「大崎雪割草の里」情報(令和6(2024)年)

2024年シーズンの営業は終了しました

大崎雪割草の里は、4月7日(日曜日)を持ちまして、2024年シーズンの営業を終了しました。

例年になく悪天候の日が多かったように思いますが、最終日まで満開の雪割草を楽しむことができたシーズンでした。

すでに次のシーズンに向けた準備を始めています。来シーズンも皆さんの来園をお待ちしております。

写真:淡い色のかれんな雪割草の群生。1カ所に27輪も咲いています。

1カ所に群生する雪割草。例年の最終日には咲き終わることが多いのですが、今シーズンは満開に近いほど咲いていました。

写真:青紫色の花びらをしたスミレと花火のような花びらをしたショウジョウバカマが並んで咲いています。その脇には細長い葉が特徴のキツネノカミソリが自生しています。

ショウジョウバカマとスミレの競演。ショウジョウバカマの隣には、秋にオレンジ色の花を咲かせる「キツネノカミソリ」が自生していました。

開花状況:満開(4月1日時点)

現在の開花状況は「満開」です。

管理棟を抜け、里山に入ったところから遊歩道のあちらこちらで、色とりどりの雪割草を見ることができます。また、雪割草だけでなくコシノカンアオイ、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマ、スミレなども咲いています。

大崎雪割草の里の開園期間は4月7日(日曜日)までです。最後まで大崎の里山をお楽しみください。

写真:遊歩道沿いで咲く雪割草の群生。白、桃色、薄紫、様々な色彩で咲く雪割草が来園者を楽しませてくれています。

開花状況:八分咲き(3月24日時点)

先週は雨や雪の降る天候が続き、なかなか春を感じられない様子でした。

週末にようやく暖かくなり、日差しの下で雪割草も鮮やかに咲いていました。八分咲きといったところですが、満開に近いのではないでしょうか。さまざまな形・色合いの雪割草を見ることができます。

雪割草以外にもキクザキイチゲも咲き始めています。この後、ショウジョウバカマやスミレなども徐々に咲いていくことでしょう。

写真:淡い桃色で花弁6枚、可愛らしい雪割草10輪咲いています。
写真:濃い青紫色で細長い花弁6枚の雪割草9輪
写真:真っ白で少し細長い楕円形の雪割草4輪、うち3輪は花弁が8枚あります。
写真:淡い紫色で楕円形の花弁6枚の雪割草が7輪以上固まって咲いています。
写真:濃い青色で丸い近い形の花弁が6枚の雪割草
写真:濃淡様々な色合いの雪割草が幾重にも重なって咲いています。形も色合いも多様です。

開花状況:七分咲き(3月17日時点)

大崎雪割草の里は、3月17日(日曜日)に「七分咲き」まで開花がすすみました。特に16日(土曜日)は日差しと微風が重なり、写真撮影にはとても良い日だったのではないでしょうか。

同じ日でも時間が違えば、花の状況はずいぶん異なります。
里山の様子も日々変わり、「今日はあまり咲いていなかった」と残念がる方もいらっしゃいます。好条件が事前に分かれば良いのですが…。

何度も足を運んでいただくことは大変ですが、変化も含めお楽しみいただければ幸いです。

写真:薄い紫色で楕円形の花びらを6枚から9枚付けた雪割草が10輪ほどが1か所にまとまって咲いています。

大崎らしい色の雪割草

写真:プランターに植えられた雪割草、朝の寒い時間のため、ほぼすべての花が閉じています

営業時間前の雪割草(管理棟内)

写真:左の写真と同じものを2時間後に撮影、プランターの全てが陽光の下で花開き、濃い紫色の花びら雪割草がw来園者を迎えています。

営業開始から2時間後の雪割草(管理棟内)

開花状況:五分咲き(3月15日時点)

今週は暖かい日が続いたことで開花がすすみ、五分咲きとなりました。里山のところどころで雪割草の群生を見ることができます。

3月16日(土曜)・17日(日曜)は、大崎雪割草マルシェが開催されます。里山散策と併せてお楽しみください。

また、15日(金曜)には、地元の小学生が総合学習で大崎雪割草の里を訪れ、里山の植生や保存会の活動の様子を学んでいました。

写真:薄紫色の雪割草が15輪ほどまとまり、それぞれが大きく花開いています。
写真:地元小学校の児童11人が、保存会の男性から、センターハウスの中で雪割草が咲くまでの過程の説明を受けている様子

雪割草の育成過程を学ぶ地元小学生

写真:保存会の男性が、散策路途中の斜面を指さし、里山に植生する植物の説明を小学生にしているところ

里山にさまざまな植生があることを学んでいます

雪割草マルシェ2024

大崎雪割草マルシェのチラシ

今シーズンも大崎雪割草マルシェを開催します。

柏崎市認証米「米山プリンセス・シスター」と桜鯛を使った特製「桜姫弁当」、柏崎市内菓子店の和洋菓子、柏崎産さつまいもを使った芋スイーツのほか、コーヒースタンドやキッチンカーの出店を予定。

こちらもお楽しみに!

