柏崎刈羽原子力発電所のトラブル状況(平成18(2006)年度~)

平成18(2006)年度の対象トラブル

平成18(2006)年5月11日:4号機

定期検査中、使用済の燃料集合体を点検していたところ、燃料スペーサ(注釈)部に金属らしきもの(太さ約0.3ミリメートル、長さ約3ミリメートル)を1本確認。
調査の結果、異物はワイヤブラシの素線と判断。
注釈:燃料棒と燃料棒の間を定められた間隔に保つために取り付けられている部品。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象43
  • 評価尺度:-

平成18(2006)年7月18日:7号機

定格熱出力一定運転中、燃料からの放射性物質漏れを測定する「高感度オフガスモニタ」の指示値の上昇を確認。発電所から外部に排ガスを放出する排気筒の放射線モニタでの異状、外部への放射能の影響は確認されなかった。
原因となった燃料集合体を特定し、その周辺に制御棒を挿入して核反応を抑えた状態で次回定期検査(8月23日)まで運転を継続。
定期検査で漏えい箇所等を調査した結果、燃料集合体1体から漏えいしていたことを確認。当該燃料集合体は新しいものと交換。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象44
  • 評価尺度:-

平成19(2007)年2月4日:6号機

定格熱出力一定運転中、205本ある制御棒の挿入・引き抜きの定例試験を行っていたところ、1本が動作しないことを確認したため、午後11時4分「運転上の制限」の逸脱を宣言。その後残りの制御棒全数について動作確認を行い、正常に動くことを確認したため原子炉の安全性に問題はなかった。
原因は、制御基盤の故障。当該基盤を交換し、2月6日午前11時に通常運転状態に復帰。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象45
  • 評価尺度:-

平成19(2007)年度の対象トラブル

平成19(2007)年7月16日:2~4、7号機

中越沖地震により「地震加速度大」の警報が発生したため、起動操作中の2号機、定格熱出力一定運転中の3~4、7号機が自動停止。
その他の号機は、定期検査中で停止していた。

  • 通報連絡対象:法律に該当しない原子炉自動停止事象3
  • 評価尺度:-

平成19(2007)年7月16日:3号機

中越沖地震に伴い、3号機所内変圧器で火災が発生。初期消火活動を開始すると共に消防署へ通報。午後0時10分鎮火を確認。
原因は、地震により変圧器とその周囲の基礎面が沈下したが、それぞれの沈下量が違ったために変圧器とケーブル等のつなぎ目でずれが生じてショートしたため。

  • 通報連絡対象:法律対象28
  • 評価尺度:-

平成19(2007)年7月16日:6号機

定期検査中、中越沖地震により原子炉建屋3階及び中3階の放射線非管理区域内において、放射能を含む水漏れを確認。漏れた水は、放水口を経由して海に放出された。放出された水の量は約1.2立方メートルで、放射能量は約9万ベクレルと推定。
原因は、地震でオペレーティングフロアに溢れた使用済燃料プール水が、同フロアの配線貫通部の隙間を通り非管理区域に流れ出し、最終的に放水口から放出されたため。

  • 通報連絡対象:法律対象29
  • 評価尺度:レベル0-

平成19(2007)年7月16日:1~7号機

中越沖地震より、1~7号機の原子炉建屋オペレーティングフロアで、放射性物質を含む使用済燃料プール水等が溢水した。溢れた水は6号機以外、フロア内に留まった。

  • 通報連絡対象:法律対象30
  • 評価尺度:レベル0-

平成19(2007)年7月16日:1~3号機

中越沖地震により、使用済燃料プール水の溢れ(あるいは揺れ)により、水位低の警報が発生したことから、保安規定に定める「運転上の制限」からの逸脱を宣言。同日使用済燃料プールの水張りを行い水位を回復させ、「運転上の制限」を満足していることを確認。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象46
  • 評価尺度:-

平成19(2007)年7月16日:3号機

原子炉建屋ブローアウトパネル(建屋内の圧力が上昇した時に押し出され、圧力を逃がすことにより建物を保護するためのパネル)の外れたために建屋の負圧が維持できないと判断し、保安規定に定める「運転上の制限」からの逸脱を宣言。その後、原子炉が冷温停止状態(炉水温度が100度未満)となり、負圧要求が無くなり「運転上の制限」を満足した。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象47
  • 評価尺度:-

平成19(2007)年7月24日:6号機

中越沖地震後の設備点検において、原子炉建屋天井クレーンを走行させる動力を伝えるための継手部(全4箇所)のうち、3箇所で破損を確認。

  • 通報連絡対象:法律対象31
  • 評価尺度:-

平成20(2008)年1月14、15日:2号機

使用済の燃料集合体を点検中、燃料スペーサ(注釈)部にワイヤー状の異物5本(最大長さ約10ミリメートル、太さ約0.2ミリメートル)を確認。調査の結果、異物はワイヤブラシの素線と判断。
注釈:燃料棒と燃料棒の間を定められた間隔に保つために取り付けられている。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象48
  • 評価尺度:-

