北前船文化・観光資源に関する問い合わせ(市長への手紙、平成30年4月公開)
手紙と回答の概要
お寄せいただいた内容の概要
読売新聞に、文化庁が認定した日本遺産「北前船寄港地・船主集落がある新潟市、長岡市などの11市町が、国内外からの誘客に連携して取り組むことを決めた」とありました。
なぜ柏崎がないのか?柏崎も「北前船」の寄港地として古くから有名であり、さまざまな文化や遺産が残っているではないか?
この活動は、地域の観光、シティーセールスに極めて役立つものと考えます。ついては次の点にご回答願います。
(1)これを踏まえて当市はどういう方針で、どういう活動をするのか。
(2)新潟県、県内市町村からの情報収集機能が不足しているのではないか。この点をどうするのか。
(3)県側、市町村間の意思疎通に不備があるのではないか。意思疎通をどう高めていくか。
(4)柏崎市のPR発信は不足しているのではないか。国内外、県内にどうPRするのか。
⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。
回答の概要
この北前船寄港地フォーラムは、民間主導で開催されていることから、当市はこれまで参加を見送ってまいりました。
結果的に今回の活動の輪に入っておりません。
まず、(1)についてお答えします。
本市は、北前船寄港地フォーラムに参加していませんが、北前船の寄港地としてPRを進めていかなければならないと認識しています。
現在は、3月24日(土曜日)にリニューアルオープンをする市立博物館において、これまでと同様、本市と北前船の歴史を紹介するコーナーを設ける他、柏崎越後七街道「北国街道」のイベントで、北前船にまつわる物語を見聞する荒浜、椎谷地区を巡るツアーを開催してまいりました。
本年、当市は、日本海側初の海水浴場が生まれて130年の区切りの年を迎えることから、これまで以上に「海の柏崎」を観光の柱とするための計画を進めています。この中で、北前船が柏崎の寄港地であったことを踏まえるとともに、さまざまな分野と「海」を連携させた取り組みを見出していきたいと考えています。
次に、(2)および(3)についてです。
本市は、新潟県観光協会の会員であり、県や県内市町村はもとより、国の動向も情報収集をしています。今後も、他の自治体や関係団体との更なる連携を深め、互いの相乗効果も生まれるよう努めてまいります。
最後に(4)についてです。
柏崎をPRするためには、あらゆる広報媒体を使っていく必要があります。
毎月行う定例記者会見は、4月からFMピッカラで生放送を始めます。世界に発信するソーシャルメディアは、4年前にフェイスブックやツイッター、インスタグラムを開始し、柏崎の日常やイベント情報を発信して、市民はもとより多くの方々にご覧いただいています。
今後も、着実に市をPRするための戦略を進めてまいります。
⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。
手紙と回答の全文
お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。
お寄せいただいた内容の全文
2月15日付け読売新聞34面の記事によりますと、文化庁が認定した日本遺産「北前船寄港地・船主集落」がある新潟市、長岡市(寺泊)などの11市町が、 (省略) 国内外からの誘客に連携して取り組むことを決めた (省略) 長岡市副市長らが日本記者クラブで発表した。とあります。
これを読んで、非常に残念に感じました。なぜ柏崎がないのか?柏崎も「北前船」の寄港地として古くから有名であり、さまざまな文化や遺産が残っているではないか?なぜ外されているのかと。
日本遺産登録を調べたところ、
(1)石川県加賀市他10市町が
(2)共同で文化庁の申請
(3)2017年4月認定
(4)現在に事務局は山形県酒田市総務部市長公室であることがわかり、さらに複数の機関のHPに記載されています。
この活動は、地域の観光、シティーセールスに極めて役立つものと考えます。ついては次の点にご回答願います。いずれも具体的にお示しください。
(1)これを踏まえて当市はどういう方針で、どういう活動をするのか。
(2)新潟県、県内市町村からの情報収集機能が不足しているのではないか。この点をどうするのか。
(3)県側、市町村間の意思疎通に不備があるのではないか。意思疎通をどう高めていくか。
(4)柏崎市のPR発信は不足しているのではないか。といつも思っています。国内外、県内にどうPRするのか。
以上、今回の問題に限らず、何もせずに過ごす限り、当市は先細りになるのではないかと、危惧しております。よろしくお願いいたします。なお、市長のお考えを、市の広報などに記載いただければさらにありがたいと思います。
回答の全文
お手紙拝見しました。
このたび〇〇様から、北前船に関する4つの質問をいただきましたので、それぞれについてお答えします。
文化庁が認定した日本遺産「北前船寄港地・船主集落」につきましては、平成19年から民間が主体となって開催している「北前船寄港地フォーラム」に参加した11市町が賛同し、今回の認定につながったと聞いています。
この北前船寄港地フォーラムは、民間主導で開催されていることから、当市はこれまで参加を見送ってまいりました。結果的に今回の活動の輪に入っておりません。
これらを踏まえて、ご質問にお答えします。
まず、(1)についてお答えします。
本市は、北前船寄港地フォーラムに参加していませんが、北前船の寄港地としてPRを進めていかなければならないと認識しています。
現在は、3月24日(土曜日)にリニューアルオープンをする市立博物館において、これまでと同様、本市と北前船の歴史を紹介するコーナーを設ける他、柏崎越後七街道「北国街道」のイベントで、北前船にまつわる物語を見聞する荒浜、椎谷地区を巡るツアーを開催してまいりました。
本年、当市は、日本海側初の海水浴場が生まれて130年の区切りの年を迎えることから、これまで以上に「海の柏崎」を観光の柱とするための計画を進めています。
この中で、北前船が柏崎の寄港地であったことを踏まえるとともに、スポーツ、産業、教育などさまざまな分野と「海」を連携させた取り組みを見出していきたいと考えています。
次に、(2)および(3)についてです。
本市は、新潟県観光協会の会員であり、県や県内市町村はもとより、国の動向も情報収集をしています。今後も、他の自治体や関係団体との更なる連携を深め、互いの相乗効果も生まれるよう努めてまいります。
最後に(4)についてです。柏崎をPRするためには、あらゆる広報媒体を使っていく必要があります。毎月行う定例記者会見は、4月からFMピッカラで生放送を始めます。
世界に発信するソーシャルメディアは、4年前にフェイスブックやツイッター、インスタグラムを開始し、柏崎の日常やイベント情報を発信して、市民はもとより多くの方々にご覧いただいています。
今後も、着実に市をPRするための戦略を進めてまいります。
なお、〇〇様からいただいたご意見と私の回答は、追って市ホームページに公開させていただきます。
この記事に関するお問い合わせ先
総合企画部 総務課 総務係
〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
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更新日:2020年01月31日