  • 開催日:3月16日(土曜日)、17日(日曜日)、23日(土曜日)、24日(日曜日)
  • 時間:午前10時~午後3時
  • 会場:大崎雪割草の里内「イベント広場」

開花状況:三分咲き(3月11日時点)

開園直後に降った雪はすぐに消えましたが、気温の低い日が続いています。それでも、時折差し込む太陽の光を受けて開花がすすみ、現在は三分咲きとなりました。

里山の雪割草は、気温にもよりますが、晴れた日の午前11時頃~午後3時頃が、大きく花開くようです。

今回の写真は、雪の中で開花を待つような雪割草と、今日の暖かい日差しの中で大きく花開いた雪割草の2枚を紹介します。

写真:里山の斜面に残った雪の隙間から、つぼみから少しだけ開く途中の薄紫色の雪割草が四輪見えます

わずかに残る雪と雪割草の花

写真:根本が白、先端が薄紫色のコントラストがきれいな雪割草が暖かい日差しの中で四輪ほど咲いています。

日差しの中で花開いた雪割草

大崎雪割草の里を運営する大崎雪割草保存会のインスタグラムでは、現在の里山の様子を紹介しています。また、3月9日(土曜日)にNST「スマイルスタジアム」で放送された様子も紹介していますので、ぜひご覧ください。

開花状況:咲き始め(3月4日時点)

開園初日は時折日が差すものの、雨と風により寒い日となりました。そして、土曜日の夜から降り始めた雪で、里一面銀世界に逆戻りです。

日が差せばすぐ解けるほどの雪ですが、天候にはかないません。

本日は、里山の様子の代わりに管理棟入口で皆さんをお迎えする花を紹介します。

写真:木の切り株を土台に、白、薄桃、薄紫、濃紫などの雪割草が10輪以上並んでいます。奥には販売用の雪割草が並んでいるのが見えます。

管理棟入口でお客さまをお迎えする雪割草

大崎雪割草の里―3月2日に開園を迎えます

大崎雪割草の里、令和6(2024)年シーズンがいよいよ開園します。

猛暑の昨夏と小雪の今冬、里山の植物への影響を心配していましたが、今シーズンも無事かれんな花が顔をのぞかせ始めました。
満開はもうしばらく先ですが、ところどころでつぼみや花開いた雪割草を見ることができます。

雨の日でも散策や鑑賞を楽しんでいただけるよう、斜面に木製チップを敷くなどして歩きやすいように工夫していますが、滑りにくい靴や暖かい服装でお越しください。

里山の斜面で一つの株から3つに分かれて茎が伸び、そのひとつひとつの先端に薄桃色のかれんなつぼみを付けた雪割草の様子

開園直前の里山で撮影した雪割草のつぼみ

えちご雪割草街道「大崎雪割草の里」2024年シーズンのご案内

大崎雪割草の里が、えちご雪割草4街道の先陣を切って、3月2日(土曜日)に開園します。

開園後は、開花状況を随時お知らせします。

  • 開園期間:3月2日(土曜日)~4月7日(日曜日)
  • 開園時間:午前9時~午後4時30分(入山受付は午後4時まで)
  • 里山整備協力費(入山料):400円(小学生以下無料)
日本海をバックに里で咲く雪割草の写真を散りばめてデザインされた2024年シーズン用のリーフレット。所々に柏崎のゆるキャラ「えちゴン」も配置されています。

2024年版リーフレット

企画展「柏崎の花 ―Spring Collection2024」に雪割草を展示(1月16日)

大崎雪割草の里では、2月8日(水曜日)から始まる企画展「柏崎の花 ―Spring Collection2024」で雪割草の花も楽しんでもらおうと、施設内に温室を設置し、1カ月ほど開花時期を早めることに挑戦しています。

温室設置から10日ほど経過した1月16日、花芽の伸び始めたポットがありました。

かれんな雪割草が会場を彩ることを、どうぞご期待ください。

写真:管理棟の中に、周囲をビニールシートで囲った簡易テントをさらに設置し、育成中の雪割草ポット並べ、石油ストーブで温度を上げ、開花を早めようとしています。

管理棟内設置した即席の温室。温度はもちろん、湿度の調整にも気を配ります。

写真:ポットの真ん中から三つの花芽が伸び始めています。

少しだけ花芽をのぞかせた温室内の雪割草ポット

春の開園に向けて苗を移植(11月5日)

11月5日(日曜日)、ハウスで育生してきた雪割草の苗を、里山に移植する作業を行いました。

春に種を採取してから、日々成長を見守ってきた苗が、無事に根付いて、春に可憐な花を咲かせてくれることを願うのみです。

写真:里山に移植した雪割草の苗。1カ所につき3株植えています。濃い緑色の3つの葉先をした小さな葉がいくつも重なって見えます。

里山に移植した雪割草

写真:ビニールハウス内に設置された2段の棚に、育苗ポットがズラリと並んでいます。

大切に育てられた数千株の雪割草の苗。里山に戻されるのを待っています。

地面から撮影した1枚。手前に植えたばかりの雪割草1株、その奥に里山の様々な植生、さらに奥には作業をしている男性の姿が見えます。

数千株の雪割草を、1株1株丁寧に植えていきます。

地図情報

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更新日:2024年04月08日