平成20(2008)年2月6日:7号機

使用済の燃料集合体を点検中、燃料スペーサ部にワイヤー状の異物(らせん状で長さ約10ミリメートル、太さ約0.2ミリメートル)を確認。調査の結果、異物はワイヤブラシの素線と判断。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象49
  • 評価尺度:-

平成20(2008)年度の対象トラブル

平成20(2008)年6月27日:6号機

定期検査中、制御棒の動作確認試験を行っていたところ、205本ある制御棒のうち1本が、駆動装置から外れていることを確認。
原因は、制御棒取付作業手順書が作業時に注意すべき重要事項を確認できるようになっておらず、さらに、作業者が思い込みにより誤った判断で作業を行ったため。取付後の結合確認作業手順書も不適切で、結合不良を見逃していた。

  • 通報連絡対象:法律対象32
  • 評価尺度:レベル1

平成21(2009)年2月16日:6号機

炉内の燃料配置の検査をしていたところ、燃料集合体上部付近に異物を確認。調査の結果、異物はホチキス針であった。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象50
  • 評価尺度:-

平成21(2009)年度の対象トラブル

平成21(2009)年5月11日:7号機

起動試験中、原子炉隔離時冷却系(注釈)の試験運転後、中央制御室から当該系統のポンプを停止するための弁を閉める操作をしたところ閉まらなかった(その後、現場の操作で弁を閉めた)。原因調査のため当該系統を一時的に使用できない状態にすることから、「運転上の制限」の逸脱を宣言。復旧後に復帰を宣言。
原因は、弁の分解点検の手順書が不十分で、点検後の組立て調整の際の調整が不十分だったため。
注釈:原子炉の水位が異常に低下したとき、原子炉で発生した蒸気を使ってタービンを回し、原子炉内かに水を供給する系統。ABWR(柏崎刈羽6,7号機)の場合は、非常用炉心冷却系(ECCS)の1つとして位置づけられている。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象51
  • 評価尺度:-

平成21(2009)年5月11日:7号機

起動試験中、原子炉隔離時冷却系の試験の際に圧力抑制プールの水位上昇を示す警報が発生し、「運転上の制限」を逸脱したと判断。プール内の水を他のタンクに移して水位が下がったことから、復帰を宣言。
原因は、原子炉隔離時冷却系駆動用タービンの排気蒸気及びポンプの吐出水によりプール水位の上昇と水面の波打ちが発生し警報設定値に達したため。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象52
  • 評価尺度:-

平成21(2009)年7月23日:7号機

調整運転中、燃料からの放射性物質漏れを検知する「高感度オフガスモニタ」の指示値の上昇を確認。発電所から外部に排ガスを放出する排気筒の放射線モニタに異状はなく、外部への放射能の影響は確認されなかった。原因となった燃料集合体を特定し、その周辺に制御棒を挿入することにより核反応を抑えた状態で約2カ月運転を継続した後、原子炉を停止。
漏えい箇所等を調査した結果、燃料集合体1本から漏えいしていたことを確認。当該燃料集合体及び異物フィルタ未設置の燃料をフィルタ付き燃料に交換し、原子炉を再起動。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象53
  • 評価尺度:-

平成22(2010)年3月14日:6号機

定格熱出力運転中、緊急時に安全設備を動かすための4つの回路のうち、1つの回路が故障し警報が発生。プラントの運転状態に異常はなく(注釈)、当該回路を切り離して運転を継続。回路を構成する基板を予備品に交換して復旧。
その後の調査で、警報の発生から故障した回路を切り離すまでの間は、当該回路が信号を出力できない状態(動作不能)で、一時的に運転上の制限を満足していない状態であったことが判明。県などへ速やかに連絡する必要のある事象であったが、結果として3月19日まで連絡が遅れた。
注釈:1つの回路が故障しても他の3つの回路で機能は確保される。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象54
  • 評価尺度:-

平成22(2010)年度の対象トラブル

平成22(2010)年8月21日:1号機

定格熱出力運転中、一時的に電気出力が約111.4万キロワットから約110.1万キロワットまで低下。
原因は、復水器内にある配管の弁が誤動作して開き、蒸気を冷却する海水の量が減少して発電効率が低下したため。運転員が速やかに弁を閉じて正常な出力に復帰。また、制御回路の部品を交換して正常な状態に復旧。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象55
  • 評価尺度:-

