柏崎市名所案内「陣屋跡(じんやあと)、柏崎県庁跡(かしわざきけんちょうあと)」

2段の地形を利用して築造された陣屋

住宅地の中にある医師の塀で囲まれた柏崎陣屋跡、柏崎県庁跡と記された石碑の写真

柏崎陣屋跡、柏崎県庁跡と記された石碑

寛保元年(1741年)、白河へ領地を移された松平定賢は、これまでの扇町陣屋(現在の西本町一丁目の喬柏園付近)を廃止し、翌年、領内221箇村の総支配所として、東西100間、南北50間、総坪数5千坪の柏崎陣屋を大久保の高台に移しました。

陣屋内には、越後領を支配する御役所、天領を預かる預役所、各郡代官の詰める刈羽会所などの諸役所、郡代を筆頭にした役人とその家族の住む長屋などがありました。
明治に入ると、柏崎県庁がここに置かれましたが、柏崎県は1873年6月、新潟県に統合されました。

柏崎市指定文化財(記念物・史跡)

名称

陣屋跡及び柏崎県庁跡

指定年月日

昭和51(1976)年2月20日

所在地

柏崎市大久保2丁目511

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更新日:2020年10月21日