剣道でつながる縁!ネパール居合道・剣道協会と柏崎剣道連盟の関係者が市役所を訪問しました
令和7(2025)年4月25日(金曜日)、ネパール居合道・剣道協会と柏崎剣道連盟の関係者が市役所を訪問しました。
これは、令和6(2024)年11月に、柏崎剣道連盟関係者から寄せられた剣道の道具を、柏崎剣道連盟の山岸弘久さんらがネパール居合道・剣道協会を訪問して寄付したことがきっかけです。
懇談の終盤には、市長が好きな曲だとしてネパールで親しまれている「レッサン フィリリ」を歌い出すと、ネパールの皆さんも手をたたきながら一緒に歌う一幕もありました。
訪問者
- ケシャブ・クリシュナ・ダンゴル氏((NIKA)会長
- エル・プラベシュ・クマール・アチャリヤ氏(ネパール居合道・剣道協会 事務局長)
- ラル・バハドゥール氏(ネパール青年スポーツ省 広報部長)
- スニタ・ダンゴル氏(教師、ネパール居合道・剣道協会 会長夫人)
- 山岸 弘久氏(柏崎剣道連盟)
- 後藤 慶一郎氏(柏崎剣道連盟)
- 中村 芳郎氏(柏崎剣道連盟)
訪問者のコメント
柏崎剣道連盟 山岸 弘久さん(写真一番左)
今回の寄付を通じて、ネパールの次代を担う少年少女が剣道の礼儀を重んじ、強く穏やかな心を持っているところを垣間見ることができました。ネパール国立スポーツ評議会からも継続的な支援要請があり、今後も関係者と連携して実施していきたいと思います。
ネパール居合道・剣道協会(NIKA) ケシャブ・クリシュナ・ダンゴル会長(写真左から3番目)
立派な剣道道具を寄付をいただき、ありがとうございます。カトマンズの剣道クラブや学校で、主に中学生・高校生を中心にありがたく使わせていただいています。
故・橋本龍太郎元首相(第82・83代内閣総理大臣)との縁でネパールでも剣道が広まりました。今後も日本から伝わった剣道の魂をネパールでも守っていきたいと思います。
櫻井市長
居合道や剣道を通じて、文化でもスポーツでも両国が繋がっていくことを嬉しく思います。
寄付の経緯
柏崎剣道連盟の山岸弘久さんが、知人の小川正史さん(元ネパール大使)から「ネパールの首都・カトマンズで、若い人々の間で武道を通じた日本文化への憧れが高まっている中で、防具が不足している。その改善と競技の普及のために協力してほしい」と依頼されました。
山岸さんは、ネパールでの剣道の現状を柏崎剣道連盟所属の関係者やOB・OGに事情を伝えたところ、使われなくなった防具12組や木刀、稽古着などが寄せられました。
また、剣道に励んでいた小学4年生の次男を病気で亡くしたことをきっかけに設立された「たくろう未来寄金」(土田茂博理事長)から新品の竹刀20本の寄付を受けました。
山岸さんはと小川元大使は、集まった剣道道具とともにネパールの首都カトマンズへ渡り、ネパール居合道・剣道連盟へ贈呈しました。
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2025年05月12日