柏崎市名所案内「椎谷観音堂(しいやかんのんどう)」
しいやの観音さんと親しまれる
「しいやの観音さん」として広く親しまれ、尊崇されている観音堂です。
縁起によれば弘仁年間(810〜823)の草創と伝えられていますが、寛永元年(1624)に焼失しています。現在の観音堂は、明和7年(1770)9月に再建されたものです。
観音堂は小高い山の上にあり、300段の石段は頓入沙弥(とんにゅうしゃみ)が18年間独力で築いたものです。また、宝物殿には馬や船の絵馬が数多く残され、椎谷の馬市や海上安全の信仰を物語っています。
頓入沙弥が築いた300段の石段一段目から椎谷観音堂までの間には、多くの文化財が点在しています。途中、椎谷の町並みや日本海を一望できる絶好の展望箇所もあります。また、観音堂脇からは天拝山山頂への山歩きコースが整備されて、健脚の方は天拝山頂上まで足を伸ばされることをお勧めします。観音堂から天拝山山頂までは約10分です。
市指定文化財(記念物・史跡)
名称
椎谷観音堂
指定年月日
昭和48(1973)年8月1日
所在地
柏崎市大字椎谷772
点在する文化財
- 三十三身仏額( 市指定文化財:有形文化財・絵画、昭和49年9月1日指定)
- 頓入沙弥入定窟・石段および鉄鉢 (市指定文化財:史跡・記念物、昭和49年9月1日指定)
- 椎谷観音堂陰陽の弓と定紋蒔絵弓箱(市指定文化財:有形文化財・工芸品、昭和49年9月1日指定)
- 椎谷観音堂鰐口(市指定文化財:有形文化財・工芸品、昭和49年9月1日指定)
- 椎谷観音堂絵馬(市指定文化財:民俗文化財・有形民俗、昭和49年10月15日指定)
- 椎谷観音堂船絵馬(市指定文化財:民俗文化財・有形民俗、昭和49年10月15日指定)
- 香取神社栄寿丸石鳥居(市指定文化財:民俗文化財・有形民俗、昭和49年10月15日指定)
- 香取神社船絵馬(市指定文化財:民俗文化財・有形民俗、昭和49年10月15日指定)
- 閻魔堂
- 芭蕉の句碑「草臥(くたびれ)て宿かるころや藤の花」
- 仁王門
- 大龍上人廟跡
- 日限り地蔵
- 三十三観音札所の石仏
- いぼ地蔵
- 香取神社
- 宝物殿
- 椎谷観音大欅(市指定文化財:記念物・天然記念物、昭和50年7月1日指定)
- 天拝山山頂
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
産業振興部 商業観光課 観光振興係
〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2334/ファクス:0257-22-5904
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更新日:2020年10月22日