消火器は適正な管理と廃棄を ―老朽化した消火器で破裂事故が発生しています

老朽化した消火器の破裂事故が、全国的に発生しています。

消火器は消火薬剤を強力に放射するために、使用時には容器に強い圧力がかかります。容器にさびやキズ、変形があると、その部分が圧力に耐えられず、破裂する危険性があります。

また、消防法令により建物等へ設置が義務付けられている消火器が旧規格品の場合、令和3(2021)年12月31日までに交換が必要です。

消火器のチェックポイント

見た目が新しく見えても、長い間設置していると、経年劣化で不具合が生じることがあります。

業務用はおおむね10年、家庭用はおおむね5年で交換することが推奨されています。

  1. 消火器(特に底の部分)に腐食やさびはありませんか?
  2. 消火器に著しいキズや変形はありませんか?
  3. キャップに変形や腐食はありませんか?
  4. ホースが脱落していませんか?
  5. 使用期限が過ぎていませんか?(ご家庭で自主的に設置している消火器は、消防法令上の交換義務はありませんが、使用期限内での交換をお勧めします。)
  6. 湿気の多いところに設置されていませんか?(本体の腐食が早まります。)

消火器の廃棄方法

古くなったり不要になったりした消火器は、「特定窓口(消火器販売店など)」や「指定引取場所(メーカーなど)」へお持ちください。廃棄の際には処分料などが必要となる場合があります。

最寄りの窓口などは、消火器リサイクル推進センターのホームページをご覧ください。

なお、市役所や消防署では、消火器の回収・処分は行っていません。

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部 予防課 予防指導係

〒945-0034
新潟県柏崎市三和町8番51号
電話:0257-24-1382/ファクス:0257-22-1409
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更新日:2021年08月18日