平成22(2010)年9月10日(兆候確認):7号機

定格熱出力一定運転中、燃料からの放射性物質漏れを検知する「高感度オフガスモニタ」の指示値の上昇を確認。9月16日、さらに有意な上昇が確認されたため、燃料棒から原子炉水中に放射性物質が漏えい(漏えい燃料が発生)したと判断。発電所から外部に排ガスを放出する排気筒の放射線モニタに異状はなく、外部への放射能の影響は確認されなかった。原因となった燃料集合体を特定し、その周辺に制御棒を挿入することにより核反応を抑えた状態で約11カ月運転を継続した後、原子炉を停止。
漏えい箇所等を調査した結果、燃料集合体1本から漏えいしていたことを確認した。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象56
  • 評価尺度:-

平成22(2010)年12月1日:3号機

定期検査中、燃料装荷作業をしていたところ、全引き抜き位置にある制御棒1本が、操作していないにもかかわらず、一時的に挿入側へ動作。当該燃料棒の近傍に燃料集合体は無かった。
原因は、当該制御棒を動かす準備作業で制御棒を挿入するために水を流す配管の弁を開けた際、当該配管に混入した空気により水の流れが発生して制御棒が挿入側に動作したと推定。

  • 通報連絡対象:法律対象33
  • 評価尺度:レベル0-

平成23(2011)年2月1日:1号機

定格熱出力一定運転中、可燃性ガス濃度制御系電動弁の定例試験を実施中、2系統の内、1系統で動作不良の兆候が確認されたため、運転上の制限を満足しないと判断、もう1系統は動作可能であることを確認した。
原因は、グランドパッキンの黒鉛粉がごく僅かに弁棒へ付着したことにより弁棒の駆動力が変化し、保護用の電動機停止スイッチが断続的に動作したことによるもので、グランドパッキンの交換、弁棒の清掃・手入れ及びスイッチの設定値の調整を実施すると共に、同型の弁のスイッチ設定値を調整した。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象57
  • 評価尺度:-

平成23(2011)年度の対象トラブル

平成23(2011)年4月16日

水処理建屋(放射線非管理区域)において電源作業をしていたところ、スパークにより煙が発生し火災報知器が作動したことから、消防署に連絡。消防署は現場確認により「火災ではない」と判断。本事象によるけが人はなく、外部への放射能の影響もなかった。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象58
  • 評価尺度:-

平成23(2011)年5月5日:1号機

定格熱出力一定運転中、月1回行っている残留熱除去系(注釈)の弁の開閉試験を実施していたところ、3系統ある同装置のうち1系統の弁が全開操作後閉まらなくなったため、「運転上の制限」からの逸脱を宣言。直ちに残りの2系統の装置が健全であることを確認すると共に、当該弁を手動で全閉した。
調査の結果、当該弁を動作させるスイッチの不良を確認した。このため、予備品と交換し、弁が正常に動作することを確認したことから、「運転上の制限」の逸脱からの復帰を宣言。
注釈:原子炉を停止した後、原子炉内の炉水の冷却を行ったり、非常時に原子炉内に冷却水を注入する機能を持った装置

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象59
  • 評価尺度:-

平成23(2011)年9月11日:7号機

定期検査中、4系統ある直流電源系統(注釈)のうち1系統の充電器が停止したため「運転上の制限」からの逸脱を宣言。その後、停止した充電器を予備のものと交換して復旧したため「運転上の制限」の逸脱からの復帰を宣言。
復旧までの間、同系統内の蓄電池からの電気供給に切り替わり、機器の制御やプラントの運転監視に問題はなかった。
注釈:機器の作動や制御用の直流電源を供給する系統

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象60
  • 評価尺度:-

平成24(2012)年1月19日:5号機

定格熱出力一定運転中、毎週行っている制御棒の動作確認試験において、全185本ある制御棒のうち1本が所定の位置を超えて挿入された。当該制御棒の緊急挿入機能(スクラム機能)に異常は無く、安全上の問題は無かった。当該制御棒を全挿入し引き抜けないよう安全措置を実施し、運転を継続した。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象61
  • 評価尺度:-

平成24(2012)年2月25日:5号機

海水熱交換器建屋(注釈)(非管理区域)に設置しているポンプで発煙が確認されたことから、東京電力は、直ちに119番通報しました。消防署が現場確認し、「火災ではない」と判断した。
火災発生場所は原子炉の冷却機能に直接関係するところではなく、この火災による放射能漏れなどはなかった。また、運転中の6号機と定期点検中の1~5、7号機のいずれも、状態に変化はなかった。
県が実施している放射線モニタリング観測では、異常な値は検出されていない。
注釈:機器の冷却水を海水で冷やすための機器類が置かれている建屋

