子どもを健やかに育むために ―愛の鞭ゼロ作戦
「愛の鞭(ムチ)」は捨てましょう
子育てをしていると、子どもが言うことを聞いてくれなくて、イライラすることもあります。
つい、叩いたり怒鳴ったりしたくなることもありますよね。
一見、体罰や暴言には効果があるように見えますが、恐怖により子どもをコントロールしているだけで、なぜ叱られのか子どもが理解できていないこともあります。
最初は「愛の鞭」のつもりでも、いつの間にか「虐待」へエスカレートしてしまうこともあります。
体罰や暴言による「愛の鞭」は捨てましょう。
そして、子どもの気持ちに寄り添いながら、みんなで育んでいきましょう。
愛の鞭ゼロ作戦リーフレット (PDFファイル: 1.3MB)
体罰・暴言は子どもの脳の発達に深刻な影響を及ぼします
脳画像の研究により、子ども時代につらい経験をした人は、脳にさまざまな変化を生じていることが報告されています。
親は「愛の鞭」のつもりだったとしても、目に見えない大きなダメージを子どもに与えているかもしれないのです。
子ども時代のつらい体験により傷つく脳
- 厳しい体罰で、社会生活に極めて重要な前頭前野が萎縮。感情や思考に影響します。
- 暴言や親のDVを見聞きすることで、声や音を近くする聴覚野や視覚野が変形・萎縮。記憶力や学習能力に影響します。
「愛の鞭(ムチ)ゼロ作戦」5つのポイント
- 子育てに体罰や暴言を使わない
- 子どもが親に恐怖をもつとSOSを伝えらえない
- 爆発寸前のイライラをクールダウン
- 親自身がSOSを出そう
- 子どもの気持ちと行動を分けて考え、育ちを応援
子育てに悩みがあるときは、児童相談所全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」にご連絡ください。
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更新日:2023年06月22日