柏崎市名所案内「多多神社本殿(ただじんじゃほんでん)」
建立当時の姿が完全に残る本殿

多多神社は大同元(806)年の創建と伝えられていますが、現在の本殿は棟札によって永正16(1519)年に建てられたことが分かっています。度々修理がなされ、一部改変されていましたが、1977年に解体修理で元に戻しました。
流造(ながれづくり)の間口一間ほどの小さな板葺き屋根の社殿は、覆屋(おおいや)で保護されてきたため、創建当時の姿をよくとどめていて、室町時代中期の神社建築の特徴をよく示しています。
向拝柱、方位や脇障子柱の大きな面、かえる股や木鼻のデザイン、海老虹梁の形などに時代の特色をよく見ることができます。

多多神社本殿覆屋

多多神社の鳥居
詳細情報
名称
多多神社本殿
指定年月日
昭和33(1958)年5月14日(国指定文化財:有形文化財・建造物)
所在地
柏崎市大字曽地1325
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更新日:2020年10月19日