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象62
  • 評価尺度:-

平成24(2012)年3月2日(判断日):5号機

定期検査中、燃料に係る作業を行うにあたり、中央制御室の非常用空調設備を2系列とも動作可能な状態にしなければならないところ、2月25、27日の作業時に1系列のみが動作可能な状態であった。そのため、この日の作業の間「運転上の制限」を逸脱していたと判断。
本事象による外部への放射能の影響はなかった。
原子力安全・保安院は、保安規定に違反していると判断し、直接原因及び根本原因を究明し、それらに対する再発防止策の策定を指示した。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象63
  • 評価尺度:-

平成24(2012)年度の対象トラブル

平成24(2012)年12月12日:5号機

定期検査中、燃料集合体チャンネルボックスの点検作業を実施していたところ、10月16日、当該使用済燃料集合体2体でウォータ・ロッド(注釈)の一部に曲がりがあることを確認。
この事象を受け調査を実施していたところ、12月12日までに18体の使用済燃料集合体のウォータ・ロッドに曲がりを確認した。
曲がりが大きい燃料集合体2体について点検を実施した結果、ウォータ・ロッドが曲がったことにより、隣接する燃料棒同士が接触していることを確認した。
なお、本事象による外部への放射性物質の影響はなかった。
国際評価尺度(INES)による評価は、レベル0
注釈:燃料集合体の中央部に燃料棒と並行して設けられている中空の管。運転中に内部に水を通すことにより燃料集合体の出力の最適化を図るもの。

  • 通報連絡対象:法律対象34
  • 評価尺度:レベル0

平成25(2013)年3月19日:1号機

5号機で発見されたウォータ・ロッドに曲がりを受け、全号機で点検を実施していたところ、3月19日に、1号機において1体の使用済燃料集合体でウォータ・ロッドが曲がったことにより隣接する燃料棒同士が接触していることを確認した。
なお、本事象による外部への放射性物質の影響はなかった。

国際評価尺度(INES)による評価は、レベル0

通報連絡対象:法律対象35

評価尺度:レベル0

平成25(2013)年度の対象トラブル

対象トラブルなし

平成26(2014)年度の対象トラブル

対象トラブルなし

平成27(2015)年度の対象トラブル

平成28(2016)年3月8日:5号機

定期検査中、制御棒駆動水圧系水圧制御ユニット(注釈1)の弁を操作していたところ、制御棒を操作していないにも関わらず、1本の制御棒が一時的に全挿入位置から挿入側に動作した。
原因は、スクラム入口弁(注釈2)からのわずかな漏水により、作業時に配管内に混入した空気に圧力が溜まったと推定
国際評価尺度(INES)による評価は、レベル0
(注釈1)制御棒を炉心内に挿入したり、引き抜いたりするため、制御棒駆動機構に駆動水等を送る装置
(注釈2)緊急で制御棒を挿入する際に駆動水を供給するための弁

  • 通報連絡対象:法律対象36
  • 評価尺度:レベル0

平成28(2016)年度の対象トラブル

対象トラブルなし

平成29(2017)年度の対象トラブル

対象トラブルなし

平成30(2018)年度の対象トラブル

平成30(2018)年8月30日:1号機

3台ある非常用ディーゼル発電機のうち1台を定例試験により運転していたところ、異音が発生し出力が低下したため手動停止。調査の結果、ディーゼルエンジンの過給機(ターボチャージャー)の軸が固着していることを確認(9月6日)。東京電力は、速やかな復旧が難しいと判断し、同日、原子力規制委員会に原子炉等規制法に基づく報告を実施。
過給機のタービンブレードの加工不良と点検時の作業不良があった状況で使用を継続したためタービンブレードが破損し、その影響により軸部の損傷や電気出力の低下に至ったと推定。
なお、原子炉は停止しており、保安規定に基づく非常用ディーゼル発電機の機能要求台数(2台)は他の2台にて満足している。
周辺環境への放射能の影響はなかった。

  • 通報連絡対象:法律対象37
  • 評価尺度:レベル0

令和元(2019)年度の対象トラブル

対象トラブルなし

令和2(2020)年度の対象トラブル

令和2(2020)年6月1日~26日(清掃作業期間):7号機

核燃料の清掃作業を実施した結果、異物を合計17本(ワイヤブラシの素線と推定されるもの)確認し、回収した。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象64
  • 評価尺度:-

令和2(2020)年9月7日~30日(清掃作業期間):7号機

 7号機原子炉圧力容器内の清掃作業を実施した結果、異物を合計9本(金属製の切り屑のようなもの1本及び金属製ワイヤー8本)確認し、回収した。なお、燃料はすべて使用済燃料プールで保管中である。

  • 通報連絡対象:極く軽度な事象65
  • 評価尺度:-

令和3(2021)年度の対象トラブル

対象トラブルなし

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理部 防災・原子力課 原子力安全係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2323/ファクス:0257-21-5980
お問い合わせフォームはこちら

更新日:2022年07月04日