「名誉市民」ドナルド・キーンさん

名誉市民ドナルド・キーンさん

ドナルド・キーンさん（2019年2月ご逝去）は、日本文学の興隆に不断の研さんを重ね、著名な功績をあらわすとともに、柏崎市民の情操ならびに文化の向上に著しく貢献をされたことから、2014年7月1日に、特別表彰するとともに名誉市民称号を付与しました。

コロンビア大学の名誉教授であるドナルド・キーンは、世界的に著名な日本文学研究者でいらっしゃいますが、当市とも深いご縁があります。

キーンさんとのご縁

2007年7月に発生した中越沖地震の際は、その復興の一助にということで、キーンさんは、古浄瑠璃「越後国・柏崎弘知法印御伝記（えちごのくに・かしわざきこうちほういんごでんき）」の復活上演を提案されました。

そして、2009年6月に、柏崎市産業文化会館で上演が実現しました。

キーンさんが日本の国籍を取得されたのを機に、キーンさんのニューヨークのご自宅にあった多くの貴重な資料や書籍などを寄贈された（公益財団法人）ブルボン吉田記念財団により、2013年9月に「ドナルド・キーン・センター柏崎」が開館されました。

このことにより、柏崎からドナルド・キーン氏の日本文学や日本文化研究の成果を発信する場が生まれ、今では、本市の文化創造のよりどころとなっています。

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