隊員の服装

各執務服を着用し活動している写真

消防士は、消防隊や救助隊、救急隊、指揮隊など、出場する隊ごとに違う服を着装します。

制服にはマタニティ制服を導入し、女性職員も働きやすい職場を目指しています。

消防隊

通常時

消防車の前に活動服を着た消防隊員が立っている写真

通常時:活動服

普段の業務をする時の服装です。動きやすく、燃えにくい素材でできています。

火災の時は活動服の上に防火衣を着装します。夜間に仮眠をとる時も、すぐに出場できるように活動服で休みます。

災害時

消火活動で隊員の命を守るため、耐火・防水性などがISO11613(欧州法準拠)規格という高い基準をクリアしたものを着装します(表面が1000度にさらされたとき防火衣内の温度が24度上昇するのに13秒以上でなければならないなど)。

空気呼吸器を背負うと、総重量は約10キログラムになります。

消防車の前に防火服と空気呼吸器を着装した消防隊員が立っている写真

災害時:防火衣(前面)

消防車の前に防火服と空気呼吸器を着装した消防隊員が後ろ向きで立っている写真

災害時:防火衣(背面)

救助隊

通常時

救助工作車の前にオレンジ色の救助服を着た救助隊員が立っている写真

通常時:救助服

通称「オレンジ」と呼ばれ、この服にあこがれて消防士を目指す人もいます。

過酷な救助活動に耐えられるように、破れにくい素材でできています。

災害時

救助工作車の前にオレンジ色の救助服を着て、肘当てと膝当て、安全帯を着けた救助隊員が立っている写真

安全性を確保するためにヘルメット、肘当て、膝当てなどを着装します。

高所での救助活動時は、命綱として安全帯を着装します。

救急隊

通常時

救急車の前に救急服を着た救急隊員が立っている写真

通常時:救急服

1988年に三宅一生さんがデザインしたものを全国で採用しています。

白とグレーが基調で清潔感ある印象を与えます。

救急服ができる前は、活動服の上に白衣を着て出場していました。

災害時

血液やおう吐物から隊員を守るために、感染防止衣、マスク、ゴーグルなどを着装して出場します。

救急車の前で感染防止衣を着た男性救急隊員が正面を向いて立っている写真

災害時:感染防止衣(前面)

救急車の前で感染防止衣を着た男性救急隊員が後ろ向きで立っている写真

災害時:感染防止衣(背面)

指揮隊

消防車両の前に黒色の防火衣を装着した指揮隊員が立っている写真

災害現場で隊を指揮する指揮隊は、消防隊と同じく防火衣を着装して出場します。

分かりやすいように「指揮」と書いてあるベストを着装します。

制服

総務や予防を主に担当している職員は、制服で業務をします。

マタニティ制服を導入し、女性職員も働きやすい職場を目指しています。

消防車両の前で紺色の制服を着た男性消防職員が立っている写真

男性用

消防車両の前で紺色の制服を着た女性消防職員が立っている写真

女性用

お腹のふくらみに対応できるよう、大きなひだの入ったワンピース型のマタニティ制服を着た女性の写真。
消防車両の前にマタニティ制服を着た女性消防職員が横向きに立っている写真

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部 消防総務課 人事企画係

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新潟県柏崎市三和町8番51号
電話:0257-24-1372/ファクス:0257-22-1409
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更新日:2022年01月06日