縁の館(えにしのやかた)

圧巻は石黒村絵図

柏崎市街地から国道353号線を十日町方面に進み、旧高柳町石黒地域の中央にある「縁の館」には、地域の歴史資料を集めた数多くの貴重で懐かしい資料が展示されています。

多くの展示品の中でも、明治8(1875)年に描かれた畳10枚分もある石黒村絵図は圧巻です。  

石黒村絵図が床中央に展示されている展示室の写真

石黒村絵図は10畳もある大きさ

旧石黒小中学校が忍ばれる写真や賞状が展示されている写真

旧石黒小中学校が忍ばれる写真や賞状が展示されています

また、県の棚田百選に選ばれた花坂の棚田を造成する際の設計図にあたる絵巻(推定200年前)、明治41(1908)年に現在の国道353号小岩トンネルとなるトンネル開削を請願した際の絵図なども展示されています。

写真資料も多く、明治36(1903)年に学校校舎が完成した時に地域住民がそろった記念写真のほか、米俵を馬や人の背で運ぶ様子、学校行事のスナップ、歴代の文集などが展示されています。

また、「石黒の四季」の譜面、校長住宅に住み着いて、住民にかわいがられたムササビのはく製、高さ8メートルの神社ののぼり旗などの資料もあります。

「縁の館」の施設名の由来は、「石黒にゆかりのある人が気軽に集える場所に」との願いを込めて命名されたものです。

「縁の館」をご覧になりたい場合は、事前に高柳町事務所(電話番号:0257-41-2233)にご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興部 商業観光課 観光振興係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2334/ファクス:0257-22-5904
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更新日:2024年03月18日