原子力災害時避難円滑化モデル実証事業による柏崎市避難円滑化計画

原子力災害時の住民の円滑な避難に向けて、市は、令和2(2020)年度から令和4(2022)年度までの3年間に原子力災害時避難円滑化モデル実証事業を行い、住民避難における課題の解決、避難の円滑化に取り組みました。

その取組結果をとりまとめた、柏崎市避難円滑化計画を令和5(2023)年3月に策定しました。

今後も原子力災害に備えた対策を進めていきます。

原子力災害時避難円滑化モデル実証事業

原子力災害時避難円滑化モデル実証事業とは

原子力災害対策指針(平成24(2012)年10月31日原子力規制委員会決定)に定める施設敷地緊急事態または全面緊急事態に備え、住民などの円滑な避難または一時移転を確保するために必要な措置に要する経費を補助することによって、原子力防災対策の一層の充実・強化を図ることを目的とした国の補助事業です。

事業概要

⾃然災害と原⼦⼒災害との複合災害や冬季夜間の住⺠避難が円滑に⾏われるようにPAZ内の地区を中⼼に降雪時の避難経路の道路状況を監視するためのカメラや停電を想定した太陽光発電による照明、蓄電池の設置を行いました。

また、設置した機器等が避難の円滑化にどの程度の効果があるのか、専門家による事業効果の検証を⾏い、一定の効果があるとの評価を受けました。

原子力災害時モデル実証事業の事業概要

事業の効果

原子力災害時モデル実証事業の効果の説明資料(監視カメラと映像収集サーバーの設置により、避難開始までにかかる時間短縮を説明)
原子力災害時モデル実証事業の効果の説明資料(バス避難集合場所の屋外照明と誘導看板の設置により、自主避難の環境確保を説明)
原子力災害時モデル実証事業の効果を説明した資料(蓄電池・LED証明の設置で、業務に必要な電力と施設内の環境確保を説明)

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理部 防災・原子力課 原子力安全係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2323/ファクス:0257-21-5980
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更新日:2023年06月05日