ヤングケアラー支援
ヤングケアラーとは、本来、大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを、日常的に行っている子どものことです。
年齢に見合わない責任の重いケアを引き受けることで、自分の時間が取れず、日常生活などに支障が出ることもあります。
ヤングケアラーのことを正しく知り、身近に困っているお子さんがいたらご連絡ください。
子どもが子どもでいられる町に —ヤングケアラーを支える社会を目指して｜厚生労働ホームページ
ヤングケアラーとは、例えばこんな子どもたち
イラスト出典：厚生労働省ホームページ
- 障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている
- 家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている
- 障がいや病気のあるきょうだいの世話や見守りをしている
- 目を離せない家族の見守りや声かけなどの気遣いをしている
- 日本語が第一言語でない家族や障がいのある家族のために通訳をしている
- 労働をして、障がいや病気のある家族の家計を支えている
- アルコール・薬物・ギャンブル問題を抱える家族に対応している
- がん・難病・精神疾患など慢性的な病気の家族の看病をしている
- 障がいや病気のある家族の身の回りの世話をしている
- 障がいや病気のある家族の入浴やトイレの介助をしている
ただし、年齢や成熟度に合った家族のケア・お手伝いは、子どもの思いやりや責任感を育みます。家族の助け合いを妨げるものではありません。
ヤングケアラーが直面する問題
大人が行うような家事や家族の世話を日常的に行うことで、次のような影響が出る場合があります。
- 学業への影響：遅刻・早退・欠席が増える、勉強の時間が取れない、など
- 就職への影響：自分にできると思う仕事の範囲を狭めて考えてしまう、自分のやってきたことをアピールできない、など
- 友人関係への影響：友人などとコミュニケーションをとる時間が少ない、など
学校生活に影響が出る、心や体に不調を感じるほどの重い負荷がかかっている場合は、注意が必要です。
身の回りのヤングケアラーに気付いたら連絡を！
子どもたちの健やかな成長のため、家庭内のさまざまな問題について相談に応じ、必要な支援につなげます。
子育て支援課（元気館内）
- 電話番号：0257-47-7786
- 受付時間：月曜日～金曜日の午前8時30分～午後5時15分 (年末年始・祝日を除く）
早朝や夜間、土曜日・日曜日などは、柏崎市役所（電話番号：0257-23-5111）へご連絡ください。
その他の相談窓口（毎日24時間対応）
児童相談所相談専用ダイヤル
- 電話番号：0120-189-783
24時間子供SOSダイヤル
- 電話番号：0120-0-78310、025-285-1212
この記事に関するお問い合わせ先
子ども未来部 子育て支援課 家庭支援係
〒945-0061
新潟県柏崎市栄町18番26号 元気館1階
電話：0257-20-4215/ファクス：0257-20-4201
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更新日：2022年11月04日