予約と一般予約の受付を間際まで遅らせることに理解をいただきたいと思います。なお、先行予約、一般予約の開始時期は、まだ決定していません。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

新型コロナウイルス感染症に関する市の取り組みおよび経緯

3月4日以降、対策本部では、イベントの自粛、施設閉鎖、信用保証料の補給、利子補給、成人式の延期、潮風マラソンの中止の要請を決定し、それぞれ実施しています。

第6回対策本部会議では、市内に新型コロナウイルス感染症患者が発生した場合の指針を決定しました。3月24日には学校再開にあたってのガイドラインが文部科学省から発出され、市内にある縫製工場の協力を得て、児童生徒1人に2枚マスクを配布する方針を決定しました。結果的に4月中に市から2枚、国から1枚、児童生徒には計3枚の布製マスクを手渡すことができることになります。県内において感染拡大がまだ続いている中で、市民の皆さんには理解をいただいているところです。

(主管:防災・原子力課 電話番号:0257-21-2316)

市内小中学校への長年の寄附に対して株式会社リケンに感謝状を

株式会社リケン柏崎事業所の創立50周年記念となる1999年から20年にわたって、市内小中学校に対して毎年100万から200万円の寄附をいただいています。図書のみならず、理科の実験器具なども含めて寄附をいただいているということで、4月16日に感謝状を贈呈し、長らくの寄附に対して感謝の意を表したいと思います。

(主管:教育総務課 電話番号:0257-21-2360)

骨髄バンクへの登録を後押しします ―4月から骨髄等移植ドナー支援事業助成金を創設

4月から骨髄等移植ドナー支援事業助成金を創設しました。
ドナー特別休暇制度を持っている企業に関しては、ドナーの方々に限度額7万円で入院・通院1日につき1万円、同じく事業所に対しても7万円を助成します。ドナー特別休暇制度のない企業に関しては、ドナーに対して限度額14万円で入院・通院1日につき2万円を助成します。
一定期間、会社を休む必要があるということで、この制度で骨髄バンクへの登録を後押ししていきたいと考えています。

(主管:健康推進課 電話番号:0257-20-4211)

エネルギー政策に関する市民意識調査の結果を公表

最終的な報告書がまとまりましたので報告します。設問4のエネルギー政策のまちづくりについてどう思うかという設問に関しては、重要であるとお答えいただいた方が81.9パーセントでした。この割合は非常に高い数字ではないかと考えています。設問12の自由記述欄には回答者の3分の1以上の方々に記入していただきました。

市民の皆さんからエネルギーのまちに関して、非常に高い関心をお寄せいただいているということで、皆さんの意識の高さに、改めて敬意を払いたいと思っています。

(主管:電源エネルギー戦略室 電話番号:0257-21-2324)

柏崎市地域エネルギー会社実現可能性調査の概要

地域エネルギー会社のベースには、電力がなければいけません。市や市内の民間が持つ風力や太陽光などの再生可能エネルギーだけではまだ足りません。一般の電力を買ってきて売ればいいという考えもありますし、私どももそれを否定しているわけではありませんが、将来的に柏崎の新しい産業を考えている構想としては弱いものがあります。
例として未利用地である敷地面積が15万3千519平方メートルの旧ぶどう村にソーラーパネルを並べたとすると、1万キロワットを超える出力の太陽光発電施設ができます。雪が降るところで太陽光は大丈夫なのかと疑念もあるかと思いますが、新潟市は雪国メガソーラーを昭和シェルと一緒になって設置しています。旧ぶどう村などの跡地にソーラーを設置した場合、採算が取れるのかシミュレートを行ったところ、採算は取れるという結果でした。

今後、地域エネルギー会社の設立に当たって、どの程度の規模で電力を作るのか、どの程度の規模で電力を仕入れるのか、どのようなところに電力を売っていくのか、会社を設立するための出資、資本金はどのぐらいにすればいいのか、どういったところにニーズを求めていくのかという具体的な会社設立に向けた合意形成を今年度図りたいと考えています。太陽光、風力も含めて、市としても応分の出資をして、採算が取れる会社にすべく動き出したいと考えています。

(主管:電源エネルギー戦略室 電話番号:0257-21-2324)

行事予定

イベント

  • プラネタリウム新番組
    (主管:博物館 電話番号:0257-22-0567)
  • 市民米山登山
    (主管:スポーツ振興課 電話番号:0257-20-7010)
  • 春季企画展「みんな元素でできている-元素と周期表の世界」 
    (主管:博物館 電話番号:0257-22-0567)
  • 陶芸家 神山清子さん講演会「信楽自然釉・炎のちから」
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)
  • 史跡・飯塚邸 新緑の秋幸苑とつるし雛かざり 
    (主管:博物館 電話番号:0257-22-0567)
  • 小学生サッカースクール
    (主管:スポーツ振興課 電話番号:0257-20-7010)

定例記者会見の質疑応答

報道機関から受けた質問項目は、以下のとおりです。

  • えんま市、海の大花火大会の延期または中止に関する質問
  • 新型コロナウイルス感染症に関する質問
  • エネルギー政策に関する市民意識調査に関する質問
  • 地域エネルギー会社に関する質問
  • 市長選再出馬に関する質問
  • 使用済み核燃料税の経年累進課税化に関する質問
  • 6、7号機の号機間輸送に関する質問

定例記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 元気発信課 情報発信係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館2階
電話:0257-21-2311/ファクス:0257-23-5112
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更新日:2020年04月15日